CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-233「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」(スペイン・フランス)

2024年08月06日 00時09分14秒 | スペイン映画

最高の相棒になる

 1910年。若き日にともに雇われガンマンとして働いていた旧友の保安官ジェイクを訪ねるため、シルバは馬に乗って砂漠を横断する。

 メキシコ出身のシルバはしっかり者で感情的、つかみどころがないが温かい心の持ち主だ。一方、アメリカ出身のジェイクは厳格な性格をしており、冷淡で不可解で、シルバとは正反対だった。出会ってから25年が経つ2人は酒を酌み交わし、再会を祝い愛し合う。

 しかし翌朝、ジェイクは前日とは打って変わり、シルバがここへ来た本当の目的を探ろうとする。(「作品資料」より)

 

 31分の短編。

 20世紀始めのある町を舞台とした西部劇ドラマ。

 保安官をしているジェイクの元に25年ぶりにシルバが訪ねてくる。

 2人は旧友であり、かつて愛し合っていた仲。

 突然のシルバの来訪に戸惑いながらも家に招き、愛し合うジェイク。

 しかし、翌朝ジェイクはシルバへの態度を豹変させる。

 街で女性が殺され、疑われているのがシルバの息子で、シルバは彼を助けるためジェイクの元を訪れたのではないかと言う。

 ジェイクの家を出たシルバは息子の元へ向かう。

 ジェイクは彼の息子を見つけるため、シルバの後を追う。

 物語はジェイクがシルバを追跡しながら、かつての2人のことを思い出す様と、追跡の果てに起こる顛末を描いている。

 ジェイクはシルバの息子を捕えるか、あるいは殺害するのか。

 意外かなと思う顛末であったが、最後は穏やかな雰囲気で終わったようである。

 短い故、物足りなさを感じる部分もあるが、それなりにハッピー・エンドと感じる話でもあったな。

/5

監督:ペドロ・アルモドバル

出演:イーサン・ホーク、ペドロ・パスカル、ペドロ・カサブランク、マニュ・リオス、ジョルジュ・ステアン

於:新宿シネマカリテ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 24-232「先生の白い嘘」(日本) | トップ | 24-234「台北アフタースクー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スペイン映画」カテゴリの最新記事