【２００８年沖縄キャンプ】ファイターズ国頭２軍キャンプ（その２）

前回からの続き。

先ほどの少年野球用グラウンドに戻りますと塁をカバーする練習をしてました。投手は投げるまねをしてからコーチが打って、そのボールを野手が取って、１塁をカバーしにいった投手に送るという具合。なかなかの出来かと思います。

球場横の陸上競技場では一部の野手が走りこんでいたようです。丁度１２時になったころなので皆戻ってきました。ランチの時間です。

しかし少年野球用グラウンドに再度転じますと、１人だけ残って練習している人が。

江尻です。

ネットに向かって黙々と投げ込んでます。見学客は私を入れて４～５人、それとマスコミ１人。ＨＴＢの記者章をつけた女の子がハンディーカメラで撮影してます。さっきから江尻を追ってますからＦＦＦＦＦで放送されるのでしょうか。それともカメラマン見習いとして１人で２軍キャンプ取材を任じられたのか。そうしていると江尻はネットに手袋を括りつけて、女の子を含めて見学者に聞こえるような声で話し始めました。

「マイケル先生に投げ込む時はきちんとした目標を用意しないと上達しないと言われたんで」

今年は無理でしょうけど早く復帰して欲しいですね。本来こんなところにいるべき人じゃないから。