CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-068「SKINAMARINK スキナマリンク」(カナダ)

2025年03月01日 18時12分37秒 | カナダ映画

トイレが消えた

 真夜中に目が覚めた2人の子ども、ケヴィンとケイリーは、家族の姿と家の窓やドアがすべて消えていることに気づく。

 歪んだ時間と空間に混乱する2人は、暗闇に潜むうごくめく影や悪夢のような恐ろしい光景に、次第に飲み込まれていく。(「作品資料」より)

 

 夜中、家の中で目覚める2人の子供。

 囁くような声で言葉を交わしているが、父親も母親も姿が見えず、家の中で何か異変が起きているよう。

 そんな状況で2人の子供が体験するものを映し出すホラー。

 個人的には、2人の子供のうち、1人は異世界の存在、霊なのではと思っていたのだが。

 時代設定は1995年ということになっている。

 映し出される映像は、家の中の一部分を映し出し、ほとんど動くことがない。

 そんな映像が次々と場面変化していく。

 2人の子供たちに関しても、全身は映されず、下半身だけ。

 ほとんど声だけであったな。

 また映像は、かなりノイズらしきものが多かった。

 ファウンド・フッテージかと思うようなところがあったが、途中でようやくそのノイズらしきものが何かは判明する。

 しかし、その理由は判らなかったな。

 光と闇が交錯する家の中で、窓やドアが無くなる。

 更にトイレまで。

 そして映し出されるノイズのようなもの。

 正直、この状況が何であるのか理解できなかったし、あまり動きのない映像に眠りに誘われそうになったな。

 終盤にはもっとハッキリさせた映像が流れるかと思ったのだが。

 不穏な雰囲気はホラーの要素があるが、怖さではそれ程でもなかったな。

 いずれにしても、ちょっと理解に苦しむ作品であった。

/5

監督:カイル・エドワード・ボール

出演:ルーカス・ポール、ダリ・ローズ・テトロー、ロス・ポール、ジェイミー・ヒル

於:池袋HUMAX CINEMAS


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