ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

ペーやん系をもうひとつ

2011-01-25 22:22:01 | CD

こんにちは、MP,Bのジョアン・マリオです。
嘘です!!!

いやあ、冒頭から力強い嘘で始まりましたが、みなさんもついてますか、メンチーラ。
ひょっとしてワタシはだんだんアタマがおかしくなってきてるんでしょうか。

さて、昨日ご紹介しましたペドロ・ルイス&パレーヂ(以下PLAP)のライヴ盤に関連して、もう一枚オススメのアイテムを記事に採り上げてみようと思います。

アーティストの名はアナ・クララ・オルタ(Ana Clara Horta)。むう、名前の響きからして良さげですね。作品タイトルは「オルビタ(órbita)」とな。ジャケもステキ。ビスコイト・フィーノからのリリースです。
クレジットを見ますと、プロデュースがマリオ・モウラ。PLAPのメンバー(ベース弾いてる長身の人ね。モノブロコではスルド担当)であります。へええ、マリオこんな仕事もするんだ(←しゃべったことないけどな)。
バックメンバーで注目すべきはフェルナンド・カネッカ。前にこんな記事で彼のことを褒めちぎったことがありますが、今回はフォーク/エレキ/テナーギターで大活躍。気になるヴィオラゥン(ナイロン弦ギター)はというと、アナ・クララ嬢ご本人が、耳当たりの実に気持ち良い歌とともにやたら達者な演奏を聴かせてくれます。この人、かなりの才女とみました。特別ゲストにアコーディオン奏者のキコ・オルタが参加していることから、どうも血縁関係にあるんではないかという気がします(←まだ調べてないけどな)。

1曲目・2曲目は現地リオでウケそうなファンキーな出だしのトラックなので、それは一旦おいといて日本のリスナーには3曲目のタイトル曲「órbita」から試聴していただくのがメリョールでしょう。
ペーやんも6曲目にデュエットしてまして、この力の抜け具合がもう凄くイイんです。彼がソロアルバム作るようなことがあれば、こんな感じの曲をベースにした作風にしてほしいですね。

以上、とても良いアルバムでした!PLAPファンはもちろん、ホベルタ・サー、アナ・ルイーザ、アドリアーナ・カルカニョットあたりがお好きな方は撃沈率がすごく高いと思いますので是非チェックを。

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