昨日、菩提樹田んぼで作業していたとき、意識を失い倒れた。幸いまわりに田んぼの会の方々がいらして駆けつけてくれた。すぐに意識は戻ったが、救急車を呼んでくれた。
これまで何度か親を救急車で病院搬送した経験はあるが、まさか自分が乗るとは思わなかった。
田んぼの会に参加するに当たっては、当日の状況をNetの天気予報でしらべ、厳しい状況を予想して、ペットボトル2本を持参して参加したが、作業開始後からいつもとは違う発汗状況になった。すぐに作業から抜け出しタオルで首の周りをそれこそ水浴びするように冷やし、持参のペットボトルのお茶を飲み干した。今日冷静に判断すればこの行為が今回の引き金になったと思われる。
到着した救急車にすぐに乗せられ、救急士の方から、血圧と体温を測られた。血圧は178-98と高いがすぐに128-73に下がり、体温は36.5と平熱だった。倒れた衝撃で左肋骨に痛みを感じ、顔に擦り傷を負ったことから、救急士は熱中症ではないとの判断をもたれたようで、当初搬送予定した、近くのTM病院ではなく、脳梗塞を予想されたようで、MRI検査を要請できるTC病院を選択した。
休日の所沢市内は渋滞のようで、何度も道を明けてくださいの拡声器の声が聞こえた。
病院に着くと市内の裏道に精通している息子の運転でカミサンが先に着替え一式を用意してスタンバイしていた。健康保険証、病院の診察券、車の免許証はいつも一緒に持参していることから、カミサンに保健証を渡した。
すぐに病院の看護士さんが、血圧、検温、採血を行った。その後着替えをするまもなく、心電図、頭、胸のX線撮影をし、休診中の診察室に通されそこで着替えをし、その部屋で点滴を受けた。程なくして点滴をしたままでMRI検査室に連れて行かれた。看護士さんからMRI検査の経験の有無を聞かれたので、5回ほどありますと答えると、それでは金属類をはずしてベットに乗ってくださいと指示されたので、「ヘッドフォンは着けないのですか」とたずねると、当病院はパッドで両耳をふさぐ方式ですと言われ気分が悪くなったら呼び鈴を押してください。10分間程度かかります。これから始めますといわれ洞窟に入れられ、いつものドドドド・・という工事の掘削機の音が始まった。
この間さまざまなことが頭に浮かんだ。まず前日の同じ時刻に起きていたらという想いが浮かんだ。前日は狭山湖・多摩湖のサイクルロードを走っていた。意識を失えば自転車ごと転倒し車道に投げ出されたはずだ。そこに車が通りかかれば、私はともかく運転者が急ハンドルをきれば巻き添え事故を起こした可能性もでた。また前日の方が条件が厳しいのに、快適なサイクリングを味わったのに、なぜ軽作業のしかも休み休みの運動で倒れたのか、2日間の相違点が頭の中を駆け巡った。
前日 当日
相違点 衣服 袖なし速乾ランニングウエアー 長袖 速乾スポーツシャツ(虫除け用)
飲料 市販のペットボトル(麦茶) 自家製水出し煎茶
500mm*2 分散して飲む 500mm*2(一気のみ)
カップアイス スイカ
条件 常に風を受けた 無風
明らかな相違は水分補給の仕方とナトリウムの含有量(市販品は含まれる)。そして風の有無だと思った。
MRI検査が終了し再度診察室のベットで点滴を続けた。これまで受けた点滴に比べ時間があまりにも遅く感じたので、見回りに来た看護士さんにそのことを言うと、「そうですね」と言って誰の目からも3倍程度の速度になった。それを見ていた息子は「親父はいやな患者だな。2-30分早くなっても、どうせ今日しなければならない仕事はないだろう。黙っていればよいものを、看護士さんの気分を害してどうすんだ。」としかられた。
