とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

東京オリンピックは感動を悲しみに変えるのか????

2021年07月27日 | 温古知新

 卓球混合ダブルス優勝の報は(TV観戦した)、正直「感動した!!!!」。あえて日本の戦いぶりに「耐えて、耐え抜き栄冠をつかむ」戦後の復興とだぶらせた名作?「NHK朝ドラ:おしん」(正直私は見ていないので内容はしらない。)のような感動ドラマなのだろう。一人の日本人として私なの中には「耐え忍ぶ」美学はある。

 しかし今日のコロナ感染者数東京都2848人をもってオリンピック開催を決断した、都知事、そして天皇に開会宣言を言わしめた首相は責任を取って辞任すべきだろう。演出家・音楽家の「過去の言動がオリンピック精神に反するもの」として即効辞任させたものよりも、「安心・安全」を保証して開催宣言を下し、自らの判断が「間違っていた」ことが判明した時点で、中止を宣言し責任を取るべきであろう。国際社会に対して、オリンピックの途中での中止という処置がどうなのか、よりも現況の安全・安心が担保されないことのほうが国際社会に対しての責任だろう。

 テニスの試合でも、選手からの開催時間の変更が提案されたが、当然だろう。むしろ高額所得のプレイヤーには金メダルよりも命優先者が出るだろう。ナオミちゃん負けたよね・・・・・?

 そもそも国外の観客を入れず、何が国際交流・親善のオリンピックといえるのか。しかも開催時期時間をアメリカメディア資本の言いなりになり、オリンピック貴族とイベントプロモーターのためのお金儲けビジネスのために、アスリートたちにあえて最悪な環境を提供することに、どこにスポーツマンシップがあるのだろうか?

 コロナがなくても連日の東京のこの暑さが、気象庁からの「熱中症警戒アラート」が連発される中、そもそも論としてアメリカの地方スポーツに過ぎないフットボールのためにアメリカスポンサーに忖度してまで誘致したのかが、理解できない。単なる石原慎太郎の名誉欲がなした誤謬なのか?。スポーツマン精神のかけらもない、これまでもまた近似ではコロナにかこつけ悪徳ビジネスをしまくりつづけた、某広告代理店とマスゴミの、某広告代理店、マスゴミによる某広告代理店、マスゴミのための酷暑オリンピックなのだろう。幸い無観客のため、熱中症の被害者の軽減はなるが、選手には最悪の環境の中のオリンピックだ。それにしても、見ているだけでも、選手には気の毒な環境で、暑さに耐える環境対応力が試される大会だけは間違いない。

 この大会の収支の赤字は誰が補填するのだろう?-都民税なのか、国税なのか?コロナによるダメージを受けた中で、次世代への赤字ダルマの積み上げは、少なくとも、役立たずの国・地方議員の歳費負担で賄って、増税だけは勘弁してほしい。「悪代官様、おねげー申しますだ」。

 

 

 

 


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