ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

新着情報

2008-07-14 23:16:59 | CD

こんにちは、梅雨明けもほとんどまだだというのに猛暑が続きますが、地球温暖化はいよいよここまで来たかと危機感を募らせつつもエアコンを回しっぱなしにしているひどい男・サンバタウン店主です。許して地球。自分の部屋用にもう1台扇風機を調達するようにします。

さて、暑さにうだってばかりもいられません。今回は旧作CDを中心に入荷しました(あいにくDVDはゼロです)ので、通販アップ前に情報を上げておきます。例によってメール(zezi@sambatown.jp)にて個別にご注文も承りますので、お探しのアイテムがありましたら是非~。

・Ana Carolina/ Estampado
・・・アナお姉様の3作目。1曲目のアレンジはデオダート。このへんからスケールがやたらとデカくなり始めましたね。

・Caetano Veloso/ A bossa de Caetano
・・・日本で一番売れたと言われるカエターノ作品。普通のコンピなのにね。やはりボサノヴァ人気には勝てない!

・Caetano Veloso/ Joia
・・・カエターノの「美しき三部作」といわれるAraça azul, Joia, Muitoの中で店主が一番好きな1枚。美しさ・危うさ・優しさ・ワケのわからなさにおいて非常にバランスの取れたカエターノらしさ溢れる傑作。

・Caetano Veloso/ Muitos carnavais…
・・・カエターノがフレヴォばかり扱った問題作。ジャケでドン引きした人の数あまた。そりゃ売れんて。時代がようやくカエターノに追いつき、今ここに再入荷!

・Douglas Aguiar/ Boca a boca 【新譜】
・・・マドリード在住ブラジル人ミュージシャンはレオ・ミナックスだけではなかった!期待の新人、ドグラス・アギアール。ペドロ・ルイス&パレーヂと、ウルグアイのホルヘ・ドレクスレルの両方ともにお好きな方は迷わずチェック!カッコいいです。

・Elizeth Cardoso/ Elizethíssima
・・・あの68年ジョアン・カエターノ劇場での奇跡の名演に次ぐ81年の傑作ライヴ盤!ショーロにどっぷりハマる以前から長らく店主の愛聴盤でもあったわけですが、ようやく今年になってこの演奏の面々がウィルソン・ダス・ネヴィス、そしてジョエル・ナシメント、ルシアーナ&ハファエル・ハベーロであったということを突き止めまして遅まきながらも感動しております。

・Emilio Santiago/ Emilio Santiago(75)
・・・MPB界の五木ひろし・エミリオの75年作。もんのすげえメンバーがバック、ユルいサンバグルーヴが最高!

・Fatima Guedes/ Muito intensa
・・・ファチマ・ゲヂス98年の佳作。入手困難盤ですよ!

・Grupo Fundo de Quintal/ Samba é no fundo do quintal Vol.2
・・・これも今となっちゃレア。フンドヂのセカンドアルバム!

・Jair Rodrigues/ Em branco e preto 【新譜】
・・・実は新譜!(笑)衰え知らずのジャイール翁、徹頭徹尾ゴキゲンなサンバチューンです。

・João Bosco/ Ao vivo 100a apresentação
・・・不滅の名盤、補充に次ぐ補充です。

・João Bosco/ Linha de passe
・・・「酔っ払いと綱渡り芸人」のオリジナルバージョンを聴きたいアナタはコレを。

・Leny Andrade/ Luz negra - Nelson Cavaquinho por Leny Andrade
・・・94年あたりに製作されたレニのネルソン・カヴァキーニョ集。アレンジが当時メロウサウンドに傾倒していたG.ペランゼッタなもんで好みは分かれますが、数曲参加のジョアン・ヂ・アキーノ(バーデンの従兄弟)のギターが妙に鬼気迫ってて凄いです。

・Luiz Bonfa/ O violão e o samba
・・・ルイス・ボンファのサンバギターを堪能あそばせ。

・Marco Pereira & Gabriel Grossi/ Afinidade
・・・ご存知ブラジリアンギター界の巨匠とクロマチックハーモニカの若き天才が織り成す超絶音遊びデュオ。

・Marianna Leporace & Willians Pereira/ A canção, a voz e o violão
・・・店主が密かに推して推して推しまくる「声とギター」の隠れた名盤。ボサというよりはミルトン、ジャヴァン好きなアナタに是非。ちなみに店主はこのW.ペレイラというギタリストの演奏が本当に好きです。

・Moinho/ Hoje de noite 【新譜】
・・・サンバ・ホッキ・バイアーノというユニークなアプローチで業界の評判となっている新感覚のグループ。

・Nicolas Krassik e Cordestinos 【新譜】
・・・ヴァイオリニスト名手ニコラス・クラシッキ、遂にここまでどっぷりノルデスチに足を踏み込んだか!生粋のショーロファン離れが心配されますが、いい!そんなもん許す!何回やってもおれが許す!最高。

・Novos Baianos/ F.C.
・・・バイーア桃源郷時代の名作、ノーヴォス・バイアーノスの3作目。充実しまくりの名盤でございます。

・Novos Baianos/ Serie dois momentos -F.C.(3rd) & Novos Baianos(4th)
・・・「一粒で二度美味しい」を歓迎される方は、3作目「F.C.」と4作目「Novos Baianos」とのカップリング盤はいかが。いやね、上の「F.C.」とダブりオーダーしちゃいまして、ははは(苦笑)。

・Raul de Barros/ O melhor da gafieira
・・・トロンボーン名手、ハウル・ヂ・バホスのガフィエイラチューンばかりを集めたコンピ盤です。出来は微妙(売り手が言うな)ながらもガフィエイラファンはどうしても気になっちゃう1枚。たぶん。

・Toninho Horta/ Toninho Horta (EMI 1980)
・・・トニーニョの通称「う~さぶっ」アルバムの紙ジャケ再発盤が1枚のみ入荷しております。

・TP4/ Superduper 【新譜】
・・・一つ前の記事で紹介した確信犯的カヴァーバンドです。超雑食派の音楽ファンに捧げます!

・VA/ Batucada brasileira
・・・ブラジリアングルーヴをカラダに染み込ませたいアナタに!バトゥカーダ(打楽器アンサンブル)素材集でございます。サンバ入門者なら誰もが一度は通る道。

・VA/ Choro & Cia
・・・単なるショーロコンピものと思いきや、中身はなんと全盛期(と思われる)のエヴァンドロの演奏。しかも収録されているのはショーロどスタンダードナンバー。格好のバンドリンお手本音源集と言えましょう。ヘジオナウ形式につき管楽器系はほとんど入ってませんので悪しからず。

・VA/ Tropicália - ou panis et circencis
・・・3年越しの悲願、遂に成る。ブラジル音楽史上に残る問題作「トロピカーリア」、ようやく再入荷です。これを聴けばカエターノ本人も語るように、ジルベルト・ジルこそがトロピカーリアであったというのが理解できるでしょう。ここでのジルのエナジー迸り度はちょっと尋常じゃない。ああ、日伯交流100周年に間に合って良かった・・・(←あまり意味のない感慨)。