程なく点滴も終わり、結果報告を院長先生より受けた。まずMRI,X線では異常は見られないとのことでほっとした。検査結果からは原因の特定はできないが、症状は脱水症状だが熱中症ではないと言われた。血液検査の結果からは「腎臓機能の低下」が認められることから、推測すれば腎臓機能の低下による脱水状況といえるが、それがなぜ今日起きたかはわからない」とのことだった。
正直なぜ「今日倒れたか」が不明であれば「また明日倒れる」可能性があると言うことだ。もともと腎臓の1つは全摘手術を受け、現在も通院中であることから、腎臓の先生に話を聞くことにしようとまずはその場を終わりにして帰宅した。
そして息子とカミサンに頼みお世話になった方にお礼のご挨拶にまわり帰宅したが、どうしても腎臓機能の低下と脱水症状のメカニズムが知りたく、ネット検索で、「腎臓機能の低下 脱水症状」を検索ワードでググルと結構多く出てきた。その中では「かくれ脱水」という項目でなぜ子供と高齢者に脱水症状が多いのか問う解説を見つけた。子供は腎機能の未成熟、老人は腎機能の加齢低下と言うことだ。私はそれに手術による消失が加わる。
ではなぜ昨日急に脱水状況を起こしたかだが、これも「かくれ脱水」の中で低張性脱水と言う項目で説明があった。全文を転載すると水分より電解質のほうを多く失い、体液が薄くなっている状態が低張性脱水です。その状態で、大量の汗をかいて、電解質を多く失っているのに、電解質濃度の低い飲料や、お茶を大量に飲んだときにおこります。
正に昨日の私の状況はこれだったのだとおもわれます。
私の場合は、常々腎臓の先生から、「多量の汗をかく運動の禁止」を言い渡されているのですが、運動量ではなく「発汗量」が問題の本質を、運動でかく汗を勝手に基準にしたところで昨日の事態に及んだことを思い知らされました。汗は気象条件で変化するそのことを見間違った結果だったと反省しています。
本日早速薬局に行き緊急事態に備え経口補水液 OS-1ゼリーを買い求め今後の対応にしました。
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これまで何度か親を救急車で病院搬送した経験はあるが、まさか自分が乗るとは思わなかった。
田んぼの会に参加するに当たっては、当日の状況をNetの天気予報でしらべ、厳しい状況を予想して、ペットボトル2本を持参して参加したが、作業開始後からいつもとは違う発汗状況になった。すぐに作業から抜け出しタオルで首の周りをそれこそ水浴びするように冷やし、持参のペットボトルのお茶を飲み干した。今日冷静に判断すればこの行為が今回の引き金になったと思われる。
到着した救急車にすぐに乗せられ、救急士の方から、血圧と体温を測られた。血圧は178-98と高いがすぐに128-73に下がり、体温は36.5と平熱だった。倒れた衝撃で左肋骨に痛みを感じ、顔に擦り傷を負ったことから、救急士は熱中症ではないとの判断をもたれたようで、当初搬送予定した、近くのTM病院ではなく、脳梗塞を予想されたようで、MRI検査を要請できるTC病院を選択した。
休日の所沢市内は渋滞のようで、何度も道を明けてくださいの拡声器の声が聞こえた。
病院に着くと市内の裏道に精通している息子の運転でカミサンが先に着替え一式を用意してスタンバイしていた。健康保険証、病院の診察券、車の免許証はいつも一緒に持参していることから、カミサンに保健証を渡した。
すぐに病院の看護士さんが、血圧、検温、採血を行った。その後着替えをするまもなく、心電図、頭、胸のX線撮影をし、休診中の診察室に通されそこで着替えをし、その部屋で点滴を受けた。程なくして点滴をしたままでMRI検査室に連れて行かれた。看護士さんからMRI検査の経験の有無を聞かれたので、5回ほどありますと答えると、それでは金属類をはずしてベットに乗ってくださいと指示されたので、「ヘッドフォンは着けないのですか」とたずねると、当病院はパッドで両耳をふさぐ方式ですと言われ気分が悪くなったら呼び鈴を押してください。10分間程度かかります。これから始めますといわれ洞窟に入れられ、いつものドドドド・・という工事の掘削機の音が始まった。
