特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
お申し込みフォーム

NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

福井県小浜市応援にお力をお貸し下さい

2013年09月19日 16時05分38秒 | [平成25年(2013年)台風18号]福井県小浜市ボランティア

【緊急応援】
皆さんのお力お貸し下さい

こんにちは
愛知ボランティアセンター
久世です。

15日(日)から16日(月)に日本列島を襲った台風18号の被災地へ、
17日(火)、18日(水)に視察に行きました。

平日ということもあり、ボランティアの姿はほとんどなく
住民の方が協力し合いながら
家の片づけは進んでいました。
その顔は疲れ果てていました。

今週は3連休です。
台風・水害は地震と違い、短期で大勢のボランティアで
家の片づけが必要です。

そこで、愛知ボランティアセンターは
以下の日程で、バスを出し被災者応援ボランティアを実施します。
短い期間での募集開始のため、
バスの席にはまだ空きがあります。(特に土曜日出発のバス)

ぜひ、皆さんのお力をお貸し下さい。
ご応募お待ちしています。

【日程】
台風18号被害小浜市応援 第1回9月20日(金)~21日(土)
台風18号被害小浜市応援 第2回9月21日(土)~22日(日)

【時間】
一日目(20日・21日)
23時30分 東別院会館前 集合
24時    出発

二日目(21日・22日)
9時     活動開始
16時    活動終了
20時    東別院会館前到着

【料金】
8,000円(活動保険加入の方は別途390円)
当日受付にてお支払い下さい。

【持ち物】
動きやすい格好(長袖・長ズボン、 半袖・短パン不可)
長靴(釘が残っている場合がありますので、足の下に敷く鉄板をご用意下さい。ホームセンターなどで売っています)
帽子(あればヘルメット)
ゴーグル
マスク
ゴム手袋(厚手の物)
飲み物 
熱中症対策グッズ(首を冷やすものなど)
濡れてもいいようなビニール袋

【食事】
2日目の朝食、昼食は途中のコンビニで購入、夕食はサービスエリアを予定しています。

【高圧洗浄機】などお持ちの方は、応募フォームにその旨をお書き下さい。
愛知ボラセンから改めて連絡させて頂きます。

応募フォームはこちらから

その他お問い合わせは
愛知ボランティアセンター
久世
070-6414-0589

までよろしくお願いします。

小浜市の冠水時の写真

 

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応援物資受付スタート!一日目!

2013年09月19日 10時05分12秒 | [平成25年(2013年)台風18号]福井県小浜市ボランティア

おはようございます!田中です。
今日もいいお天気ですね!

昨日から応援物資の受付が始まりました!



中日新聞、朝日新聞の朝刊をご覧になられた方が早速タオルを届けに来て下さいました!


33人、749枚!

みなさん本当にありがとうございます!

今日も頑張ります!
引き続き呼びかけよろしくお願いします!

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愛知ボラセン・十八成仮設・おしかのれん街 みんな仲間だ!

2013年09月18日 23時15分45秒 | [平成25年(2013年)台風18号]福井県小浜市ボランティア
代表の久田です。
十八成仮設「ボランティアセンター」台風18号被災地応援タオル活動の続報です。
阿部邦子さんのフェイスブックからです。
 
★ 被災地から被災地へ、愛を届けたい。
★ 何もできないのが悔しかった。現地には行けないけど、何かできないだろうか。
★ 被災者は被災者だからこそ、被災者の辛さがわかる。
   そして愛知ボラセンの『仲間』になりたかった。
   改めて。ささやかだけど、私の力を。
★ タオルを募集していると知った。だけど送ったのでは東別院さんに迷惑がかかる。ダメなの?いや 何か手はあるはず。
★ 石井恵一さんが、「ウチに送ってくれても」と言ってくれた。
★ ウチにあるタオルを見た。20枚なら提出できる。それが精いっぱいなの、でも気持ちはこもっているから。
★ 恭一氏がたちあがった。「声掛けをしよう」
★ 仮設住宅にはまず、回覧板を回した。そして在宅の方々に声掛けをした。
★ 孤軍奮闘と思っていた。
★ でも多くの方が賛同してくれて、ウチの20枚だけのつもりが、25倍となった。
★ 三陸かほく新報社(石巻かほく)にも出向いた。「記事で募集してほしいけど、時間がないから、タオルください」 
   賛同してくれて、私の本の担当者が社内を駆け回ってかき集めてくれた。
★ 鮎川の東洋館の千春社長に言ってみた。「わあ!声をかけてくれてありがとう!!」
   そして、「100回記念の時、何もできなかったから」と、送料をすべて引き受けてくれた。
★ 割烹民宿目黒に恭一氏が出向いた。沢山のタオルを戴いた後、また、「来てくれる?」と電話があった。
★ 十八成ビーチ・海の見える丘協議会会長の沼倉憲一さんが、のれん街の皆さんに声掛けをしてくれた。
   いく子夫人と、魚屋さんのじゅんこママと美晴ちゃんが奮闘してくれた。
★ 私たちは 「ほら、送ったからね」と言う気持ちではありません。
  「被災者の自分たちにもできることがある!!」そう気付けて本当に嬉しく思っています。
★ 合計524枚。段ボール5箱。  
★ 石井さんのお宅に送らせていただきました。よろしくお願いします。  
★ 新品のものも多かったけど、彼らはみんな、私たちの思いを受け止め、泥だらけになることを誇りに思ってくれます。
   存分に使ってあげてください。
★ 賛同してくださった皆さんに、心から感謝します。走り回りましたが、時間が気になり、これが精いっぱいでした。
   もっと気持ちのある人は多いです。

タオルを提供してくださった方々
 石巻かほくさん  牡鹿モータースさん  東洋館さん  割烹民宿目黒さん  
 牡鹿のれん街〔みさき屋さん、黄金寿司さん、外房さん、海鮮さん、ざっかやさん、マルニ鮮魚店さん、
 千々松さん、上海楼さん、観光協会さん。 そして、プチぬまくらさん〕
 後藤文吾さん  高橋富男さん  阿部裕子さん  後藤宏之さん  川端道子さん  及川久仁子さん  後藤和重さん
 後藤ちさ子さん  高橋とく子さん  後藤直勝さん  阿部恵一さん  鈴木憲子さん  阿部典子さん  阿部敏男さん
 高橋安吉さん  阿部ミツ子さん  佐藤俊夫さん  そして、阿部恭一(本名 栄悦)。

仮設住宅で箱詰めをされた方々
 川端道子さん  後藤美奈子さん  後藤ちさ子さん  阿部恭一&邦子
愛知ボラセンの方々にはなじみのあるお名前ばかりでしょう

私たちの思いを 現地活動の方々に バトンタッチ!!!
 
