とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

オペラのチケットを購入がてらに池袋演芸場に行く。

2018年06月27日 | オペラ

 所沢の音楽ホールミューズは、以前はオペラ公演も行っていたが、もともとがオーケストラコンサートを主体としたつくりだけに、オペラ公演には無理があった。また中ホールのマーキーホールは演劇を主体としたホールだが、収容人数が800人と少なく、オーケストラピットも狭く、結局所沢でのオペラ公演は2014年のコンサート形式のカルメンを最後に見れなくなった。

 都内での毎年のように海外からのオペラの引っ越し公演があるが、所沢から見に行くには、コンサートよりも帰りの時間が遅くなることから、オペラ好きなのだが、生でのオペラはあきらめていた時に、偶然練馬文化センターでのオペラ公演を知った。2015年はプラハ国立歌劇場の「椿姫」2016年はローマ・イタリア歌劇団(実体のない名称を日本公演に向けた名で寄せ集め集団だったが)「ボエーム」2017年はハンガリー国立歌劇場の「こうもり」と観てきた。文化会館での来日公演や本場(もっとも、バイエルンとパリ・バスチーユ劇場のみだが)見たものには、オーケストラピットが狭くフル編成が入れない、、舞台の奥行きがなく遠近感が出ないなど、ホール自体が、歌舞伎・能・狂言を意図した設計だけに、制約を受けるが、反面一番安い席でも歌手の声が明瞭に聞こえ、小編成のオケと溶け合った良い雰囲気となる利点があることから、値段のの安さにもひかれ通い続けている。

 今回はプラハ国立歌劇場の「フィガロの結婚」とあって、発売日当日に予約を入れ、一度本場の生のオペラを見たいので連れて行けと娘にせがまれていたことから娘の分も昨日引き換えに行った。

 チケットの引き換えだけに電車賃を使うのはもったいないと、ネットで池袋演芸場の下席を見ると、柳家三三、柳亭市馬、柳亭左龍と盆・暮興行でもないのに揃えた顔ぶれに、即寄ることに決めた。池袋には昼前に着いたので、とりあえず三省堂で文庫一冊購入、好日山荘で登山用シャツ購入と田舎暮らしには都心に出るとやることが多い。腹ごしらえには池袋では立ち食い蕎麦の「大黒そば」が定番だったが、のれんを下ろして久しい。仕方なしに二番手の「IWAMOTO」に向かった。天ぷら*蕎麦=650円は、蕎麦とシャリの違いはあるが神保町のてんぷら「いもや」と同値段。コスパは「いもや」が勝るが、「iwamoto」の蕎麦は「大黒そば」亡き後では池袋No1と思っている。

 演芸場に開場20分前に着くとすでに行列ができていた。

 池袋演芸場は落語をきくには程よいサイズで良いのだが、いつも、目当ての芸人さんに袖にされる。今回は渡された番組表に市馬の名がない、そして左龍がドタキャンで馬石に、市馬が圓太郎に変更は許されても、馬石への変更は、金と歩の交換だろう。気のせいか、三三も枕が長く本題がぼけた。演芸場を出ると、椅子のせいか(年のせいなのだ)腰痛が起こり電車のつり革にぶらさがり帰宅した。

 

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