CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-242「アステロイド・シティ」(アメリカ)

2023年09月24日 11時25分36秒 | アメリカ映画
宇宙人が隕石を盗んだ
 1955年、アメリカ南西部の砂漠の街アステロイド・シティ。隕石が落下して出来た巨大なクレーターが観光名所となっているこの街に、科学賞を受賞した5人の少年少女とその家族が招待される。
 子どもたちに母親が亡くなったことを言い出せない父親、映画スターのシングルマザーなど、参加者たちがそれぞれの思いを抱える中で授賞式が始まるが、突如として宇宙人が現れ人々は大混乱に陥ってしまう。
 街は封鎖され、軍が宇宙人到来の事実を隠蔽する中、子どもたちは外部へ情報を伝えようとするが。(「作品資料」より)


 「犬ヶ島」等のウェス・アンダーソン監督のファンタジー・コメディ。

 本作は二重構造のような話になっており、まず脚本家のコンラッド・アープが作品を書き上げたことが伝えられ、それが1955年を時代設定とした砂漠の街、アステロイド・シティの話。

 隕石が落下して出来た巨大なクレーターが観光名所であるこの町に様々な人々が集まってくる。

 単なる通りすがりかと思いきや、隕石落下のためか、そこには宇宙科学研究所があり、ジュニア宇宙科学賞の祭典が開かれ、その出席のために人々が集まってきているよう。

 妻を亡くしたばかりで子供たちを連れたオーギーや、グラマラスな女優でシングル・マザーのミッジなどが街にやって来て、彼らが街で過ごす様子が描かれる。

 途中、脚本家、コンラッドや俳優たち、更にはスタッフの姿も描かれる。

 正直、この二つの話がどのように展開し、どこに行き着くのか判りにくかった。

 描かれる人々の言動は、ちょっとシニカルで、コミカルな雰囲気もあり、興味深かった。

 更に、そんな彼らの前に宇宙人が到来する。

 これにより、街は封鎖、情報流出阻止のため、人々は街に閉じ込められてしまう。

 果たして、この物語の行き着く先は?

 ちょっと掴みどころのない話ではあったが、大事件のおかげで、少し何かが変わったという決着かな。

 何気に出演者が豪勢であったな。

{/baseball//5

監督:ウェス・アンダーソン
出演:ジェイソン・シュワルツマン、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス、ジェフリー・ライト、ティルダ・スウィントン、ブライアン・クランストン、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、リーヴ・シュレイバー、ホープ・デイヴィス、スティーヴン・パーク、ルパート・フレンド、マヤ・ホーク、スティーヴ・カレル、マット・ディロン、ホン・チャウ、ウィレム・デフォー、マーゴット・ロビー、トニー・レヴォロリ、ジェイク・ライアン、ジェフ・ゴールドブラム
於:池袋HUMAX CINEMAS

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