CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-067「大きな玉ねぎの下で」(日本)

2025年03月01日 01時09分58秒 | 日本映画

伝えたいことは、ちゃんと伝えたい

 夜はバー、昼はカフェとして営業する店「Double」で、夜と昼にそれぞれ働く丈流と美優。業務連絡用のノートだけでつながる2人だったが、次第に趣味や悩みもつづるようになりひかれあっていく。丈流と美優は互いの素性を知らないまま、大きな玉ねぎの下(日本武道館)で初めて会う約束をする。

 一方、あるラジオ番組では、顔を知らずに好きになった文通相手と日本武道館で初めて会う約束をしたという30年前のエピソードが語られる。

 令和と平成の2つの恋が交錯し、やがて奇跡が起こる。(「作品資料」より)

 

 爆風スランプの曲をモチーフとしたラブ・ストーリー。

 1つの店で夜はバー、昼はスイーツの店が営まれ、業務連絡としてノートにそれぞれ書き込んでいく。

 やがて夜のバイトの丈流と昼のバイト、美優は業務連絡のみならず、互いの悩みなどを書くようになり、互いに気になる存在となっていく。

 しかし、2人は既に出会っており、現実の2人の関係は険悪。

 なんとなく「ユー・ガット・メール」のような展開であるが、果たして2人の関係がどうなるのか気になる展開。

 丈流と美優の話のみならず、30年前の文通をしている相手の恋模様も描かれる。

 それぞれ会ったこともない相手への想いが描かれるが、その2つのエピソードが思いもよらぬ繋がりを見せる。

 なんとなく予想できる繋がりではあったが。

 ちなみに江口洋介、原田泰造、西田尚美、飯島直子が集うシーンは、かつてのトレンディ・ドラマを連想させ、違う意味での懐かしさを感じたな。

 現在と30年前の2人は、それぞれ日本武道館、大きな玉ねぎの下で会うことを約束する。

 果たして会うことはできるのか。

 曲の懐かしさもあり、2つのカップルの行く末も気になる展開であった。

 曲だと2人は会うことは出来なかったのだが。

/5

監督:草野翔吾

出演:神尾楓珠、桜田ひより、山本美月、中川大輔、伊藤蒼、藤原大祐、窪塚愛流、瀧七海、伊藤あさひ、休日課長、和田正人、asmi、飯島直子、西田尚美、原田泰造、江口洋介

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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