はなむらさき不定期便

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かえってきた○○ ジャンプ感想20号

2005年04月21日 02時27分08秒 | WJ感想2005
気が付けばWJ20号は漫画も巻末コメントも花粉まみれ。
かく言う私も花粉症再発でおしゃみが出ました。仕事中下向けないのよ。薬で眠いのよ。
そんな訳で今週は帰ってきた花粉症祭兼、おかえりなさいデスノさん祭です。
なんの事はない、珍しく普通に感想書くだけなんですけどね。
でもデスノと花粉は分量大目で。では、行って見ますかねっくしょん。



***DEATE NOTE***
のっけからウエディ・アイバー死亡。この2人はカラーページだからまだいい。
奈南川らヨツバグループの幹部らは一色ページで皆まとめて死亡。ご愁傷様です。
新シリーズ開始にあたり、第一部を引きずるキャラクター達は一気に抹殺されました。
ちょっともったいない、というか面倒なモノをまとめて処分しちまったんじゃないかと邪推してしまうよ。

さて、舞台は4年後の世界へと移行致しました。メロとニアは16歳位?に成長し大人びた雰囲気に。粧裕もすっかり大人になりました。
ミサは服装こそ落ち着いたものの、中身は相変わらずのおきゃんぴい。ライトは変わんねぇなあ。中身も顔も。松田、お前は何故若返っている?
元々、大人だった皆さんはあまりお変わりない様です。精神面での変化は子供だったメロ・ニア・粧裕の3人が大きいのかも。
メロ・ニアの2人は『Lを継ぐ者』として登場しました。
・ニア → 座り方
・メロ → 甘党
それぞれ、このトレードマークを受け継いでいるよう。でもどちらかと言うとニアの方が在りし日のLに近い印象です。
メロ、お前は何処の悪党だい?
第2部は、キラを巡るこの2人の知恵比べが主軸となるのか。
FBIを使い、正攻法で真相に迫るニアに対し、どう見てもソノ筋の方々(もしかしてCIAだったりするのか?)と共にルール無用の棘の道を行くメロ。
この2人に何があったんでしょう?4年の間にメロはダークサイドに落ち、自らキラに取って代わろうとしているのか。
あるいは、単にニアに負けたくないという気持ちから?キラ逮捕という最終目的は同じなのだろうか。
どっちにせよ、この2人、本気で仲違いしているような気がします。
今週の時点ではルールなんて見えやしないメロが一歩リード。誘拐という犯罪そのものに手を染めてまでノートを狙います。
ニアは真っ向から勝負しすぎ。「ノートを我が国に渡してもらいたい。」なんてストレート過ぎ!でもアメリカ人なら言いそうだと納得。
次号はメロが粧裕誘拐に向けて動き出す!うん、そのターゲット設定はイイ線行ってる。
だけどライトなら実の家族でも見殺しにしそうだから怖いのです。むしろ自ら手を下す危険も有る。夜神次長は職務優先タイプだし…。どうなる粧裕!?
案外、メロと意気投合してみたり。昔どっかで有ったなぁ、誘拐されたお嬢様が、テロリストに惚れて仲間になった事件が。そんな感じで。


***銀魂***
センターカラーで人気投票結果発表。真のレギュラーたる、新八・神楽を差し置いて真撰組の面々が上位を独占しております。
一生懸命投票したファン層が良く分かる。なんか夢に見そうな結果発表ページですわ。ジャスタウェイは良く頑張った!さっちゃんに勝ったよ!!え?さっちゃんこんなに下なの?
そんなファンが選んだナイスなセリフNo.1は「俺の大将はあの頃から近藤だけだよ。」という土方の熱いお言葉だそうです。
あーもう、ギャルの心を鷲づかみだね!ちなみに私の一位は「クソマミレジャンっていうんだ。可愛いねー。」ですけどね。クソネタ好きですよ。ええ、大好きですとも。
それはさておき、本編も巻末コメントも人気投票のことなど全く気にしていない様子がイイ。巻末コメントなんてウンコネタですよ。
本編は本編で鼻水全開だし。「まいけるじゃくそん」→「じゃねっとじゃくそん」のコンボがツボです。
テッシュが切れたらトイレットペーパーで代用しようだなんて、その考えは甘いですとも。トイレットペーパーは水に溶けるのよ。やわらかいから、鼻かんだ拍子に鼻水もろとも吹っ飛んで行くのよ。気を付けて。
隣に越してきたヘドロさんは、エンジェル伝説よろしく顔は怖いが気は優しいお方。北野君とちょっと違うのは、ヘドロさんは、もう化け物そのものって所かな?
でも良い人なんですよ。ヘドロさん。裸にエプロンだし。頭にお花咲いてるし。
やっぱり銀魂は長編より単発のが良いなぁ。安心して笑えるよ。空知先生は1話でオチを付けるのが上手い!


