CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-045「悪鬼のウイルス」(日本)

2025年02月13日 00時30分28秒 | 日本映画

鬼の証拠を見せようと思いまして

 都市伝説調査の動画の撮影のため、仲間の日名子、颯太、奈々枝とともに神隠しの噂がある旧石尾村へ向かったYouTuberの内川智樹。しかし、彼らはそのまま消息不明となり、村外れのトンネル付近で4人が借りていたレンタカーが警察によって発見される。

 そこに残されたビデオカメラには、施錠された家々、武装した制服の子ども、監禁された大人、そして新月の夜に発症する奇病・腐り鬼に侵される大人たちといった驚がくの映像が残されていた。(「作品資料」より)

 

 都市伝説の調査の動画を撮影するために旧石尾村を訪れた若者たちが思いもよらぬ恐怖に直面する姿を描いたホラー。

 冒頭、ある事故の様子が映し出される。

 その後、智樹、日名子、颯太、奈々枝の4人はYOUTUBEの撮影のために神隠しの噂のある旧石尾村を訪れる。

 動画の撮影ということで、その映像で映し出されるP.O.V,となっている。

 村を訪れた智樹たちは村のある家に泊めてもらうが、夜、そこの男が豹変し、智樹たちに襲い来る。

 前半はP.O.V.で映し出されていたが、智樹たちは行方不明、動画だけが発見されたという、実はファウンド・フッテージとなっていたよう。

 後半は通常の撮影で描かれるが、智樹は撮影を続けていたよう。

 新月の夜、大人たちは鬼に豹変する。

 子供たちは、その時には隠れながらも、鬼たちが来れば戦う。

 女子高生と思しきマイは智樹たちを助け、鬼たちと戦う。

 マイのみならず、管理人と称する者たちのアクションが後半は繰り広げられる。

 果たして鬼たちの襲撃から逃れ、智樹たちは村から逃れられるのか。

 大人たちが鬼になる理由が幾つか語られるが、本当の理由とは。

 ここで、冒頭のシーンが絡んでくる。

 襲い来る鬼たちと戦いながら村から脱出しようとするサバイバル・ホラー。

 興味深い話ではあった。

 ラストシーンで思ったのは、鬼になるのは夜じゃなかったのか。

/5

監督:松野友喜人

出演:村重杏奈、太田将熙、桑山隆太、華村あすか、吉田伶香、大熊杏優、町田大和、角由紀子、鳥之海凪紗、田中要次

於:シネマート新宿


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