とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

池袋WAVE 閉店 最後のCD 

2008年11月11日 | Weblog


埼玉・西武ライオンズの優勝セールを池袋の西武デパートで行っていた。
ジャイヤンツフアンとしては面白くないが、所沢住民としては地元だ。DVDのバーゲンがあるかとデパート内のWAVEの売り場をのぞいたら優勝セールならぬ、閉店セールをしていた。池袋WAVEはそれこそLP時代の高校からの付き合いだ。それが閉店となるとは・・・・・・。
当時は国内版は山野、英米盤は秋葉原の石丸、フランス、ドイツ盤とマイナーレーベルはWAVEだった。
WAVEではCD時代にはDISQUES MONTAIGNEのミュンシュ、ハスキルを見つけたときのことを思い出す。
CD断ちをカミサンに宣言したが、今日は500円セールの中に、ターリッヒのドボルザークの6番、7番の交響曲とシェリングの68年のプラハの春のリサイタル(バッハ、ベートーベン、ブラームス)を見つけ記念として買った。
またひとつ、自分の思い出が消えていくような気がする。
シェリングのCDは正に歴史的名盤と言うかDVDのベートーベンのコンチェルト同様に歴史の1シーンを演じている。「プラハの春」の歴史的事件の時間軸の中で歴史に残った演奏だ。ターリッヒは1938年の録音はどんなにリマスターしても38年の音だ。しかしこの年もチェコにとっては時間軸で見れば歴史的事件の年であった。30年の隔たりの中で演奏された歴史的音を聴いた。これが私の音楽に目覚めさせてくれたお店の閉店記念となった。


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