↓おしかのれん街で、段ボール詰め

 

 


 

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十八成浜仮設でも、台風被災地へ送るタオルを集めています

2013年09月18日 13時29分53秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

代表の久田です。

愛知ボラセンが応援活動を続ける十八成浜仮設住宅でも、
台風18号被災地へ送るタオルが集められています。
とっても素敵な雰囲気です。
仮設の阿部邦子さんのフェイスブックの投稿をご紹介します。

寝今朝がた 3時半。 執筆の筆が乗ってつい・・・・。
なのに!! 7時に「おはよう~~」 言うだけじゃなく入ってきちゃった人が~~。
愛知ボラセンの方の中にはご存知の方も多い、後藤美奈子さん。
「あ~~?」寝ボケマナコの私に「何だ、眼がまっカッカだよ!!」
集めたタオルの整理、私と恭一氏だけでは大変だろうと、来てくれたのでした!...
そして元区長夫人の ちさこさんと、ワイワイ。
にぎやかな声に釣られたと、川端道子さんも「私にもできることありますかしら~~??」 
ありますとも!ありますとも!
被災地みんなの心がこもっているタオルを、一枚一枚数えながら、一枚一枚畳み直して・・・・。
手前にいて、何やら違う作業をしているのが ちさこさん。
私のズボンのすそがほつれているのを見つけて、
「わたしらの希望の星がそんなんじゃ、ダメ!どら、脱がい、縫ってやる」
それを聞いて、裁縫得意の美奈ちゃんが、「縫うのは任せた、裁縫道具、とってくる」
被災前にはなかった交流です。素敵だと思いませんか??
タオル、私と恭一氏だけ・・・・、せいぜい20枚・・・・のはずが、
恭一氏が声をかけた、民宿目黒さんと、東洋館の千春社長がちょっとまとまった数をくれて、え!?
200枚を軽く越しそう!!

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河北新報 現地ボラ100回を紹介

2013年09月18日 09時11分18秒 | 新聞・ラジオ・TV・冊子など広報お知らせ

代表の久田です。

河北新報9月16日付朝刊で、第100回現地ボランティアの様子を紹介していただきました。

来週はもう102回。十八成浜での活動は、2014年1月18日に100回目を迎える予定です。

100回をめざしているわけではありませんが、今後も学び続けながら応援活動を続けていきます。

皆さん よろしくお願いします。

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20130916_01.htm

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第五回11日募金のご報告

2013年09月17日 23時02分52秒 | 震災孤児遺児応援ワンコイン・サポーターズ20,000人プロジェクト

こんばんは。

事務局次長の宮垣です。

震災からちょうど2年半となった9月11日、この日も愛知ボランティアセンターはこれまで通り、栄三越前にて街頭募金活動を行いました。

平日ということもあり、スタートは少人数でしたが、高校生から大人まで一列に並んで元気よく活動開始。

順番に、自分の言葉で、募金を呼びかけます。

「私たちは今、東日本大震災でお父さん・お母さんを亡くしてしまった子どもたちに、応援金を贈る募金活動をしています。」

この一番シンプルな呼びかけに、子どもたちへの想いやこの活動の想いなどを、参加者一人一人が思い思いに付け加えていきます。

溢れる想いを次々言葉にしていく人もいれば、短いフレーズを力強く訴える人もいます。

そして、そんな募金の呼びかけを補完すべく、ワンコイン・サポーターズのリーフレットも道行く人たちに配布していきます。

今回、私が知る限り最年少のリーフレット配りボランティアさんが参加してくださいました。

お母さんと一緒のご参加でしたが、一人で「お願いします。」と声がけしながら、一生懸命配ってくれました。

彼女の頑張りもあり、スタッフサイドで用意していたリーフレットが予定よりも早くなくなってしまうアクシデントもありましたが、その分みんなで声出しをがんばりました。
※次回からは用意するリーフレットを増やします。今回リーフレット配りをがんばろうとご参加くださったみなさま、本当に申し訳ございませんでした。

暗くなる頃には参加者も増え、最終的には25人程のボランティアさんが参加してくださいました。

そして今回の活動で、40,017円の募金をお寄せいただくことができました。

みなさま本当にありがとうございました。

また、今回初参加の方も何人も来てくださり、少しずつ、でも確実に、活動の輪が広がっていることを実感することができました。

活動への参加はもちろんですが、広報活動へのご協力に関しましても、ぜひお力添えいただければ幸いです。

次回は10月11日(金)栄三越前(地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車16番出口出てすぐ)にて17時~19時まで、これまで通り募金活動を行います。

途中参加、途中早退、ともに自由です。

事前申し込み等は、一切必要ございません。

少しでもお時間がございましたら、ぜひ一緒に活動しましょう。

来月もどうぞよろしくお願いいたします。

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【緊急のお願い】台風18号現地ボランティア緊急募集。

2013年09月17日 18時58分56秒 | [平成25年(2013年)台風18号]福井県小浜市ボランティア

こんばんは
愛知ボランティアセンター
久世です。

日曜日に京都県・福井県・滋賀県を襲った台風18号。
各地に被災の爪痕を残しました。

私は昨夜名古屋を発ち、今朝、福知山市大江(町村合併 旧大江町)をまず訪問しました。
その後、福知山市街地、亀岡市を周り情報収集を行ってきました。
両市ともに、広域で浸水していますが、その多く田畑です。
また、ともに災害ボランティアセンターは、市内在住、在勤の人を対象にボランティアを受け入れる方針です。
地元の方にお話を伺っても、近所の人間同士で何とかするから大丈夫との声を何度も聞きました。
福知山市の由良川はしばしば氾濫しており、
避難やその後の対応にも住民の皆さんは慣れていらっしゃるようです。

明日は福井県小浜市へ向かいます。
小浜市災害ボランティアセンターでは、2,000~3,000人のボランティアを募集しています。
京阪神地域から、小浜市に向かうボランティアは多くはないと判断し、
福井県小浜市の被災者の応援活動をしようと計画しています。