***ジャガー***
タイトルからして既に諦めている。「メッセージ漫画に挑戦、失敗」いきなり敗北宣言を出されてしまったら、許さない訳には行かないでしょう!
でも花粉の恐ろしさは十二分に伝わりましたヨ。その点に於いては大成功と言えましょう。
巻末コメントも花粉症トークで統一し、臨場感抜群!ぴよ彦ら「普通の花粉症」の体験談がリアルです。
例によって、一人話題にのれないジャガーさんのウソ話かと思ったら、後半3ページで事態は急変。
メッセージ漫画だ!メッセージ漫画になってる!
ところで、メッセージ漫画ってどんなん?進研ゼミのDMに付いてくるヤツみたいな感じ?(微妙に違う。)
体中から鼻水が溢れる「おしゃみ」はともかく、体から花粉が出てくるのはハタ迷惑な症状だなおい。
失敗の原因はテーマの詰め込み過ぎですね。新人作家にありがちな症状です。
花粉にテーマを絞ったラストにすれば、もっとまとまりが良かったのでは?しかし、キャラ・ネタのセンスには非凡な物を感じます。
伏線の使い方・演出も巧みで物語を面白くしています。ただ、画力、特に背景にはもっと気を使って欲しい所。(ネタ元:先週の漫画賞の編集部講評ヨリ。)
花粉をなめたらアカン!なめたらアカン!人生舐めずに、コレ舐めて~♪(強引にまとめてみた次第。)


***武装錬金***
巻末コメントが淋しげ。昼間出歩けないほどの花粉症なんですね。和月先生、可哀相。なんとも切なげな余韻を残すコメントに深いものを感じます。
次号最終回との情報を得たのですが、ホントなのか?
ヴィクターの妻・アレクによって語られる、黒い核鉄の悲劇とその力を打ち消す唯一の手段・白い核鉄。
しかし、頼みの綱の白い核鉄はただ一つだけ。”ヴィクター”は2人。
コレがヴィクトリアの言う「錬金術がそんな簡単にみんなを幸せにすると思う?」の答えなのか。なんかちょっと違う気がする。
が、まぁソレは置いといて。
カズキが人間に戻れる、と判明した時の斗貴子さんの反応にしんみり。心からの安堵という感じ。スゴク可愛らしい。
でも剛太には酷な表情だわ。あのヘルメットの中で一部始終を見てるんでしょうに。
安堵した所で「白い核鉄はただ一つ。どう使うかは自分で決めて。」と、残酷な選択を託されたカズキ。
かえって「ヴィクターを救って欲しい。」と言われた方が、素直に動けたかもしれない。
でもカズキの行動は「自分よりも他人を優先」するのが基本理念。白い核鉄もあっさりとヴィクターに譲ってしまいそう。
次週、クライマックス!カズキがどんな選択をするのか。そしてホントにクライマックスなのか。
マンキンの時は「次号、クライマックス!!」でホントに最終回でしたが、レンキンはどうなるのかしら。
そっちの意味でも、次号、目が離せない作品です。



花粉症に思いを馳せたら症状が再発したので、とりあえずここまで。
後半は土曜日辺りにまったりと書きたいと思います…。
ふぇっ、ふぇっ…なーっぷしゃいず!!
コメント (2)
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