思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

鳥羽→伊良湖 伊勢湾フェリー「伊勢丸」乗船記

2017-08-21 09:06:15 | 2017年の旅行記
10時半になって乗船が始まりました。今回乗船する船の名前は「伊勢丸」、この航路では一番新しいフェリーとのことですがそれでも10年以上選手。船内を軽く紹介しましょう。



船首には椅子席が並び。



入口付近にはテーブルのあるボックス席。



後方には桟敷席も用意されており大変使い勝手のいいフェリーだと思います。1時間ほどの航海ですが横になって休みたい人だっているでしょうからね。この日は小さな子供を連れた親子が多く収まっておりました。丁度テレビで「アンパンマン」の時間だったものですからさながら映画劇場の雰囲気。ちなみに上部には有料の特別室もありますが、330円払ってまで入るのもどぅかな?と思ったので普通船室に収まります。

定刻は10時40分ですが積み込みに手間取ったのか8分遅れで鳥羽を出航。船内放送では「10分遅れでの出航」と言ってましたので1分単位は気にしない会社なのかもしれませんね。出航してデッキに出ると目の前には



豪華客船「飛鳥Ⅱ」が停泊しています。昨夜は熊野の花火大会で沖合から花火見物のクルーズがあったので(花火中継のテレビに映っていた)、夜のうちに移動してきて、今日の乗船客は伊勢観光でしょう。



こうやって見ると改めて大きさに驚かされます。今乗っている船など赤子みたいなものですよ。余談ですが、いま記事を書くにあたって飛鳥Ⅱのツアー募集のページを見ますと、8月16日に横浜出航、17日熊野沖花火見物、18日伊勢参拝と鳥羽水族館見学して19日帰着で最低料金が180,000円で最高料金は906,000円。お金持ちは違うよなあ、こっちはバス代込みで2,060円…。



飛鳥Ⅱがだんだん遠ざかってゆくと次に見えるのは。



反航便の「鳥羽丸」が近づいてきました。





あちらもかなり乗っている様子。こっちもそうですが夏休みの旅行客がメインかなあ?





随分とんがった、集落がへばり付いた島だなあと思っていると神島というそうです。三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になって映画化のたびにロケ地にもなったそうだが、私は三島文学は読まないのでさっぱり。私にとって文学家ではなく思想家ですから。



そして程なくして伊良湖岬の灯台が見えれば短い船の旅もおしまいに近い。





鳥羽から50分ほどで伊良湖に到着です。伊良湖岬と言うとどうしても遠くてゆくのに面倒なイメージがあるんですが、こんな簡単に船で行ける場所なんだと改めて感じました。時間は丁度昼になるところなので昼食にしましょう。