急なことですが、
大型バス満席で活動したいと考えています。
ぜひ、皆様の温かい気持ちを小浜市へ
ご協力賜わりますようよろしくお願いします。


【日程】
台風18号被害小浜市応援 第1回9月20日(金)~21日(土)
台風18号被害小浜市応援 第2回9月21日(土)~22日(日)

【時間】
一日目(20日・21日)
23時30分 東別院会館前 集合
24時    出発

二日目(21日・22日)
9時     活動開始
16時    活動終了
21時    東別院会館前到着

【料金】
8,000円(活動保険加入の方は別途390円)
当日受付にてお支払い下さい。

【持ち物】
動きやすい格好(長袖・長ズボン)
長靴(釘が残っている場合がありますので、足の下に敷く鉄板をご用意下さい。ホームセンターなどで売っています)
帽子
マスク
ゴム手袋
暑さ対策グッズ(首を冷やすもの)
飲み物 等

明日、現地で使用出来るか確認をしてきますが
【チェンソー・高圧洗浄機】などお持ちの方は、応募フォームにその旨をお書き下さい。
愛知ボラセンから改めて連絡させて頂きます。

【応募フォームはこちらから】

その他お問い合わせは
愛知ボランティアセンター
久世
070-6414-0589
までよろしくお願いします。

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【台風18号】応援物資募集・現地ボランティアについて

2013年09月16日 22時05分34秒 | [平成25年(2013年)台風18号]福井県小浜市ボランティア

みなさんこんばんは。副代表の田中です。

とても恐ろしい台風でしたね。みなさんご無事でしたでしょうか。

 

愛知ボランティアセンターは、昨日の台風18号の影響で多くの被害が出ている京都へ、

応援活動に行けないだろうかと話を進めています。

【現地ボランティア活動について】

東日本大震災と同じく、状況を判断、把握しするため

間もなく、事務局長 久世が現地入りします。

視察の状況によっては、今週末にボランティアバスを出す予定です。

明日、またこのブログにて被害状況のご報告や、

週末ボランティアを行うかどうかをお伝えしますので、

ブログの更新を気にしていただけたら幸いです。

 

【応援物資募集について】

現地ボランティア活動に先行して、応援物資を募集します。

期間 9月18日(水)~23日(月祝)の6日間

受付時間 10:00~17:00

場所 東別院 ガレージ前

募集期間とお彼岸の日程が重なっております。

被害状況を受け、東別院の皆様のさまのご厚意で収集場所を貸していただけました。

ボラセン関係者以外に、多くの方の出入りが予測されます。

ご迷惑のかからぬようスタッフ一同配慮していきますため、皆様も、ご理解ご協力いただけると幸いです。

 

募集するもの

中古タオル・雑巾(新品でも構いません)

水害には大量のタオルが必要です。

泥を拭いたりするために使用しますので、中古のタオルで構いません。

 注意 申し訳ありませんが、募集期間が短期であることや、

受付時間が決められていることなどから、

東別院さんに迷惑がかかってしまいますので

郵送でのお受け取りはできません。

直接お持ちください。よろしくお願いします。

問い合わせ先

NPO法人 被災者応援愛知ボランティアセンター

090-6590-3117

 

 

応援物資・現地ボランティアともに

ご都合のつく方は、どうぞお力をお貸しください。

 

 

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震災孤児遺児交流 でらえぇ~友だちつぐっぺぇ2013 in 石巻・十八成浜

2013年09月14日 01時38分46秒 | スタッフのつぶやき

「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ2013 笑顔プロジェクトin石巻・十八成」の実行委員長の里中彩です。

8月7日(水)~9日(金)にでらえぇ~第2回目となる「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ2013 笑顔プロジェクトin石巻・十成」を行いました。その様子を皆さんに報告させていただきます。

8月7日(水)
 今回は、名古屋の学生スタッフ14人(中学生~大学生)、東北の学生19人(小学生~専門学校・大学生○人)、大人スタッフ7人が、宮城県石巻市十八成浜に集まり2泊3日を過ごしました。今回は東北開催ということで、小学生にも参加をよびかけました。一番の年少さんは小学校1年生の男の子。目の大きなかわいい子。将来イケメンまちがいなしの男の子です。

 名古屋の学生と大人スタッフは、6日(火)午後7時に名古屋を出発。準備期間が短く十分な顔合わせが出来ていなかったため、この場で「初めまして」のメンバーもいました。しかし、「東北の子たちが楽しい時間を過ごせるように」という思いは1つです。自己紹介ですぐに打ち解け、和気あいあいとした雰囲気で十八成にむかいます。

 十八成に到着したのは、7日の午前9時半過ぎ。事故渋滞などにより予定より1時間ほど遅れての到着となりました。いつものようにお出迎えに来てくださった十八成の皆さん。それにあれ?名古屋の大人スタッフ豊田さん?昨夜、東別院で私たちを見送ってくれた豊田さん。急に休暇がとれたとのこと。車を走らせて、ボラセンバスを追い越してのサプライズ登場を見て、名古屋の学生はテンションがあがります。そして、憩の家で恭一さん、邦子さんにご挨拶をしていただいて、さっそく活動開始です。

 食堂班は、でらうま食堂の準備です。メニューはカレーライス、エビフライ、野菜サラダなどなど。大量の野菜を切って、煮込んで。数名の大人スタッフと学生がそれぞれ役割分担しながら、皆が愛を込めて調理します。

 心くばり班は、3つに分かれ、でらうま食堂と翌日のギネスに挑戦!「スティックボム1万本」の宣伝活動です。十八成で2班と、鮎川にむかう班が1つ。お宅を訪問しながら、「美味しい晩ご飯を一緒にいかがですか」と元気いっぱいに心と笑顔をくばります。「くぐなり食堂」はお昼ご飯ですが、東北の子どもたちの到着が午後2時になるため、「でらうま食堂」は晩ご飯なんです。

