とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

春風に誘われて所沢市内を歩く 

2014年03月12日 | Weblog

 今日は起きると、気温が高いのを肌で感じた。やっと春がきた感じだ。でも鳥さんはもっと敏感で、あれだけ多くいた、カモもカンムリカイツブリも、狭山湖を飛び去り、すでに冬鳥たちの姿は、ツグミを残すだけの気配だ。

 そんなことで、免許証の書き換え通知が来ていたことを思い出し、狭山丘陵へは行かずに、久しぶりに所沢市内を歩くことにした。まずは所沢警察署へ、航空公園駅前からのケヤキ並木は浦所街道同様に所沢の誇れる風景だが、まだケヤキの芽吹きはなかった。

待たずに、30分の講習と免許の再交付を受け、所沢の自慢できるミューズに立ち寄った。10月公演のマリンスキー劇場とゲルギエフのコンサートチケットの売り出しが3月23日からだと知った。この日はちょうどゲハルト・オッピッツのオールベートーベンプロのリサイタルの日なので、購入することを決めた。所沢にはミューズ以外にも、ユニークなコンサートホールがあるのを先日初めて知った。松明堂音楽ホールだ。新所沢駅前にある収容客数100名に満たない極小ホールだが、来月12日に寺神戸氏のバッハのバイオリンソナタが行われると知ってチケットを買いに行った。

ミューズの裏手から航空公園に入った。シジュウガラのさえずりが響き春の訪れを耳で感じた。公園内に蝋梅が咲いていた。

航空公園から所沢駅へ歩いた。それこそ何年振りだろうか、駅前の「吉野家」に入った。ちょうど昼時なのにがらがらだった。牛丼ではなしに、季節外れのすき焼きなべ定食を注文したが、吉野家は牛丼に限ると後悔した。食べ終わり中心街をとおり西所沢駅に歩いた。東京堂という時計修理の専門店を見つけた。永年勤続の記念品にもらった、振り子付きの壊れた置き時計を思い出し、店に入り修理費の見積もりを聞き出すと、8千円から15千円の範囲というので、考えてしまった。

マンションは通りは、いまだ発展形で計画地は西所沢駅まで続いていた。金山町交差点近くの「すずき」パン店時代からひいきにしているパン屋さんに入り、ここの一押しのブドウパンを買った。西所沢から我が家まで何箇所か梅林は今が盛りだったが、もうすぐ桜が咲く。家に着き何歩歩いたかを観ようとポケットに手を入れたが、歩数計を入れ忘れてしまった。頭にボケの花が咲いた。



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