ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

ジャコオオオー!

2006-12-07 17:58:36 | CD

落ち着け店主(ハァハァ)。

こんにちは、12/9(土)の熊本尚美&Paulo Aragãoのショーロデュオライヴを前に早くも心落ち着かないワタクシです。ライヴ、というよりもその後に行われるホーダ・ヂ・ショーロを前にして、というのがより正確な言い方ですね。店主、今回はいつものパンデイロはもちろん、初めてカヴァキーニョで参戦します。課題曲は2曲のみなんとかやっつけおっつけで覚えました。CochichandoとNa Gloria。後者は名古屋讃歌にしてやろうとの店主の一存で決めた課題曲ですが、ギャラリーも楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。前回2月にCafe Dufiさんで同企画を開催したときは、特にホーダ稽古が良い雰囲気で、お店のスタッフの方々にも喜んでいただけました。あれの再現を目指します。土曜の晩は是非Dufiさんでリオの疑似体験をお楽しみ下さい!と引き続き集客努力に余念のない店主を笑って見守ってやって下さい。

さて。
本日、やっと、ようやく、待望のアイテムが杁中に到着しました(なんでそういつも杁中って地名を強調するかね)。その名も「Tocando com Jacob」、ブラジル不世出のバンドリン奏者にしてショーロ作曲家、ジャコー・ド・バンドリンの楽譜&マイナスワン音源付2枚組CDのセット教材です(税込6,200円)。
これがまた至れり尽くせり。まず音源はLP「Chorinhos e chorões」「Primas e bordões」の2枚、計24曲を収録。オリジナルトラックのすぐ次に、ジャコーの演奏のみ抜いたマイナスワン音源が続きます。そして楽譜はクラリネット等の移調楽器用にB♭ヴァージョンまで用意されております。素晴らしい。正にジャコーなりきり教材。まるでお子様雑誌「てれびくん」の付録によくあるペーパークラフトの仮面ライダーなりきりキットみたいです。いやそういうのと比較したら怒られそうですが、これでこの価格は絶対お値打ちでしょう。ウチではなんとか10セット確保致しましたが、既に先行予約で数組は押さえられています。週明けになって生き残っていたら通販に回しますので是非ご用命下さいませ(←思い切り宣伝)。

・・・これでバンドリンTAB譜も収められてればなあ・・・。とおそろしく低レベルな願望がふと顔をのぞかせる店主の胸のうちをわかってくれる方はいらっしゃるでしょうか。ああ、エポカ・ヂ・オウロの伴奏をバックに、本来ジャコーの奏でしメロディを自分が代わりにいつの日か紡ぎ出すことができるかと思うと胸のトキメキがおさまりません。これって恋?
というわけでとにかく来年こそはマイバンドリン、絶対確保します!