斉東野人の斉東野語 「コトノハとりっく」

野蛮人(=斉東野人)による珍論奇説(=斉東野語)。コトノハ(言葉)に潜(ひそ)むトリックを覗(のぞ)いてみました。

断想片々(52)【トレンドマイクロ社の安全マーク】

2023年07月06日 | 言葉
 有料セキュリティーソフト「ウイルスバスター」(トレンドマイクロ社)をインストールしている筆者のパソコンには、クリック可能な項目ごとに緑色の「安全マーク」が付くようになった。「Gooブログ」であれば、読みたい項目にカーソルを近づけると、先回りして項目の先頭で「安全マーク」(緑色のチェックマーク)が光る。ネット上に虚偽情報があふれ、ネット詐欺も多いご時世だから便利そうだが、イマイチ使いにくい。

 使いにくさの理由
 理由の第一は、パソコン画面が「安全マーク」ばかりになっていること。目に付くのは「安全マーク」の方だけで「危険マーク」(「警戒マーク」?)は見たことがない。項目の大半が「安全」になるのは予想されたこと。ならば赤い「危険マーク」を光らせた方が目立つし、注意喚起になると思うが・・。
 理由の第二は、何のチェックかが明確でない点。情報の正確性、つまり「質」が問題なのか。それとも情報の発信元が過去にトラブルを起こしたか、現在トラブルを抱えているか、といったことなのか。あるいは、その両方か。マークについて簡単な説明が欲しい。

 詐欺メールの排除を
 利用者として強く願うのは詐欺メールの対策と排除だ。【断想片々(51)ザンネンな詐欺師たち】にも書いたが、筆者のパソコンへは今でも日に1、2通の詐欺メールが届く。7月6日には腹立たしくも闇バイトの勧誘メールまで届いた。原因が何であれ詐欺メールの闊歩(かっぽ)を許しているようでは、セキュリティーソフトだとは言えまい。

コメントを投稿