小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

あきれた先生

2009-12-10 00:05:02 | 医学・病気
大学の一年の時の体育の授業の指導者は、二人いた。一人はテニスで元かなりの選手だった。もう一人は、元、体操の選手だった。授業では、バレーボールとマット運動をした。マット運動は得意だった。しかし生徒はマット運動が全然、出来ない生徒もいた。側転すら、よく出来ない。私は子供の頃、仮面ライダーやスタントマンに憧れて、野原でよく側転したり、鉄棒で回転降りをしたりしたからである。しかしバレーボールは全然出来なかった。私は集団のスポーツが苦手である。そもそもバレーボールは、中学でも高校でも、一度もやった事がない。しかし、皆はバレーボールは出来るのである。よくは知らないが、バレーボールをやった人もいるだろうし、やったことがない人もいるだろう。それでもバレーボールは、そう難しい技術が必要でないらしく(私には難しいが)、また、他の人は皆でやる集団のスポーツには、やりなれているらしく、ちゃんと出来るのである。しかし、それを見ていたテニスの先生が、何かイライラしだして、体育館の隅で小さな壁打ちテニスをし出したのを見た時には、あきれた。先生は、生徒が怪我をしないよう、ちゃんと見てて監督する責任があると思うのだが。元、体操の先生も同じで、バレーボールの時間に、皆がバレーボールをやっている時に、数人がマットで遊んでいた所に近づいて行ってマットでバク転やらバク宙やらを教えだした。まったくあきれる。それに自分の出来るスポーツ以外のスポーツには興味が無いのもあきれた。私は自分の出来ないスポーツにも大いに興味がある。勿論、見るより自分でやってみたいと思う。ラグビーは、ちょっと無理かもしれないが、やってみたいくらいである。サッカーや野球なら、今でもやってみたい。当然、自分が出来ないバレーボールも出来るようになりたいと思った。まだまだ私は精神的に若い。そもそもボクシングやキックボクシング、剣道もやろうかな、とも思っているほどである。そして、生徒も、そんな先生にあきれていないで、バレーボールに夢中になっているのにも、あきれた。

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