ひとりごと

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プラレール「40周年プラスチック汽車(赤色)」の修理

2020-10-11 20:25:56 | プラレール

プラレール「40周年プラスチック汽車(赤色)」の修理途中品を
譲って頂ける機会があり、今回復活に向け挑戦しました。

モーターのピニオン割れがあり、譲って頂いた方でここのピニオンは
交換済とのことです。

【↓頂いた状態です】


減速機(ギヤ部分)はおおよそ組まれている状態だったこともあり、ギアの位置関係はわかりました。


ギヤBOXの構造的に、スイッチOFF時にギヤがフリー(手ころがしで遊べる)
ようになっています。過負荷時のクラッチはギヤBOX内ではなく車輪軸の
ピニオン部がその役目をしているようです。


ギヤ関係では、10Tのピニオン2個に割れがあり、はめあいが緩いこともあり手持ちのピニオンと交換。

 

下の写真のギヤのボスにもクラックがあったので、クラック止めの穴(Φ0.6mm)
を開けたあとにクラック箇所にセメダインPPXを流し込み、端部(ギア側)をΦ0.3mmの針金で補強しました。

 

スイッチの電極が外れていました(プラスチックを溶かしてカシめてある箇所が取れていました)。
これは電極をエポキシ接着剤で貼り付けて対応しました。

 

組み立てて、ギヤボックスの試運転をするとモーターが動きませんでした。(モーター単体では動く)

調べてみると、モーターピニオンの先と別ギヤ軸のカラーが接触しているようなので、モーターのピニオンを少し打ち込み
逃がしたところ無事動くようになりました。


ややギヤ音が大きい感じですが、モーター~クラウンギアベベル部の噛み合いのところの音がメインだと思われます。
スラストが0.5mm強あるので、銅板で作成したシムを組み込んで、スラストが0.1mm程度になるよう調整しました。
(多少静かになりました)


 

ギアBOXの車体カバー固定部のツメが片方折れていたのでエポキシ接着剤とプラ板補強(接着)で対応しようとしたのですが、接着力が弱く車体カバーへの組み込み時に接着が取れてしまったので、Φ0.6mmの針金で結んでおいてエポキシを盛って対応しました。
(ここの箇所って車体カバーからボス出してネジ止めにする方が絶対良いと思うので、設計ミスだと思います。)

【最初接着で失敗】

 

【針金&エポキシで固定】

【ウエイト位置】





これで完成。

無事動くようになりました。

 

 

以上になります。


#プラレール プラスチック汽車 修理 ギヤ ギア



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