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あのサメは特別なの
キャットアイランド沖合では巨大リグ施設による石油資源採掘の特殊作業が急ピッチで進んでいた。周辺の海は一見静かに見えてはいたものの、時折サメの姿が目撃されていた。
無謀な採掘により海底の氷床を突き破り、太古の巨大ザメを深い眠りから覚まさせてしまっていたのだ。やがて巨大ザメは人間を襲い始め、遂にはリグ施設までも破壊してしまう。
リグ施設で働く作業員は間一髪逃げてキャットアイランドに辿り着くのだが。(「作品資料」より)
5千万年前から生息していた巨大ザメが襲い来るパニック・ホラー。
沖合で石油資源採掘のため巨大リグ施設が稼働する中、その周囲を巨大ザメが周遊し、時に人間を襲っている。
食いちぎられた人の腕や脚が浜辺に打ち上げられているのだが、あまり大騒ぎになっていない。
施設の者たちはサメを監視しているだけで、手を施すことがない。
すでにサメは存在しており、設定としては採掘作業により海底の氷床を破ったため、そこからサメが現れたという。
オーソドックスなサメ映画のようであるが、映像はかなりチープである。
サメの姿は合成映像からぬいぐるみのような感じ。
体調は15〜18メートルと言っていたが、その大きさは感じられない。
冒頭、恐竜を襲うシーンがあるが、恐竜の大きさがサメの口の大きさくらい。
そんなわけで、これまた突っ込みどころ満載の作品であった。
こういう作品だと予め知っていないと辛い作品だな。
主人公になるかと思しき人物が途中退場するのは、少し意外かと思えるストーリー展開などは少し面白いか。
/5
監督:アーロン・ドレイク
出演:ジェイミー・モーガン、ジェフ・カーケンドール、ティム・ハッチ、ジェームス・カロラス、キャサリン・スー・ヤング
於:シネマート新宿
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