CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-021「ナイト・オブ・アルカディアン」(アメリカ)

2025年01月25日 00時19分51秒 | アメリカ映画

成長の芽は摘めない

 ポールと双子の息子トーマス&ジョセフは、夜になると現れる恐ろしい怪物から身を守りながら暮らしていた。ある日、日没になってもトーマスが帰らず、ポールは危険を承知で外へ捜しに向かうが、重傷を負ってしまう。

 トーマスとジョセフは父を守るため、サバイバル技術を駆使して恐怖の夜を乗り越えようとするが。(「作品資料」より)

 

 「ドリーム・シナリオ」のニコラス・ケイジ主演のサバイバル・スリラー。

 ニコラス・ケイジ演じるポールが戦闘中の街から脱出する姿が映され、途中で赤ん坊を発見する。

 それから5年後、ポールはトーマスとジョセフの2人の息子と森に囲まれた家で暮らしている。

 ポールは日暮れ近くまで戻ってこないトーマスを心配する。

 その後、戸締りを厳重にした家の扉を壊して入り込もうとするモノが現れる。

 森の奥で警備厳重に暮らす親子。

 何かが夜になると襲ってくる。

 どうやら世界は荒廃してしまった様子。

 そんな世界でのサバイバル・スリラーで、この手の作品が多いな。

 最初は何がいるのかハッキリさせなかったが、やがてクリーチャーであることが判り、クライマックスは襲い来るクリーチャーとの戦いになる。

 トーマスとジョセフが双子だということは最初明かされなかったと思う。

 それは最後に明かされる。

 トーマスは近くの農場に赴いて仕事を手伝い、クリスティーナという女性と知り合い、恋に落ちていく。

 終末を迎えようとする世界で、トーマスとクリスティーナの恋、そしてトーマスとジョセフの兄弟の絆を描き、少なからず希望を抱かせる話になっている。

 登場するクリーチャーはなかなかユニークで、ジョセフが研究したいとは言っていたが、あまり生態について触れることがなかったな。

 クライマックスの展開は緊迫感もあり面白いサバイバル・スリラーだった。

/5

監督:ベンジャミン・ブリューワー

出演:ニコラス・ケイジ、ジェイデン・マーテル、マックスウェル・ジェンキンス、セイディ・ソヴラル

於:ヒューマントラストシネマ渋谷


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