とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ウィーン弦楽四重奏団のさよならコンサートを所沢ミューズで聴く

2014年11月22日 | クラシックコンサート

カミサンが西武鉄道主催のハイキングに行くので、昼も夜も自分でやってねと言って出かけてしまった。まずは昼飯を兼ねて所沢へ、久しぶりの商店街だが高層マンション立ち並ぶが、地元の商店の元気が見えない。結局昼飯はチェーン店「てんや」でカキの天丼。そのあと市役所に、所沢市が10月24日に緑の都市賞=国土交通大臣賞を受賞した一貫として、これまでの自然保護の一連の動きを展示したコーナーを設けた。その出発点が我らの「菩提樹田んぼの会=山口の自然に親しむ会」の環境大臣賞受賞がスタートとしての位置付けをしていただいた。そのあと航空公園を散策しミューズにいった。

 

 

 昨年は、ジュリアード四重奏団の設立メンバーとしての最後の公演=さよならコンサートだったが、今日はウィーン四重奏団の設立50周年+さよならコンサートだった。3階席をクローズしたとはいえ、ほぼ満席の盛況だった、演奏曲目もウィーンらしくウィーンが歴史的にも輝いた時代の曲でまとめていた。正直私の手持ちのLP.CD,DVDにはこれまで1枚もこの演奏者のものはない。しかもハイドンは手持ちはない。今日の演奏も、モーツァルトをこんなに甘く演奏していいのかな?なんてと思ったり、シューベルトの「死と乙女」はもっとドラマティックに引き込むんだろう?と思ったりしたが、「秋の日のヴィオロンの・・・・・・・・」ではないが、まどろみを誘う気持ち良い調べがホールに響いた。そしてアンコールはモーツアルト弦楽四重奏曲No17「狩り」から第3楽章が、これまたフェードアウトして消え去りゆく様は、さよならコンサートとして素敵だった。会場を出ると5時過ぎだったが、夕陽も消えていた。

 夕食は再度所沢の商店街の「大戸屋」でNetで好評のカキフライを食べた。「夏はアナゴで冬はカキ」が私の定番だが今日は昼・夜カキだがどちらも値段を考えると文句なく美味かった。

 良い音楽に、好物を食する、これぞ良き一日

 



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