 遊び班はでらうま食堂のために、憩の家を華やかに飾り付けるという重要な役割を担っています。3姉妹と一緒に遊びながら楽しく飾り付けをしました。

 午前11時頃、石巻市の小学校4年生の男子が少し早く到着。3姉妹ともすぐに仲良くなり、一緒に川で遊び、カニ採りをしてはしゃいでいます。
 午後2時頃、もうすぐ憩の家に東北参加者全員到着するとの連絡が入りました。名古屋の学生はドタバタ。「え?もう到着するの?!」「どうしよ!ドキドキする!」と、あたふたしているうちに、憩の家の窓から東北のみんなを乗せた民宿めぐろさんのバスが見えてきました。バタバタと外へ出て、横断幕を持ち東北のみんなの到着を歓迎します。「ようこそ “でらえぇ~”へ!」バスから降りてくる、久しぶりに会う懐かしい顔、初めましてで少し緊張したような表情の顔、小さい小学生の子たち、みんなを見て「ああ、はじまった!」と感じました。

 さっそく憩の家へ入り、自己紹介を兼ねた他己紹介ゲーム開始です。2回目の参加となる東北の大学生が、到着までに良い雰囲気に持っていってくれたのか、すぐに和気あいあいとした雰囲気でゲームは進みました。このゲームは2人1組になって相手に質問をし、相手のことを全体に向け発表するというものです。みんなのことを知るきっかけとなりました。

 他己紹介ゲームの後は、久田代表の挨拶と阿部邦子さんからの「みんな楽しんでいいんだよ」という応援のメッセージ。このメッセージに何人の東北の子たちが励まされたのでしょうか。私たちでは伝えることの出来ない言葉です。邦子さん、ありがとうございます。

 続いての企画は班対抗の「十八成パワースッポットクイズラリー」です。久田代表が10時間かけて作成したという十八成にちなんだクイズを解きながら、十八成のパワースッポット(金比羅神社、白山神社、稲荷神社)を巡ろうというものです。クイズは予想以上に難解。スマホを駆使して挑むも、検索してもなかなか出てこない!汗だくになりながら、みんなで十八成を駆け回りました。

 ゴールは十八成仮設。そのまま入浴のため「ほっとまる」へ直行です。小学生のみんなは、はしゃぎまくってなかなか体を洗ってくれません。ちびっ子のパワーを思い知りました。が、お風呂を出た後は、「本読んできてもいい?」とほっとまるにある図書室で静かに本を読んでいました。

 その後、憩の家に戻り、でらうま食堂のオープンです。私たちが入浴している間も食堂班のメンバーと、大人スタッフは食事の準備をしていました。メニューは、カレーライス、エビフライ、鶏の素揚げ、ワカメと豆腐のサラダ、ポテトサラダなど。食堂班が考案し、愛を込めて作ったものです。十八成のみなさんと一緒に食べるご飯は、とっても美味しく、賑やかな夕食となりました。食後はみんなで花火です。代表差し入れの約1万円分のいろんな種類の花火をみんなで楽しみました。打ち上げ花火があがるたびに「おー!!!」と、歓声があがり、手持ち花火をしながら「綺麗だね」と。みんな蚊に刺されながらも夏の夜を満喫です。星空もとてもきれいでした。

 午後9時ごろに民宿めぐろさんに到着。部屋割りの発表をした後は、1時間ほど東北の子たちだけの時間を過ごして、午後10時頃には消灯です。消灯とは言ったものの、各部屋から話し声が遅くまで聞こえてきました。きっといろんな話をしていたのでしょう。楽しい夜のおしゃべりだって、私たちには大切な時間です。

8月8日(木)
 午前7時起床。朝は「おらほのラジオ体操」です。東北弁のラジオ体操です。小学生のちびっこたちは早起きだったらしく、「おはよう!今日5時に起きたんだよ!」と元気いっぱい。一方で中・高・大学生らは、眠たい目をこすりながらの起床でした。みんなで「いっず、ぬー、さん、すぅっ!」東北弁の掛け声に合わせて楽しくラジオ体操。朝からみんな笑顔になりました。

 めぐろさんの美味しい朝食をいただきながら、「今日もいっぱい遊ぶの?水鉄砲するんだよね?楽しみ!」と、嬉しい一言。「そうだよー!たくさん遊ぶよー!」と、ワクワクが止まりません。

 そして、スティックボムの会場となる鮎川の清優館に到着したのは午前9時頃。ギネスに挑戦!と意気込んで、班ごとにわかれて開始。事前に練習をした名古屋の学生が東北のみんなに教えます。しかし、これが難しい。小学生の中には飽きてしまう子もチラホラいました。徐々にみんなコツを掴んで長い列が作れたと思ったら、弾けてしまったりとなかなかスリリングな時間です。

 午前11時頃、2日目からの途中参加の東北の学生が1人到着!清優館の前で歓迎をしました。「ようこそ “でらえぇ~”へ!」そして、「久しぶりだね~!元気だった?」と。3月のでらえぇ~にも参加した子で、学校が前日まであったにもかかわらずの参加です。久しぶりの再会に笑顔がこぼれます。

 午後12時頃スティックボムは一旦中断し、鮎川の仮設商店街「おしかのれん街」の淳子ママの美味しいお弁当で昼食です。マンボウを使用した一品があったようですが、何の説明もなかったために、知らぬ間に美味しくいただいていました。

 さて、お腹も一杯になったところで、スティックボム再開です。カーブ部分を試行錯誤し、連結部分を慎重にくっつけ、教室2部屋分の広い部屋から廊下までつながる長い長いスティックボムが完成です!スタートからゴールまで歩いてビデオを撮ったら、5分くらいかかる長さ。掛け声とともにスタートし、次々弾けていくスティックボムを見て、みんな大はしゃぎ。力を合わせて組んだスティックボムの本数は、およそ7,000本。ギネス記録は1万本越えなので、到底及びませんが楽しければいいでしょう!途中で止まったりしましたが、派手に弾ける様子は見ていて楽しかったです。何より、達成感とみんなの笑顔が最高!片付けもみんなでやり、あっという間に終了です。動画をご覧ください。

 その後、午後2時から「スイカ割りするぞー!」と、楽しみにしていたスイカ割りです。「誰が最初に割る?」「やりたい人!!」「はーい!(小学生に混じり私も手をあげます)」じゃんけんをして最初の人を決めますが、小学生のちびっ子たちに勝ったのは私。みんなからの大ブーイングにより、仕切りなおして最初にスイカを割る人が決まりました。グルグルバットで目が回り、「もっと右!」「ちがう、ちがう!左!」周りの声に惑わされ、なかなかスイカは割れません。やっと割れたスイカをみんなで食べます。2つのスイカを割ってワイワイ賑やかに食べました。スイカ割りのスイカって、とってもおいしい!なぜでしょう?

