CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-015「FPU 若き勇者たち」(中国)

2025年01月20日 00時08分35秒 | 中国映画

英雄じゃない、我々は警察官だ

 中国の組織警察隊FPUは国連から要請を受け、政府軍と反政府組織の武力紛争が激化するアフリカへ派遣される。

 チームワークを重視する分隊長ユーや正義感が強い狙撃手ヤンら精鋭メンバーたちは最も危険な地域に足を踏み入れ、逃げ場をなくした人々の安全確保に尽力する。大量虐殺やテロ攻撃、暗殺、暴動、人質事件などさまざまな困難に立ち向かい、何度も命の危険にさらされながらも、現地の人々の平和を取り戻すため、そして隊員全員が無事に帰国するために戦い続ける。

 そんな彼らの前に、思わぬ運命が待ち受けていた。(「作品資料」より)

 

 FPUとは国連平和維持警察隊のことで、国連から要請を受け紛争国に赴き、平和維持に努める。

 特殊部隊ではなく、警察官たちである。

 しかし、彼らが赴いたアフリカ某国では政府軍と反政府軍の対立が激しく、常に一触即発の状態。

 外国人がやって来ることに反感を覚える者たちもおり、早々に暴動に遭ったりする。

 しかも指揮権は国の軍部にあり、すぐに反撃も出来ない。

 そんな中でも、規律を重んじる分隊長のユーや狙撃手のヤンは危険を乗り越え、国民のために活動し、徐々に信頼を得ていく。

 銃撃戦や爆破などの緊迫したシーンが何度も映し出される。

 ヤンはしばしばユーに反発した行動を見せたりする。

 単に正義感が強すぎるだけかと思ったが、ユーとはある因縁があったりする。

 そして反政府軍のリーダーの悪行を証言するという者たちの護衛にあたることになるユーたちであるが、証言を阻止しようとする反政府軍たちが彼らを襲撃する。

 折しも台風が接近するという悪天候の中、危機に陥ったユーたちは無事に逃れることが出来るのか。

 警察官が主であるが、ミリタリー・アクションとしての面白さは充分の作品だった。

/5

監督:リー・タッチウ

出演:ホアン・ジンユー、ワン・イーボー、チョン・チューシー、オウ・ハオ

於:TOHOシネマズ池袋


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