とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

仕事旅 松山ー広島ー山口ー下関 その1

2011年05月21日 | 仕事旅&グルメ
 正直このルートの出張は食いしん坊人間にはたまらない。我が説として「市電の走る街は美味しい」の代表格の松山・広島がある。しかし今回は1泊2日で回るには日程が厳しすぎる。時間的に嗅覚を聴かせる余裕もなければ、昼飯時間も夕食時間も移動中なのだから。
 まず朝食抜きで羽田に来た。お目当ては「羽田弁当」だったがなかった。ガッカリ。出鼻をくじかれた。
 羽田ー松山の飛行は快適だった。河口湖上空を飛び、残雪残る乗鞍、立山を眺め琵琶湖を横切り、広島空港上空から瀬戸内海を越え着陸。リムジンで松山市駅に向った。ここで誤算。伊予鉄の本数が無いのだ。1時間4本なのだ。逆算すると昼食に要する時間は30分。すぐに高島屋のデパ食。「そば吉」の支店があるのは経験済み。そこですぐ出るものを聞くと「日替わり定食」というので即注文。本当にすぐ出てきた。


ミニ天丼+ミニざる+ミニ葛まんじゅう 1000円 まずまず。
今回天つゆをかけて食べる天丼を初めて味わった。そば吉だけなのか、松山流なのか?は定かでないが、江戸前天丼でもタレがご飯をベチャベチャにしてしまうのは好きではないし、今回は天つゆそのものをかけるのはましてやと思い、かけずに付けて食べた。

食べ終わってすぐに1階の伊予鉄松山市駅に、駅で訪問先至近の駅「鷹ノ子」にタクシーを待たせる予約を入れ、約束に時間に間に合わせた。

その後市内の訪問先を駆け足で回り松山観光港へ直行。松山での夕食を諦め、広島に期待をつないだ。しかし港の売店であなご寿司が目に入った。


簡易包装、伊予郡松前町浜 有限会社鈴木弁当店。見るからに地産・地消・手作り弁当。期待が膨らみそれだけで勝手に頭の中は「旨い、美味しい」が反響した。 船が出港し、これ又快適な船旅、サー喰ううかと気合を入れ包装を解くと、


穴子が少ない。添付のたれは「日本食研 鰻のたれ」。「穴子寿司」の表示と「伊予郡松前町」の表示はなんなのだと叫んだが、考えて見れば770円。 穴子の少なさは納得だが、蒸し穴子か焼き穴子の区別のつかない中途半端な調理はいただけない。

広島港から市電に乗り換えホテルに。9時過ぎに夕食の口直しと思ったが、出歩く気力も失せ、ホテル近くの寿司屋「寿司大将」に入る。夫婦で営むこじんまりとした店で、店に掲げたオスス目を眺め刺身の盛り合わせ、鯵の南蛮付け、適当に握ってもらい最後にかっぱ巻き。酒は医者に止められたことから「キリンフリー」1本閉めて4000円。カウンターに座っての値段はリーゾナブル。ここでの穴子は蒸しでタレも江戸前だった。


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