CINECHANが観た映画について

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基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-075「劇場版 トリリオンゲーム」(日本)

2025年03月06日 15時21分21秒 | 日本映画

わがまま通すには金がいるんだよ

 世界No.1企業の時価総額と同等の資産、1兆ドルを稼いでこの世のすべてを手に入れるべく、さまざまな事業に挑戦しては予測不能な作戦で成功を重ねてきた天王寺陽(ハル)と平学(ガク)。「トリリオンゲーム社」を日本トップクラスの大企業にまで成長させた2人は、日本初のカジノリゾート開発に挑むことに。

 世界一のカジノ王・ウルフを次なるターゲットに定める彼らだったが、裏では2人の友情を引き裂く巨大な陰謀がうごめいていた。(「作品資料」より)

 

 人気コミックを実写ドラマ化し、その劇場版となるのが本作。

 コミック、ドラマ共に未見。

 ハルとガクの若き起業家2人が、更に上を目指して挑戦していく姿を描いたドラマ。

 2人で立ち上げたトリリオンゲーム社を日本有数の優良企業にまで押し上げたハルとガク。

 本作では、世界に打って出るため、世界のカジノ王、ウルフ・リーとの提携で、日本初のカジノの建設に参画する。

 参画しようとしているもう1社との競合で、建設予定地の住民たちから反対も上がる中、ハルは思い切った行動に出る。

 物語は、カジノ建設を手中に納められるかだけでなく、カジノ開業から思いもよらぬ事件の発生、更にハルとガクの本当の目的が明らかになっていく。

 ハルという人物は物怖じしない、こうと決めたらハッタリをかまして突き進んでいく男。

 魅力的な人物であるが、一緒に何かを成し遂げようとするのは、難しいところもあるだろう。

 ハルとガクの間にも揺れる思いが生じたりする。

 カジノが舞台、ギャンブルということで、一発逆転の勝負としては判りやすい設定だったかな。

 果たして、ハルとガクは何を目的とし、更に成り上がろうとするのか。

 色々仕込まれ、最後に逆転を目指す、展開としては面白いエンターテインメント作品であった。

/5

監督:村尾嘉昭

出演:目黒蓮、佐野勇斗、今田美桜、福本莉子、鈴木浩介、竹財輝之助、あかせあかり、原嘉考、津田健次郎、シシド・カフカ、田辺誠一、石橋凌、吉川晃司、國村隼

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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