CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-060「サラリーマン金太郎 魁」(日本)

2025年02月23日 13時46分38秒 | 日本映画

ちょっと落ち着きましょうよ

 ヤマト建設に入社した矢島金太郎は、初の本格的な仕事として、九州の地熱発電所のプロジェクトを任される。意気揚々と大仕事に赴く金太郎だったが、下請け会社の工事のボイコットや地元住民の発電所建設反対運動など、多くの困難が眼前に立ちふさがる。

 そんな中、ケガの療養で世話になる温泉宿を手伝うようになった金太郎は、これまで見えてこなかった町の人々の思いや、隠されたさまざまな事情に気付いていく。(「作品資料」より)

 

 人気コミックを実写映画化した「サラリーマン金太郎 暁」に続く2部作の後編。

 ヤマト建設に入社した金太郎は、初めてのプロジェクトを任されることになる。

 それは九州での地熱発電所の建築。

 しかし、様々な難問が金太郎の前に立ちはだかり、プロジェクトは中止になろうとする。

 金太郎は持ち前の大っぴらな性格と度胸と大胆な行動で問題を解決していこうと奮闘する。

 下請け業者のボイコットに、地元住民の反対運動、そして全ての裏にある政治の闇。

 誠実な言動もあるが、腕にものを言わせることもあり、これで解決になるのかと思ってしまうが、話としては溜飲下げるものになっている。

 前作では、会社の派閥争いがあり、辞任させられた大島社長の下で動いていた鷹司が今回も何か関わりがあるよう。

 そして政財界の闇のフィクサーと言われる男との戦い。

 ラストの決着については、意外な展開となるが、日本の現代、未来を考えさせられる話にもなっていたな。

 金太郎の人間性から多くの人が惹きつけられるようだが、途中のモテモテぶりは羨ましい限りである。

 また続編作ってほしい作品でもあったな。

/5

監督:下山天

出演:鈴木伸之、城田優、石田ニコル、文音、影山優佳、竹島由夏、米倉れいあ、山口大地、斎藤さらら、前田瑞貴、川合智己、佳久創、草川拓弥、水谷果穂、勝矢、斉藤陽一郎、八木将康、市川知宏、尾美としのり、中田喜子、本田博太郎、浅野温子、榎木孝明

於:池袋HUMAX CINEMAS


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