CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-241「MAD CATS」(日本)

2023年09月23日 00時30分37秒 | 日本映画
ゴキブリと百足の共同生活の話知ってっか?
 2年前に兄が失踪し、自堕落な生活を送るタカのもとに1本のカセットテープが届き、テープから「兄を助けにいけ」「“ある木箱”も盗み出せ」という2つの指令が流れる。
 指令に従い木箱を盗むことに成功したタカだったが、武装した謎の女化け猫軍団「MAD CATS」の出現によって兄の救出には失敗。どさくさに紛れて一緒に行動するハメになったホームレスのたけぞうと2人で、MAD CATSから逃げ惑うことに。
 そんな彼らを無口でクールな少女が助けるが、彼女がタカたちを助けた背景には、彼女自身のある過去が関係していた。(「作品資料」より)


 監禁された兄を救い出すため、行きずりのホームレス、たけぞうと謎の少女と共にMAD CATSの元へ乗り込むことになるタカ。

 そんなタカの奮闘を描いたアクション・コメディ。

 日本が舞台のようであるが、無国籍感があり、日本語と英語で会話したりするシーンもあるが、英語には字幕無し。

 何となくニュアンスで言っていることは判るかな。

 手元に送られてきたカセットテープの指令により、監禁された兄を救い出そうとするタカ。

 しかし、監禁しているMAD CATSの面々は凶暴で、監禁した人間の首を刎ねたりする。

 MAD CATSの面々は言葉を発しないが、その動きと、時折発する鳴き声で、実はネコじゃないのかなと思う。

 襲われるタカとたけぞうを助けた謎の少女が〝化け猫〟と言っていたので、何かしらの理由で人間の姿に変化したのだろう。

 そんなMAD CATSと戦うことになるのだが、ハッキリ言ってタカとたけぞうには戦闘能力無し。

 わーわー騒いで、完全にお笑い担当になっていたな。

 戦うのは謎の少女で、MAD CATSも女性ばかりなので、アクションは女性だけ。

 アクションはなかなか見応えあったな。

 あまり深掘りする話でもなく、何故MAD CATSとなったのかという説明もなく、ことは展開していく。

 アクションとオーバーな程の笑いが楽しめる一本だった。

 途中、たけぞうが話す、ゴキブリと百足の話は面白かったけどな。

/5

監督:津野励木
出演:ミネオショウ、松浦祐也、絢寧、ストーン・マイケル・アーロン、山中聡
於:新宿シネマカリテ

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