24-014「ヘルレイザー３　ヘル・オン・アース」（アメリカ）

次はおまえのアップだ

　取材のため救急病院を訪れた新人テレビレポーターのジョーイは、男性患者の身体に食い込んだ鎖が勝手に暴れ出して男性の身体を引き裂く場面を目撃する。独自に調査に乗り出したジョーイは、かつてのカースティの事件にたどり着く。

　一方、ニューヨークのナイトクラブ「ボイラー・ルーム」のオーナーであるJ.P.は、とあるギャラリーで不気味なブロンズ像を手に入れる。

　ブロンズ像にJ.P.の血がかかったことで魔道士ピンヘッドが目を覚まし、ボイラー・ルームの客たちを惨殺していく。（「作品資料」より）

　１９９２年製作で、日本公開も同じ年だったらしいが、未見である、

　シリーズ完結編を想定した作品だったらしいが、その後もシリーズは続いているな。

　今回は、舞台がニューヨークに移り、登場人物も一新されている。

　しかし、前作のラストで登場した彫像が本作でも登場し、物語の鍵となっていく。

　新人レポーターのジョーイは病院で鎖が男の体を引き裂く様子を目撃し、独自に調査を開始し、カースティに行き着く。

　今回もカースティは登場するが、かつて精神病院で撮影された診察のビデオに映された姿であった。

　彫像が血を吸い、魔道士、ピンヘッドが復活して地上の人々を殺戮し、地獄にしようとする。

　ジョーイは夢に導かれ、ピンヘッドになる前のエリオット・スペンサー大尉からピンヘッドを止める手助けをして欲しいと頼まれる。

　果たして、ジョーイはピンヘッドの凶行を止め、地獄に封印出来るのか。

　ピンヘッドは復活したが、その他の魔道士は出てこなかった。

　新たなクリーチャーが登場し、人々を狂乱に導く。

　ジョーイが部屋で古いラジオを見つけるのだが、そのチューナーの形は前２作のどこかで見たのだが、思い出せなかった。

　本作はピンヘッドを封じるための戦いが描かれ、確かに完結編と言えそうな話ではあったな。

　続編あると判っているが、最後のシーンは続編匂わせていたのかは、読みきれないな。

/５

監督：アンソニー・ヒコックス

出演：テリー・ファレル、ダグ・ブラッドレイ、ポーラ・マーシャル、ケビン・バーンハート、ピーター・ポーイントン

CINECHANが観た映画について