ExcelベースのWebシステム X・Cute

ひょんなきっかけで「X・Cute」なるソフトを知った。何度か説明会に出た。非常に面白い。むかし上司と喧嘩までして、まだ海のものとも山のものとも付かなかったPC９８を強引に導入し、当時としては数少なかったビジネスに使えるソフトを探し求め「大塚商会」をくどきPC PALのパソコン無料講習会を実施しEDP部門に無視されながらもパソコン時代を切り開いたときのワクワク感を思い出させるソフトに出会った。パソコン時代とは言いながらも、今も昔もEDP部門がデータを独り占めし、ユーザー部門の自由さは限られたものに過ぎない。そうした中で「X/Cute」なるソフトは純国産でExcelをベースにWebを介在させデータベースとのIn or Out　Putを行うソフトだ。なぜ開発されてから日がたつのにマスコミが取り上げないのか不思議なのだが、素人目からすれば非常に面白いソフトだ。四半世紀前にPC98を導入したさい、「おもちゃで仕事は出来ない」とEDP部門の者に言われ相手にされなかったが、ソフトの世界は「国産」が育たないのはなぜなのだろうか。トロンを出すまでも無くアメリカの属国と言われてもしょうがないくらいWordの日本語に慣らされた国民になってしまったのだから。
今当社に導入するのをためらっているのは、当方のスキルのレベルとOffice依存のソフトの先行きに不安があるからだ。マイクロソフトは常に独り占めをする会社である。Vistaで対応できるのか不安もある。なぜX/cuteはOpenOffice仕様で開発を進めなかったのだろうか。それにしても面白いソフトだ。