前回の検査で前立腺癌のマーカーであるPSA値がコンスタントに上昇していることから、再発の可能性が高いとのことで、全身のCT検査と骨シンチ検査を受けるため、朝5時半起床で6時9分のバスで家を出た。小手指駅始発に乗りできれば電車の中で少し眠りたいと思い、始発で確実に座っていくつもりで家を出たのだが、6時台の電車もすでに駅では始発に乗るために行列ができていた。何とか池袋までは座れたものの、乗り換えの地下鉄有楽町線は座れずに豊洲でユリカモメに乗り換え、受け付け開始時間の8時ちょっとすぎについたが、すでに血液検査を待つ番号札は9番だった。
先生の指示された採血を8:30分に終了し、8:45分に核医療科での受付を済ませ、9時に造影剤の注射を受けることができた。その際、採決はいつも左側の手で行っているので、造影剤は右側の腕になった。採決は、看護師さんの腕前がすぐにわかるのだが、今日は男性の看護師さんで非常にうまく痛みを感じなかった。右腕はなぜか採血は、たいてい、看護師さんにパスされるのだが、今日の造影剤は右腕が残ったため、最初看護師さんは、「少しチクリと痛いかも」と言いながら打ってくれたが、ベテランの看護師さんだけあって、痛みは感じなかった。検査を受ける11時までの2時間が非常に長く感じた。
CT検査が始まってしばらくすると、機械が止まり、放射線科の先生が顔色を変えて出てきて、「最近、胸部に異常を感じませんでしたか」と尋ねてきた。私が「肋骨を骨折しました。」というとなぜかホとしたように戻られた。後で渡され検査レポートでは「左肋骨に多発性の集積あり、集積のパターンより外傷が考えられる。」となっていた。
検査結果の報告を主治医から受けたが現状癌の転移は認められないもののPSA値の上昇からは再発の可能性が高いので、ホルモン療法を始めたいとの提案が出され、方法としては、以前行った「女性ホルモンの注射」か、今回新たな提案として「カソデックスという錠剤の服用」が出された。両社のガイド冊子をいただき、来月までに、どちらを選択するか、疑問点を整理してきてくださいと言われ、2007年以来通い続けているが、初めて、予約時間道理に終了したが、それでも会計が終わり病院を出たのは13時半だった。
途中ユリカモメからは築地市場の移転場所「豊洲市場の全容」が現れた。2007年時は一面の野原に遠くに「スカイツリー」の工事現場も見えない状況から、汚染土壌の掘削櫓が立ち並ぶ光景、そして3.11の汚染土壌の一時保管b所、そして湾岸の高層マンション群の中から浮かび上がるスカイツリーとユリカモメからの写真風景は変貌したが、果たして「豊洲市場」開業の風景を私は見ることができるのだろうか。「ホルモン治療を受ければ、正常者との10年後の生存率は変わらない」とのことだが?
とにかく疲れた。すぐに家路についた。
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