ゆっくり行きましょう

気ままに生活してるシニアの残日録

名曲喫茶「ネルケン」で憩う

2023年01月19日 | カフェ・喫茶店

今日は吉祥寺で昼食をとった後、せっかく中央線沿線に来ているので前から行ってみたかった高円寺のクラシック音楽喫茶「Renaissance」に行ってみようと思った。ところが来てみると既に開店時間を30分以上過ぎているのにシャッターが閉まっている。そこで、幸いなことに近くに同じ名曲喫茶の「ネルケン」があるのでそちらに行くことにした。

緑の木に覆われた一軒家の入口を入ると先客が2人、すいていた良かった。この喫茶店は以前一回来たことがあるし、その存在は若いときから知っていた。店内に女性の裸体の彫刻が2つあるのが特徴で4人掛けの席が結構ある。奥にカウンターがあり、その中でコーヒーなどを作っている模様。壁には絵や写真がいっぱい掛けてあり、落ち着いてクラシック音楽が聴ける雰囲気である。カウンターの上にスピーカーが置いてあり、結構大きめの音でクラシック音楽が流れている。

品の良さそうな非常に愛想の良い店主と思われるマダムが注文を聞きに来てくれたので、ブレンドコーヒーをたのんだ。よく見るとテーブル席には花が一差し生けてあるが本物か造花はわからない。私が入店した後も何人かの客が入ってきた。ところでこのクラシック音楽喫茶だが日本特有のものだろうか? 欧州に行った際にクラシック音楽喫茶と同じようなカフェは見たことが無いがご存知の方はおられようか。

私は昔から大手のチェーン店でない個人経営の喫茶店に入って憩うのが好きだ。40才過ぎにクラシック音楽を聴くようになってからはクラシック音楽喫茶の存在を知り、今まで何軒かは訪問してきた。例えば、渋谷の「ライオン」、阿佐ヶ谷の「ヴィオロン」、荻窪の「ミニヨン」、国立の「でんえん」、そして今回の「ネルケン」などだ。都内にはまだ他にもあると思うので、今後も機会を見つけて訪れたい。ここ20年~30年はスタバなどの大手チェーン店が拡大して既存の喫茶店を駆逐してきたが、ここに来て個人経営の喫茶店が注目されてきているようだ。新しい動きも出てきており、最近は蔵前付近、清澄白河あたりにもニューウェーブの喫茶店が多くできている。蔵前の「from afar」や清澄白河の「Blue Bottle」(こちらは大手かもしれないが)に行ったことがある。昔ながらの日本の純喫茶と違った良い雰囲気を作り出しており、シニア世代も見られた。純喫茶にしろ、クラシック音楽喫茶にしろ、この日本が誇るべき素晴らし喫茶店文化は後世にも是非引き継いで行きたい。大手チェーン店との棲み分けも充分可能と思われるので一個人として折に触れて訪問して憩い、かつ、それがわずかながらでも存続の応援になれば良いと思っている。皆さんも是非訪れてみては如何か。

さて、店を出た後、もう一度「Renaissance」に行ってみたがやはり開いてなかった。残念。


吉祥寺「Suage」でスープカレーを食べる

2023年01月19日 | グルメ

吉祥寺の近くに用事があって出かけたので、ランチは吉祥寺で食べることにした。何を食べようか迷ったが、まだ行ったことのない店で札幌のスープカレーで有名な店だという「Hokkaido Soup Curry Suage」で食べることにした。店は駅から歩いて10分もかからないビルの2階。直ぐに座れた。

店内は1人がけのカウンター席が8席くらいあり、4人用のテーブル席もいくつかあって、まずまずの広さだ。4、5人既に客が入っており、カウンター席に案内された。メニューを見て「野菜たっぷりベジタブルカレー」1,350円を注文。値段はどのメニューも1,500円前後。ちょと高めか。スープの種類、カレーの辛さ、ご飯の量を指定して注文するシステム。

出されたカレーを見るとカラフルで美味しそうだ。野菜の料がたっぷりで美味しい。ジャガイモとにんじんに串が刺さっており食べやすくなってる。カレーはスパイスがきいていて美味しく野菜とご飯に良く合う。スープカレーの量も十分だ。見ていると女性客が多い、1人でも気安い雰囲気。壁にはいろんなシールのようなものが貼ってあり賑やかな雰囲気だ。

この店の名前のSuageだが「素揚げ」をローマ字にしたようだ。「素揚げ野菜」を使ったスープカレーというのが目玉でそれを店名にしたのかな。1,350円は高くありませんでした。

ごちそう様でした。