昨夜も、野村監督のことをNHKの「クローズアップ現代」で放映していました。
死亡原因が虚血性心不全ということで、沙知代夫人と同じということです。
お二人にはやはり何かあるのでしょうね。
クローズアップ現代での野村監督の独特な喋りが、思う存分聴くことが出来ました。
ただ、監督も人の子でしたね。
息子の克則さんのことに、親父らしいことをしてやれなんだ!!
と、話していましたが、克則さんが、親父とおふくろの子供であったことがよかったと
感謝を述べているのを聴き、うれしそうな顔をしていたのが印象的でした。
ところでこの番組の中でも、出てきましたが
野村語録の中で有名な言葉があります。
その一つは。
『勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けあり』
という言葉が、有名です。
実はこの言葉は
江戸時代の中期から後期にかけての人物で、九州 肥前 第9代平戸藩主
松浦静山の言葉であるのですね。
松浦静山は、剣の達人でもありました。
彼は、剣術書も著わしていますが、その「剣談」のなかで前述の言葉が
述べられています。
クローズアップ現代では、監督としての役目で、人を見る目の大事さを説いていました。
この人の教育でNHKでは
「金を残す人生は下」
「事業を残す人生は中」
「人を残す人生こそが上」
と、解説し、最後に「人を残す人生こそが上」をクローズアップされていました。
所で、この言葉ですが、この言葉も実は、先人の言葉であります。
この言葉は
明治の後藤新平の言葉として伝わっています。
後藤新平は、皆さんご存知のように、東京市の第7代の市長でもありました。
経歴は、沢山あり過ぎて省略します。
伯爵まで上り詰めた人です。
彼の言葉について、三島通陽の「スカウト+話」によれば、
後藤が倒れる日に三島に残した言葉である。といわれます。
その言葉は、
「金を残して死ぬ者は下だ」
「仕事を残して死ぬ者は中だ」
「人を残して死ぬ者は上だ」
と述べたと伝わります。
さて、---閑題ーーです。
今日は、次の4文字漢字の一文字が間違っていますので、
正しく直してください。
① 放腹絶倒 ② 匍匐全進 ③ 膠着情態 ④ 風光明美
⑤ 正浄明潔 ⑥ 虚心坦壊 ⑦ 即心成仏 ⑧ 経世済眠
以上です。
次は、昨日のブログ「ノムさん感謝!!」の漢字の読み方です。
① 慟哭ーーどうこく ② 呪縛ーーじゅばく ③ 貪るーーむさぼる
④ 諧謔ーーかいぎゃく ⑤ 匿うーーかくまう ⑥ 沐浴ーーもくよく
⑦ 厠ーーかわや ⑧ 剃髪ーーていはつ ➈ 夭折ーーようせつ
➉ 炬燵ーーこたつ
以上でした。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた!!!