 そして!皆が待ちわびていた水鉄砲サバイバルゲーム!頭に金魚すくいのポイをつけ、それを的に攻撃。持参した強力水鉄砲で挑む猛者も現れ、白熱したバトルが繰り広げられました。班別対抗戦では、「負けてたまるか!」「絶対勝つぞー!」と、両者気合いたっぷり。勝った班も負けた班も、みんなベタベタ。顔はもちろん、服も何もかもベタベタになりながらの水鉄砲の撃ち合いでした。最終的には学生だけでなく大人も、全力で参戦です。カンカン照りの太陽の下、みんなのキラキラした笑顔が印象的です。大人も子どもも一緒に夢中で遊ぶことって素敵なことです。

 1時間半ほど水鉄砲で遊び、入浴の後はめぐろさんで豪華な夕食です。カニ!うに!ホタテ!海の幸いっぱいの美味しいご飯、ご馳走様でした。そして、そのままカラオケ大会!トップバッターは代表でしたが、徐々にみんなにマイクがわたり、東北の子たちと名古屋の学生一緒になって盛り上がりました。

 その後は、東北の子たちだけの時間を過ごしました。氷鬼をして楽しい時間を過ごしていたようです。夕方には水鉄砲であんなに走り回ったのに、元気いっぱいです。東北の学生たちだけの時間は大切な時間です。

 午後9時半から「語る会」です。小学生は大人スタッフと一緒に別室へ行きました。取材していたNHKのカメラも外から窓越しに撮影してもらいました。この場には中・高・大学生のみです。「無理に話をしなくてもいい。退室してもらってもいい」、この場は決して話すことを強制する場ではないということを伝えたうえで、始まりました。

 たくさんの子が勇気を出して話をしてくれました。辛く苦しい体験をしてきた同世代のみんなの言葉には力があります。私はいつもみんなから学びます。感謝の言葉を伝えることが出来る今は、決して当然ではないということ。当たり前に思っていた毎日の1つ1つが幸せそのものであり、大切な人と過ごすありふれた日々が、どれほどかけがえのないものであるか。そして、みんなが今も傷つき、苦しんでいるということを知ります。みんなの抱える思いは深く、背負ってきたものは重い。

 今回の語る会では、多くの沈黙の時間が流れました。それは、じっと話を聞き、自分自身と話をする時間だったのではないでしょうか。この沈黙は、今まで「頑張ろう」という言葉で抑えつけてきた、悲しみ、不安、苦しみ、後悔、自分自身の気持ちと、みんなが向き合う大切な時間だったと思います。みんなのことを、ずっと支え続けたいと改めて強く感じました。

 午後11時半に「語る会」が終わった後も、しばらく話をしていました。他愛もない話です。しかし、たくさんの話を、涙を流しながら聞き、話した後では、以前よりずっと深い関係になれた気がしました。

8月9日(金)
 最終日9日は午前6時半起床です。やはりこの日も小学生たちは朝から元気いっぱい。「はやくラジオ体操しようよー!」と、おらほのラジオ体操は大人気です。この日は名古屋の学生の誕生日。事前に用意していたクラッカーをこっそり忍ばせ、サプライズの準備をします。何度聞いても面白おかしいおらほのラジオ体操の後、「今日は何の日か知ってる人~?」の掛け声で、みんなで一斉にお祝いです。クラッカーを鳴らし、歌を歌い盛大な誕生日祝いです。朝からみんな元気いっぱいになる素敵なサプライズでした。

 朝ごはんを食べて荷物をまとめて、バスに乗り出発です。クイズなどをしつつ、短くて濃い2泊3日をバスの中で振り返ります。みんな睡魔と闘いながらですが、1人1人、3日間の感想を語りました。多かったのは「楽しかった。また、参加したい。」という感想です。そのことに関して、後日名古屋の子が「東北のみんなが帰りのバスで、楽しかった、来てよかった、また絶対に来るって言ってくれて、本当に参加してよかったと思ったし、自分は幸せ者だなって思いました」という感想を綴っています。東北の子はもちろん、名古屋の子からも楽しかったという感想が多く、2泊3日でみんなにとって楽しい思い出をつくれたことが嬉しく思いました。

 お昼ご飯は、南三陸町の「さんさん商店街」の田中前さんの美味しい海鮮丼です。みんな一緒に食べる最後のご飯です。イクラ、アワビ…美味しくいただきました。ずっと密着取材をしてくださっていたNHKの方がアイスをご馳走してくださるとのことで、みんな大はしゃぎです。ご馳走様でした。

 楽しい時間はあっという間に過ぎていくもので、「もうお別れなの?」「ずっと一緒にいたい」など別れを惜しむ声も多くある中、お別れの時間です。今回のでらえぇ~は、南三陸町で、岩手県沿岸部の7人とお別れし、その後、東北の子たちの家の近くや駅までバスで行き、そこで1人1人とお別れという形です。南三陸町で7人にお別れの言葉と、でらえぇ~の思い出が詰まった手作りのアルバムをプレゼントです。涙を流す子、笑顔でお別れの言葉を伝えてくれる子。みんなのこと絶対忘れないからね。みんなを乗せて走り去っていく車に、大きく手を振って「また、絶対に会おうね」とお別れです。

 一気に7人が降りてしまったバスは少しガラリとして寂しく、このように東北のみんなと、少しずつ順番にお別れしていくのかと切ない気持ちになりながらの移動です。そして、それぞれの場所で、再会を約束しながら、お別れをしました。「また、名古屋に行くからね」「名古屋で待ってる。また、一緒に遊ぼうね」「帰ったら電話するからね」「ずっと友達だよね」と。私は1人1人と「さよなら」ではなく、「またね」と別れました。「バイバイ、さよなら」と言ってしまうことが少し寂しい気がして、再会を願い「またね」と声をかけていました。

 仙台駅で残りの東北の子たちとお別れです。軽い渋滞に巻き込まれたためバスの時間がギリギリになってしまい、ちゃんとした挨拶が出来ないままお別れとなってしまいました。しかし、東北の子が「最後のお別れじゃないから大丈夫」と。その通りです。私たちは、また会います。

