CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-009「おとなの事情 スマホをのぞいたら」(日本)

2021年01月13日 21時28分10秒 | 日本映画
月はどうなっちゃうんですか?
 年に1回集まって友情を育んできた3組の夫婦とひとりの独身男性。今年も和やかに始まったパーティだったが、ひょんな成り行きから参加者のひとりが、それぞれのスマホに届くメールと電話のすべてを全員に公開する、というゲームを提案する。
 表向き、知られて困る秘密はないと言い張る一同は、誰も反対できぬままこの提案を受け入れることに。しかし誰もが絶対に知られてはいけない秘密を抱えていた。スマホに着信があるたびに緊張感が増していく一同。
 それでも所詮は他愛ないお遊びのはずだったが。(「allcinema」より)


 世界18カ国でリメイクされているという、2016年製作のイタリア映画「おとなの事情」

 その日本版のリメイクとなるのが、本作。

 残念ながら、オリジナルのイタリア版は観ていないが、韓国版リメイクとなる「完璧な他人」は鑑賞したことがあり、全体的な話の設定は知っていたな。

 年1回集まってパーティをする3組の夫婦と一人の男性。
 今年も月食の晩に集まるのだが、そこでこれから各自のスマホに届く電話やメールを隠さずに公開するというゲームを行うことにする。

 秘密はないと言い張る皆は、そのゲームに参加する。

 「完璧な他人」を観ていてもよせばいいのにと思ったのだが、ついつい秘密はないと言い張る皆はゲームに参加する。

 そして、それぞれ届いたメールや着信によって思わぬ事実が明らかになり、どんどん場は気まずく、修羅場と化していく。

 まずは、嫁姑の問題から、ゲイ疑惑と笑い飛ばせそうなことから始まるが、徐々に深い問題が露わとなり、深刻化していく。

 夫婦の間にある秘密、問題というのが明らかとなっていき、普通で考えれば、破綻してもおかしくないような問題が出てくるのだが、最後はいやに綺麗に話を纏める感じであったな。

 笑える部分もあったが、シリアスな話でもある面白い展開ではあった。

 7人が集まるようになったきっかけが明らかとなり、メイン・ディッシュだというコンビーフも登場。

 鑑賞後、数十年ぶりにコンビーフを食べてしまったな。

/5

監督:光野道夫
出演:東山紀之、常盤貴子、益岡徹、田口浩正、木南晴夏
   渕上泰史、鈴木保奈美、室龍太、桜田ひより
於:TOHOシネマズ池袋

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