今日は田んぼの会の作業日だったが、雨で作業は来週に延期された。カミサンが娘のところに行くとのことで、1日中いないのを幸いにTVチャンネル権を奪われ、見れなかったラグビーTopリーグヤマハvsパナソニック、サントリーvsキャノンそれにチャンピオンシップ オールブラックスvsアルゼンチン、 スプリングボックスvsワラビーズの4試合を朝から見た。
最初に見たのは勝敗の行方が気になった、南アとオーストラリアの試合だった。
スプリングボックス23vs24ワラビーズ
南ア=スプリングボックスは前節にアルゼンチンに苦戦しながらも連勝したが、ワラビーズは初戦こそオールブラックスの連勝をストップさせた引き分けの試合をしたが2戦目は歴代最悪の点差をつけられ敗れたチームの立て直しに興味を持った。それはスタメンに現れていた。スプリングボックスは10番をアルゼンチン戦では温存して後半に立て直しに投入したエース、モルネ・ステインを最初から投入したことに現れ、またワラビーズではオールブラックス戦でゲームメイクできなかった9-10番を入れ替えての試合だった。
開始早々にワラビーズは、トライゲッターのイズラエル・ファラウが見事なステップで切り込みトライで先制点を奪ったものの、フォワード戦の優勢を生かしたステインの上手いゲームメイクでPGを重ね23-17で逃げ切るものと思われたが、残り3分に粘るワラビーズの攻撃に自軍深く攻め込まれたものの耐え、ペナルティーを得て深く敵陣に蹴りこみラインを割ればば勝負あったのだが、キックミスで浅い位置でしかもボールを取られ、繋がれトライでコンバージョンも決められ劇的なワラビーズの逆転勝利に終わった。1つのミスが命取りの典型でもありラグビーの面白さを味わった試合だった。
次に見たのは勝敗の行方が気になったヤマハの試合だった。
ヤマハ9vs14パナソニック
この試合のヤマハは五郎丸のスーパーキックが生かせないいつもの力だけのフォワードの凡ミスで自滅した試合だった。バックスには視界の広い選手がいるのに、フォワードの選手は周りが見えずに、空気が読めない8人ばかりでは折角のチャンスが活かせるわけがない。これだけスクラムで押しこみながら点に結びつかないフォワードも珍しいし、しかもチャンスを凡ミスでつぶし点に結び付けられてしまうフォワードも昨年同様で進歩がない。最後の五郎丸のスーパーキックで誰もが描いたモールでのトライを自滅させたフォワードの意識はどうなっているのか、このフォワードに必要なのは筋力ではなく、集中力だろう。このメンバーでいる限り「スクラムで勝てても勝負には負ける優勝には程遠いだろう。」と思った試合内容だった。
サントリー20vs17キャノン
この試合も前述同様最後の最後まで勝負の行方が分からない面白い試合だったが、内容は両チームともに凡ミスが多くしまらない試合だった。
最後のオールブラックスの試合は、アルゼンチンがどこまで点差を詰められるかが興味だったが結果は、オールブラックス28vs9アルゼンチン アルゼンチンの善戦だった。フォワード戦も善戦していたし、各選手ともキック力があり、スプリングボックスを追い詰めたのも納得できる実力が付いている。ただ、オールブラックスではダン・カーターの後継者がいずれもが「帯に短しなんとやら」で安定していないのがワールドカップに向けての不安材料かも。
トップリーグにも各チームにスタープレイヤーが加わり、今日見た録画を比較しても、確実にレベルは上がっているのは実感できるし、各チームに若手の活躍が目につくが、頂けないのは凡ミスの多さとラグビー場の内容だ。ワールドカップ Japanはどこまで進展しているのかが気になる時期になってきた。
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