 帰りのバスの中では名古屋組は疲れて爆睡です。みんな本当に、東北の子たちに楽しんでもらおうと一生懸命でした。みんなの寝顔を見ながら、感謝でいっぱいになります。本当にありがとう。大変なことはありましたが、このメンバーと活動出来て良かったと感じました。

8月10日(土)
 午前7時半。東別院に着くとなんと20人近くの方々がお出迎えに。予想以上にたくさんの方がきてくださいました。皆さんの顔を見て、本当に多くの人に支えられてきたのだと、実感しました。「お疲れ様。お帰りなさい」「ありがとう!ただいま!」みんな疲れ果てていましたが、元気いっぱい挨拶です。

名古屋の子たちの感想を、一部だけですがご紹介します

◎ほんとに楽しい、来てよかった、帰りたくないってずっと、今日帰ってくるまで思ってて(笑)3日間はとても大事な思い出になりました(*^◯^*)

◎最後の別れは悲しかったけどもう会えない別れじゃないからまた会うその日まで楽しみに頑張ろうと思います。本当にみんな楽しい思い出ありがとー\(^o^)/

◎第1回のでらえぇ~とはまた違う、自分が果たすべき役割。だからこそ感じた、自分の力不足と、この企画の素晴らしさ。何が正しいかなんて、人それぞれで分からない。だけど、ただあの瞬間の笑顔、涙、感動だけは、価値あるものだと思えるのです。

◎みんなの楽しかった!まだ帰りたくない!って言葉を聞いてほんとにやってよかったって思えました^^ みんなの楽しそうな笑顔みれてスタッフも全員ほんとに嬉しかったです(o^^o)

◎たった2泊3日だったけど、19人全員のことが大好きになりました。また会おう。また会いに行く。今日もみんな、笑っているかな。

そして、東北の子たちの感想を一部。

◎すーんごく楽しかった!!久しぶりの再会&新しい出会い。またみんなに会える機会があればいいな♪」「絶対また会おうね(≧∇≦*)みんな大好き♡

◎これからもずっとみんなと繋がっていたいので、私ももっと協力したいです。次みんなに会うまでは写真を見て思い出に浸ってます^^

 今回の「でらえぇ~」を行う上で、たくさんの方々に支えて頂きました。名古屋の学生、東北の学生、名古屋の皆さん、十八成浜や鮎川浜の皆さん、本当に数えきれないほど多くの方々に支えられ、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。関わってくださった皆さんに、心から感謝しています。

 私たちはこれからも、東北のみんなが安心して笑って泣いて、話の出来る場所を作っていきたいと思っています。「でらえぇ~友だち」として、ずっとみんなと繋がっていきます。「でらえぇ~」を継続していく上で、多くの方のお力をお借りすることがあると思います。私たちには、未熟な面が多くあると思います。しかし、同世代の私たちだからこそ、築き上げることの出来る関係があると信じ、これからも東北の子たちの心にそっと寄り添い活動し続けていきます。

 今後も東北の子たちと私たちの関係を、温かい目で見守っていただき、応援していただけたら幸いです。

NHK Eテレ 東北発未来塾での動画はこちらから

http://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/local/130829.html

 

写真はこちらから

でらえぇ~友だちつぐっぺぇ2013 笑顔プロジェクト in石巻・十八成

http://blog.goo.ne.jp/photo/265614

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震災から2年半、そして現地ボランティア101回を迎えて

2013年09月13日 14時56分16秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

第101回現地ボランティア くぐなり食堂ニュースより

「震災の風化」。よく耳にする言葉です。名古屋でも「震災の風化」は感じます。ですが、愛知ボラセンには無縁の言葉のように思います。

現地ボランティア(参加費12,000円)は、10月26日の103回まで満員になっています。ボランティアバスの見送りには20人近くの方々が、日曜の午前7時半の出迎えにも10人前後の方々が自発的に来てくださっています。

毎月11日午後5時~7時には名古屋の繁華街で震災孤児遺児応援「11日募金」を行っています。高校生から70歳代まで幅広い年齢の方々が、街頭募金や孤児遺児応援ワンコインサポーターズのリーフレットを笑顔で配布しています。参加者は平均して約20人。1回の募金活動で、3万円~5万円の募金が寄せられます。街頭募金の参加者は自分の想いを声にして募金を呼びかけます。この活動は、孤児遺児応援募金を集めるとともに、毎月11日に名古屋と被災地を繋ぎ、震災を風化させないようにと働きかける意味も持っています。そして、募金にしてくださる方々に、参加者は励まされます。先日は客待ちをしていたタクシーの運転手さんがわざわざ車を降りてきて、募金を渡してくださいました。その姿に涙ぐむボランティアさんもいます。

一般社団法人 くぐなりビーチ・海の見える丘協議会とともに、十八成浜の被災者の雇用を創出するために、事務局長の久世は今週月曜に、とある商品の日本総代理店を訪問し、協力をとりつけてきました。

鮎川小仮設を中心に行っている刺し子や折り紙などの「牡鹿工房プロジェクト」をさらに進めていくために、名古屋市内にワンルームの事務所を借りました。

原発事故で全町民が避難している福島県双葉郡富岡町応援活動を新たに展開していきます。10月には2回の0泊3日のボランティアツアーを計画しています。

9月から、副代表の田中涼子と事務局長の久世義晃を専従職員として正式に雇用契約を結びました。2人専従職員と、2人のパート職員で、日常の業務体制を強化します。

このように、愛知ボラセンの活動は小さくなるどころか、むしろ幅を広げています。周囲への呼びかけ、情報発信も継続しています。

こうしたことは、十八成での活動と、十八成の皆さんとの2年以上の継続的な関係があるからこそのことだと確信しています。

愛知ボラセンは、これからも十八成での活動を大切にしながら、被災者応援活動を、「明るく、楽しく、そしてまじめに」に取り組んで参ります。

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第100回 現地ボランティア活動報告

2013年09月11日 23時56分33秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

 

こんにちは

スタッフの武内です。

 

今回の現地ボランティアは、

愛知ボラセンが被災地での活動をはじめてから

100回目となる節目の回となりました。

 

100回目にちなんで、写真を100枚載せたいと思います。

スマホ、低速環境の方、愛がなくて申し訳ありません。

 

