ゆっくり行きましょう

気ままに生活してるシニアの残日録

「譚仔三哥 タムジャイサムゴー」に行ってみた

2023年11月16日 | グルメ

吉祥寺に出かける用事があり、用事が済んでからランチの時間になったので、前から行ってみたいと思っていた「譚仔三哥 タムジャイサムゴー」に入ってみた。

この店は、丸亀うどんで有名なトリドールが運営するブランドで、ミシュランガイドの「ビブグルマン」に3年連続で掲載され香港No.1の人気を誇る米線(ミーシェン)を使用したスパイス・ヌードル店。

「米線」という米からつくったグルテンフリーの麺を使用しており、独自配合のスパイスが効いたスープでこれまで日本では味わうことができなかった新感覚の食べ物を提供するスパイス・ヌードル店と言うのがうたい文句だ。

店に入ってメニューを見ると、①スープを選ぶ、②辛さを選ぶ、③トッピングを選ぶ、の3つの選択肢がでているメニューを見て自分の好みで選ぶ方式との説明がある。これが面倒くさかったり、内容がよくわからない人には店側が考えたおすすめ組み合わせがあり、私もその中から「香港の大定番」となっている初めての方におすすめのランチ1,160円を選んだ。これは①マーラースープ②豚バラ・油揚げ・キクラゲのトッピング③辛さは初心者おすすめの10ランク中の4を選んだ。

ヌードルが出てくるまでに15分くらいはかかっただろうか。しばらく待ってやっと出てきた。

スープの色が独特で、日本で言えばちゃんぽんの汁のような色で、麺はやはり白い感じの透明色のビーフンか冷麺か韓国料理の麺のような感じのもので食べ心地は悪くない。スープはマーラーだから痺れがあるもので旨い。辛さも辛すぎずちょうど良いのでどんどん食べられた。量も申し分ない。

来ているお客さんを見ると、若い人が圧倒的に多い。女性客も多いのが特徴だ。外装や内装も色彩感覚が派手で良い感じがした。店員は皆若い。新しい店なので清潔感もあり居心地は悪くない。ただ、カウンター席は隣とアクリル板で仕切られており窮屈だし、足下に荷物入れの大きな籠があり、これも窮屈だった。また、普通、料理が運ばれてきたときに伝票も渡してくれると思うが、ここは伝票だけ料理より先に来て、料理がなかなか来ないので心配になった。

丸亀うどんは好きだからよく利用しているが、同社が香港のこのチェーン店を多額の金を出して買収した話を知ったときは驚いた。丸亀はうどんで世界に進出して勝負をするのではないのかと、いや、そうしてほしいと思っていたのに何でこの店を買収したのかわからなかった。麺だったら何でも良いのか、私には理解できないが、買収後、株価は上がっているので市場ではその路線が評価されているのであろう。

香港ではどうか知らないが、日本ではまだ行列ができるほどではないし店舗数も少ないので投資の効果が順調なのか知らないが、味は悪くないので、頑張ってほしい、が個人的には日本の丸亀製麺方式で世界で勝負してもらいたいし、できると思う。

ご馳走様でした。