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トイレが消えた
真夜中に目が覚めた2人の子ども、ケヴィンとケイリーは、家族の姿と家の窓やドアがすべて消えていることに気づく。
歪んだ時間と空間に混乱する2人は、暗闇に潜むうごくめく影や悪夢のような恐ろしい光景に、次第に飲み込まれていく。(「作品資料」より)
夜中、家の中で目覚める2人の子供。
囁くような声で言葉を交わしているが、父親も母親も姿が見えず、家の中で何か異変が起きているよう。
そんな状況で2人の子供が体験するものを映し出すホラー。
個人的には、2人の子供のうち、1人は異世界の存在、霊なのではと思っていたのだが。
時代設定は1995年ということになっている。
映し出される映像は、家の中の一部分を映し出し、ほとんど動くことがない。
そんな映像が次々と場面変化していく。
2人の子供たちに関しても、全身は映されず、下半身だけ。
ほとんど声だけであったな。
また映像は、かなりノイズらしきものが多かった。
ファウンド・フッテージかと思うようなところがあったが、途中でようやくそのノイズらしきものが何かは判明する。
しかし、その理由は判らなかったな。
光と闇が交錯する家の中で、窓やドアが無くなる。
更にトイレまで。
そして映し出されるノイズのようなもの。
正直、この状況が何であるのか理解できなかったし、あまり動きのない映像に眠りに誘われそうになったな。
終盤にはもっとハッキリさせた映像が流れるかと思ったのだが。
不穏な雰囲気はホラーの要素があるが、怖さではそれ程でもなかったな。
いずれにしても、ちょっと理解に苦しむ作品であった。
/5
監督:カイル・エドワード・ボール
出演:ルーカス・ポール、ダリ・ローズ・テトロー、ロス・ポール、ジェイミー・ヒル
於:池袋HUMAX CINEMAS
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