CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-003「ジェイコブス・ラダー」(アメリカ)

2020年01月04日 01時24分09秒 | アメリカ映画
目の前の光景は、夢の中の夢にすぎない
 アフガニスタンで兄を亡くしたジェイコブは、現在は退役軍人病院の外科医として成功し、愛する妻子にも恵まれて悲しみを乗り越えつつあった。
 そんなある日、彼は見知らぬ男から、兄が生きており他の退役軍人たちとともに地下シェルターで暮らしていると告げられる。
 その日から、ジェイコブの身に様々な異変が起こるようになり。(「作品資料」より)


 1990年製作、ティム・ロビンス主演の「ジェイコブス・ラダー」をリメイクした作品。
 オリジナルは未見。


 アフガニスタンに従軍していた外科医のジェイコブ。

 しかし、従軍とそこで兄を亡くしたことでストレスを抱えているようで、勤務している病院の精神科医のカウンセリングを受けたりしている。。

 そんなジェイコブの前に、突然兄と従軍していたという男が現れ、兄は生きており、街の地下で暮らしていると告げられる。
 更に、ジェイコブの前に現実とも幻想とも言えぬ謎の人物たちの姿が見えるようになる。

 果たして、兄は生きているのか、そして彼に見える謎の人物たちの正体は何なのか。


 兄を見つけるため奮闘し、更に退役軍人たちに提供されているという謎のドラッグの秘密をジェイコブが追う話。

 しかし、意外に兄はアッサリ見つかり、次は兄を蝕んでいる、その謎のドラッグを追うジェイコブ。

 そこから、どんどんジェイコブを襲う現実とも幻想ともつかぬ事象は強くなっていき、ジェイコブ自身も追い詰められていく様子。

 そんなジェイコブと兄、そしてジェイコブの妻の様子を見ていると、何となくこの話の真実が見えてくる。

 そしてこの真実が驚きの真実にあたるのだろうが、よくあるようなどんでん返しというイメージだったな。

 
 顔や体がただれた人間、それとも悪霊の姿が何度も垣間見える展開。
 更に死んだと思っていた兄が、実は生きているという驚きなど、興味深い展開で始まる作品ではあったが、意外とサイコ・スリラーとしては、オーソドックスに終息していったかな。

 もう一捻りあるのかなと思ったのだが。

/5

監督:デヴィッド・M・ローゼンタール
出演:マイケル・イーリー、ジェシー・ウィリアムズ、ジョセフ・シコラ
   ニコール・ペハーリー、ガイ・バーネット、カーラ・ソウザ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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