この間さまざまなことが頭に浮かんだ。まず前日の同じ時刻に起きていたらという想いが浮かんだ。前日は狭山湖・多摩湖のサイクルロードを走っていた。意識を失えば自転車ごと転倒し車道に投げ出されたはずだ。そこに車が通りかかれば、私はともかく運転者が急ハンドルをきれば巻き添え事故を起こした可能性もでた。また前日の方が条件が厳しいのに、快適なサイクリングを味わったのに、なぜ軽作業のしかも休み休みの運動で倒れたのか、2日間の相違点が頭の中を駆け巡った。
前日 当日
相違点 衣服 袖なし速乾ランニングウエアー 長袖 速乾スポーツシャツ(虫除け用)
飲料 市販のペットボトル(麦茶) 自家製水出し煎茶
500mm*2 分散して飲む 500mm*2(一気のみ)
カップアイス スイカ
条件 常に風を受けた 無風
明らかな相違は水分補給の仕方とナトリウムの含有量(市販品は含まれる)。そして風の有無だと思った。
MRI検査が終了し再度診察室のベットで点滴を続けた。これまで受けた点滴に比べ時間があまりにも遅く感じたので、見回りに来た看護士さんにそのことを言うと、「そうですね」と言って誰の目からも3倍程度の速度になった。それを見ていた息子は「親父はいやな患者だな。2-30分早くなっても、どうせ今日しなければならない仕事はないだろう。黙っていればよいものを、看護士さんの気分を害してどうすんだ。」としかられた。
程なく点滴も終わり、結果報告を院長先生より受けた。まずMRI,X線では異常は見られないとのことでほっとした。検査結果からは原因の特定はできないが、症状は脱水症状だが熱中症ではないと言われた。血液検査の結果からは「腎臓機能の低下」が認められることから、推測すれば腎臓機能の低下による脱水状況といえるが、それがなぜ今日起きたかはわからない」とのことだった。
正直なぜ「今日倒れたか」が不明であれば「また明日倒れる」可能性があると言うことだ。もともと腎臓の1つは全摘手術を受け、現在も通院中であることから、腎臓の先生に話を聞くことにしようとまずはその場を終わりにして帰宅した。
そして息子とカミサンに頼みお世話になった方にお礼のご挨拶にまわり帰宅したが、どうしても腎臓機能の低下と脱水症状のメカニズムが知りたく、ネット検索で、「腎臓機能の低下 脱水症状」を検索ワードでググルと結構多く出てきた。その中では「かくれ脱水」という項目でなぜ子供と高齢者に脱水症状が多いのか問う解説を見つけた。子供は腎機能の未成熟、老人は腎機能の加齢低下と言うことだ。私はそれに手術による消失が加わる。
ではなぜ昨日急に脱水状況を起こしたかだが、これも「かくれ脱水」の中で低張性脱水と言う項目で説明があった。全文を転載すると水分より電解質のほうを多く失い、体液が薄くなっている状態が低張性脱水です。その状態で、大量の汗をかいて、電解質を多く失っているのに、電解質濃度の低い飲料や、お茶を大量に飲んだときにおこります。
正に昨日の私の状況はこれだったのだとおもわれます。
私の場合は、常々腎臓の先生から、「多量の汗をかく運動の禁止」を言い渡されているのですが、運動量ではなく「発汗量」が問題の本質を、運動でかく汗を勝手に基準にしたところで昨日の事態に及んだことを思い知らされました。汗は気象条件で変化するそのことを見間違った結果だったと反省しています。
本日早速薬局に行き緊急事態に備え経口補水液 OS-1ゼリーを買い求め今後の対応にしました。
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大変お騒せいたいたしました。
今後ともよろしくお願いします。