出発前には、横断幕に100回の節目を迎えて、メッセージや名前を書きました。

また、バナナクラブさんから記念の花束をいただいたり、

事前にお知らせをしていたお菓子を、たくさんの方が持ち寄ってくださいました。

ありがとうございました。

 

出発前の説明【チーム恭一with安吉&文吾】

 

【こころ配り】

 

今回はバスを2台に増やして、約90名の方が参加をしました。

また、メーテレ・中京テレビの方達が取材のため

バスに同乗しました。

 

朝はいつもと同じ、門脇小学校近くの「がんばろう石巻!」看板に寄りました。

何度でも、何度でも 少しでも長く通い続けることが大切。

 

 

黙祷を捧げた後、代表から震災が起きてからこれまでのことや、

今後の復興について話がありました。

 

 

 

 

 

 

その後、1号車(久世・武内)では

リピーターの方から、初めて活動に参加した時のこと、

これまで活動を続けてきた想いなどを話してもらいました。

 

リピーターの方達はみんな、穏やかな口調で話をしてくれました。

でも、1人ひとりの「自分たちにはいま何が出来るんだろう」

「少しでも役に立てれば」という想いは、間違いのないものでした。

望遠レンズで撮ったため、近づきすぎました。

なんか、すいません。

 

くぐなりに到着です。

やっぱりこの瞬間です。

みんなにまた会えた喜びを、心から感じることができるときです。

 

 

 

 

 

 

 

 

朝のミーティング

憩いの家は久しぶりにぎゅうぎゅう詰めに。

今回は

【くぐなり食堂班】20名

【こころ配り班】17名

【チーム恭一with安吉&文吾班】43名

【チーム掃除班】4名

【チーム折り紙班】6名

にわかれての活動です。

 

時系列で報告していきます。

 

食堂班は、まず担当の割りふり。

今回は220食!

 

 

恭一班は、資材を持って

 

こころ配り班は、笑顔を忘れないように

それぞれの活動に取りかかります。

 

老人憩いの家の前の淀川で、伸び放題の草を抜いていきます。

 

 

 

 

 

なにやら、ごそごそ・・

石を動かしています。

 

カニをGET!

 

心配り班は、一軒一軒歩いてまわります。

家の敷地にはよく、鹿が入ってこないように

ネットが張ってあって、それをくぐっておじゃまします。

 

私はふらふらと、あっちへ顔を出し、こっちへ顔を出し。

 

 

 

 

 

午後からの企画に向けても、着々と準備が進んでいきます。

 

突然のテレビカメラの訪問に、びっくりしていました。

 

 

 

小沢のコミセン付近

 

憩いの家に戻ると、すでにこんなに準備が進んでいました。

 

なんか、気分がうきうきしてきます。

 

 

つまみ食 火の通りをしっかりチェック!

 

 

ごはん盛りつけ職人

 

今回のメニューは

宮城と名古屋の食材のコラボです。

・五目チラシ

・おくずかけ※撮り忘れました。

・味噌串カツ

・油麩の肉じゃが風  ←個人的に最高だった。

・あんかけスパサラダ

・わかめの酢の物

 

 

なにかと、ばたばたしていました(料理長談)

が、何とか完成!

 

恭一班も憩いの家に戻ってきて、くぐなり食堂のオープンです。

撮っちゃいました。暑かったですもんね。

 

今回は、憩いの家で食堂を開きました。

全員が入りきらないため、恭一班はみんなで青空食堂

 

 

わいわいガヤガヤ、楽しいひとときでした。

 

 

 

お弁当が余っていたので、私もう一個いただきデブエットしました。 

 

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鮎川での折り紙活動は、水谷さんからいただいた報告を掲載させていただきます。

 

2回目の鮎川での折り紙制作は「折り紙通信、11月発売の34号の読者ページに掲載されるかも」という

嬉しいニュースを携えての活動でした。皆さんとても喜んでくださいました。


前回は夏の景色でしたが、2回目は秋の風景「紅葉」を中心に作りました。

前回の花火よりは簡易になっていたので、彩りを考えながらの制作となりました。

時間が限られていたので、あらかじめ木の枝や、人物たちを用意していったので昼過ぎには完成しました。


時間が余ったので、折り紙3枚を使った「こま」を作っていただきましたが、色の組み合わせを楽しまれ熱心に作ってみえました。

やはり、美しい折り紙を前にすると、皆さん少女のような表情をされるのだと思います。


折り紙は誰でも一度はやったことがある、という親近感があり、いろいろな世界が楽しめるという、間口の広さと奥の深さを感じました。

帰りがけ、「今度はいつかな?」と言ってくださったのが嬉しかったです。

ご一緒した昼食は、参加された方が家からとてもおいしいポテトサラダを持って来てくださいました。

また、家で栽培されたという、とてもおもしろい形の「カボチャ」を見せていただき、おみやげにいただきました。


お迎えの車を待つ間、いろいろと今の生活や今後のこと、など1時間ちかくゆっくりお話を伺うことができたのは

とても有意義な時間を過ごすことができました。

冗談めかして、「座っていれば家の中の物は何でも手が届くから…」と言ってみえましたが、

これからの秋の夜長、お気に入りの小さな箱には色とりどりの折り紙。

こたつに入って折り紙を折って過ごされている… そんな光景があったらうれしいですね。 

 

 

 

 

 

------------------------------------------

 

午後は立花英樹さんのスペシャルコンサート

 

 

 

演歌だけでなく、サザンオールスターズや、TUBEなども披露してくれました。

でも私は、五木ひろしのモノマネが一番すきです。

 

トーク「十八成浜の過去・現在・未来」

 

継続的に帰りつづけていることへの感謝の気持ちをいただいたり、

 

 

 

震災から約2年6ヶ月がたった、今この瞬間の想いを

話してくださいました。

 

 

100回記念お楽しみビンゴ大会

たくさんの方々から、景品を提供していただきました。

 

立花さんのサインとCDも景品に。

 

 なかなかあたりません。

 

最初にBINGOしたのは安吉さん

 

 

 

続々と、ビンゴが続出するも

 

 

結局私は最後まで揃わず。

若干狙っていた、メーテレさんから提供の謎の紙袋

タケさんに持って行かれました。

中身が気になります。

 

その後、邦子さんとの語り合いが始まりました。

 

その頃代表は、外で取材に。

 

