とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

サヴァリッシュ 追悼 その3

2013年03月05日 | サヴァリッシュ


録音時 交響曲8番 1989年4月  同 9番 1988年4月

 http://www.philorch.org/memory-wolfgang-sawallisch-1923-2013

 フィラデルフィア管弦楽団のホームページに、長文のサヴァリッシュ氏への追悼文が掲載されている。
 其の行間からは、氏への尊敬と、敬愛がにじみ出て10年間の音楽監督として桂冠指揮者としての、彼の
業績を、フィラデルフィア市民の宝として締めている。

 そんなん彼らと1993年、1996年 1999年と来日し、そして最後となった1999年の日本ツアーの曲目にドボル
ザークが選ばれた。メロディーメーカーとしてのドボルザークの素晴らしさを、フィラデルフィアの美音が応
えていたが、老いを感じさせない演奏だった。 

1999年5月14日 横浜みなとみらい

R.Strauss  Don Juan
C.Debussy Images
J.S.Bach Toccata und Fuge Stokovski ver
A.DvorK Sym No.9

 CDでは発売時も、今もあまり話題に上がらなかったが、HMVのNetショップで645円で販売されているしろもの
では無く、素晴らしいもので、芸術の価値はここまでデフレなのかと思った。
しかし演奏内容は録音ともども、ドボルザークの美しさがあふれる名盤で、セル=クリーブランドに匹敵する
ベストチョイスと思う。
  


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