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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-324「超 感染 ファイナル・デッド」(中国)

2019年12月22日 13時20分31秒 | 中国映画
優しい、を辞書で引いてみろ
 明るい性格だけが取り柄の、冴えない運転手ジャックは、高級ホテルの駐車場で、会食中のボスを待っていた。
 その時、ホテルの中で大量の人喰いゾンビが出現。逃げ惑う人々が次々と餌食になっていくなか、ジャックはホテル最上階のスイートルームに閉じ込められたボスから救助要請の電話を受ける。
 車のトランクから1本の金属バットを手に、無我夢中で最上階へと向かうジャック。
 やがて、“感染者”に占領されたホテルで生き残った5名は、安全な軍事基地への脱出を試みるが。(「KINENOTE」より)


 突然ゾンビが発生し、パニックに陥った街。
 ホテルの最上階に閉じ込められることとなったジャックたちのサバイバル行を描いたサスペンス・ホラー。

 何故感染によるゾンビが発生したのかは不明。
 ホテルの駐車場で何か関係がありそうなバンがあったのだが、ハッキリしたことは判らず。

 ホテルの最上階で会食中であったボスの要請で、金属バットを持って上がっていくジャック。
 そこにはボスたちを襲ったゾンビたちの死体。

 権力者らしきリー書記の提案で軍事基地を目指すことにする。

 そして途中、リー書記が持っているという会社の工場に立ち寄るが、そこで思わぬ危険に迫られる。


 展開としては、こういうパニック・ホラーにはよくあるものだったかな。

 6人で逃げようとするが、その中には自分が助かるために、人の道を外れたような行いをする者もいる。

 そんな中で、ジャックはいつも明るく振舞い、大学中退という負い目はあるものの、人には分け隔てなく対応する。
 ちょっと生き残るには性格が優しすぎる感じがする。

 工場ではゾンビの襲撃の他にも危険が迫り来る中、ジャックたちは生き残ることが出来るのか。

 対ゾンビ、対人間というクライマックス。

 途中退場してしまう人物も登場するが、それは他人を助けるために取る決断によるもの。

 最後に人は他人のために犠牲になることが出来るということか、自らの命の終わりを感じたとき、他人に何かを託してしまうものなのか。

 そういう面ではラストも王道かなと思うような展開となるが、ジャックたちの行く末が気になるサバイバル・ホラーではあった。

/5

監督:スカイ・ワン
出演:マーティン・ヤン、ミンイー・ヤン、イーナン・ジャン、レイ・ワン
   フェンジュー・ジア、チャンフア・チェン、シンプソン・タン
於:シネマート新宿

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