ちょっと一服な人たち

 

人数が多いので、小型のアンプを使っています。 

 

毎回本気で話してくれます。

みんなに助かって欲しいから。大切な人を守って欲しいから。

話し終わった後、

「ちょっと疲れたから、少し休ませて」とこっそりスタッフに言ってくるときがあります。 

 

 

まだまだ続く取材。

 

出発式

今回は、スタッフ4人が(久田、久世、石田、武内)が

初めて前に立ってエールを送りました。

ちょっと石田くんの肘が曲がっています。しゃきっと。

私は若干、タイミングに乗り遅れました。

 

そして最後は、

 

恒例、集合写真です。

 

誰かの頭が写ってしまいました。。。

でも、みんなに会いにまた帰りたくなる、そんな写真が撮れました。

 

 

東別院に到着

 

「101回目の活動お疲れ様でした。」

「え?」

「あ、まちがえた!」

100回目という節目の活動を、無事に終えることができました。

 

次回、101回目の活動が楽しく笑顔あふれる活動となるように

+1枚おまけです。

老人憩の家周辺のパノラマ写真です。

クリックして拡大できます。

 

 

現地ボランティア まだまだ継続していきます。

お申し込みはこちらから↓

http://aichiborasen.org/volunteer

 

 

 

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第五回11日募金のお知らせ

2013年09月11日 11時42分27秒 | 震災孤児遺児応援ワンコイン・サポーターズ20,000人プロジェクト

こんにちは。

事務局次長の宮垣です。

本日9月11日をもって、東日本大震災発生からちょうど2年半が経ちました。

愛知ボランティアセンターは、これまでも、これからも、変わらず、応援の想いをしっかりと形にしていきます。

 

今日は第五回目となります、11日募金です。

17時~19時まで、栄三越前にて街頭募金を行います。(地下鉄東山線栄駅16番出口出てすぐ

途中参加、早退も自由です。

少しでもお時間のある方、栄近辺にお立ち寄りの方は、ぜひご参加ください。

募金箱を持って声出しをするもよし、リーフレットを配るもよし、

募金をしに来てくださるのも、大歓迎です。

ぜひ一緒に、震災でお父さん・お母さんを亡くした子どもたちへの応援の想いを届けましょう!

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エール3rd決起+第一回実行委員会&エール3rd年内のスケジュールについて(追加:第二回現地ボラ動画)

2013年09月11日 09時53分18秒 | 被災者応援犠牲者追悼イベント「エール」
皆さんこんばんは!!田中です☆
雨の日が続き、皆さん風邪などひいていませんか??
季節の変わり目ですので、気をつけて下さいね。
 
さて、タイトルの通り、、、
 
いよいよエール3rdの準備が始まります!!
東日本大震災からあと半年程で3年が経とうとしています。
私たちに出来ることは、限られていて、
でもその限られていると思っていた活動が、
たくさんのボランティアさんと活動することによって、「そんな事も出来るの??」
といわれる活動に変わっていきました。
たくさんの人が笑顔になる活動、そこに愛のある、あたたかい活動を作っていくことができています。
そんなみなさんと一緒に迎える3年目。
私たちにしかできない応援を形に。
 
初めての方も大歓迎です!!
申込は必要ありませんので、直接会場へお越しください。
 
みなさんと一緒に考えて、悩んで、時には誰かの意見で180度企画が変わったりして、、、
 
みんなでやるから出来ること。
 
是非ご参加ください!!
 
 
 ※会場は予定です。
10月6日(日)10:00~12:00 エール3rd決起・第1回実行委員会 東別院対面所下広間
10月6日(日)13:00~16:00 キャンドル瓶の清掃 
 
10月27日(日)10:00~17:00 第2回実行委員会 東別院対面所下広間
 
11月10日(日)10:00~17:00 第3回実行委員会 東別院対面所下広間
 
11月24日(日)10:00~17:00 第4回実行委員会 東別院対面所下広間
 
12月 8日(日)10:00~17:00 第5回実行委員会 東別院対面所下広間
 
12月22日(日)10:00~17:00 第6回実行委員会 会場未定
 
※ 全体MT10:00~12:00
  お昼休憩12:00~13:00
  各企画MT13:00~15:00(必要あれば延長可17:00まで)
 
キャンドルの6日以降のスケジュールは、担当者が決まり次第、掲載します☆
よろしくお願いします!!
 
 
いつも動画を作成してくださっているちえさんから、震災直後に愛知ボラセンが行った現地ボラの動画が届きました。
 
この景色を、空気を、色を、
忘れない。そう改めて思いました。
エール3rdへ向けて、心ひとつに頑張りましょうね!!
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【再度 放映変更のお知らせ】

2013年09月10日 14時18分30秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

【再度 放映変更のお知らせ】

昨日は第100回の内容が
メーテレさんで放映がありました。
どうでしたでしょうか?

中京テレビさんの放映は
本日だとお知らせ致しましたが

東京オリンピックが決まり
本日まで番組の内容がオリンピック中心となり
第100回の放映は
【明日 11日】【15時50分~ キャッチの番組内】
となりました。

本日のテレビを楽しみにされてた皆さん
再三の変更のお知らせ申し訳ございません。

愛知ボランティアセンター
久世

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愛知ボラセン事務体制について

2013年09月10日 00時24分49秒 | スタッフのつぶやき

代表の久田です。

9月1日より、副代表の田中涼子と、事務局長の久世義晃を愛知ボラセンの専従職員としました。
他に、これまでのパートタイマー職員の日下部さん、稲田さんとあわせて、
4人の職員で日常業務にあたります。

当面、
1)寄付の控除を受けられるようにするために、認定NPO法人の取得をめざします。
2)一般社団法人 十八成ビーチ・海の見える丘協議会が、新たに進めようとしている被災者の雇用と、被災地の復興をめざす活動を積極的に応援していきます。
3)福島県富岡町の福島第二原発事故被災者の応援活動を新たに進めていきます。
4)十八成浜の被災者応援活動は今後も継続的に行っていきます。
5)犠牲者追悼・被災者応援エール3rdの成功をめざします。
6)震災孤児・遺児応援活動をさらに進めていきます。

こうした活動をこれまで以上にしっかりとやっていこうと考えています。

今後も皆さんの支えを賜りますようお願いします。

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活動予定カレンダー