正月は、息子も娘も「コロナ」を意識し、帰宅しないとの連絡を受け、暮に買い込んだ、正月食品を夫婦二人で食べつくした。後は年末・年始の楽しみは、高校・大学のラグビーをTV観戦するだけとなった。
今年の決勝戦は、高校も大学も力の差が歴然とした結果で、その差がどこにあるのか考えさせられた。
高校
▽決勝 桐蔭学園32―15京都成章
戦いは当たり前のことだが、攻めなければ勝てない。前半こそ、京都成章の守りは素晴らしかったが、サッカーとの違いは「守り」では勝てない。前・後半ともに攻め抜いた桐蔭の2連覇は攻め続けた結果だった。桐蔭学園の卒業生の何人かは来シーズンには秩父宮でまた姿が見られる選手となるのだろう。
大学
▽決勝 天理大 55-28 早大
これだけ決勝戦で点差が開いた試合が過去にあっただろうか?それだけ天理大のパワーは衝撃的だった。明大戦でも同様の印象を持たが、どちらかと言えば防護力のある早大を力で切り刻んでの得点だけに早大にとっては「完膚なきまでの敗北」だった。帝京大のパワーラグビーの克服に早明は9年を要したが、天理大は帝京大を超えられるのだろうか?それにしても同志社の復活が見られないのは何が問題なのか?。大学スポーツも野球やサッカーのように、高校からプロに向かう傾向が定着し、TVはおろかマスコミからも消えて行っている。大学スポーツとして盛り上がっているのは正月に放映される本来は、関東学連のローカル行事の「箱根駅伝」と「ラグビー」だけとなった。
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