清里町を過ぎますと山が深くなりまして山越えの手前、緑へ。名前の通り夏に来れば緑が深い所だ。先日書いた記事で、酒をゴチになったのがここの駅前の食堂であった。飲んだ酒は旭川の地酒、男山だった。今でも食堂は残っているだろうか。
列車は峠を越えてゆく。峠と言っても険しいという感じは無く、丘陵を登り短いトンネルで越えるという感じがした。川湯温泉では観光客が15人くらい乗り込んできた。これでもかつての”観光ブーム”の頃はもっと乗ってきただろうと察する。摩周湖・屈斜路湖・硫黄山・川湯温泉と観光には事欠かない地であすから。今でこそ川湯温泉は寂しい感じだが、泉質は日本でもトップクラスだと思う。でも乗ってきたのは大半が「ジャパンレールパス」を持った中国人でした。
摩周へ向かう途中、けたたましい警笛と共に急ブレーキで停車。久しぶりに列車で前のめりになった。前方を見るとシカの群れ、石北本線同様釧網本線もシカに悩まされている。行政も駆除に乗り出しているが、なかなかうまくいってないようだ。
かつての標津線の分岐駅、SLの始発駅、標茶で小休止。
ノロッコ号の始発駅塘路付近からは釧路湿原が広がる。
ひとつの鉄道路線で湿原・丘陵・流氷・タンチョウヅル・エゾシカとフルラインナップで見られる鉄道路線、日本でもここだけと言えるだろう。乗っているだけで十分観光したといえる路線は。
根室本線が寄り添って東釧路に到着すれば終点まであとわずか。わずかなんだがなかなか発車しない。運転士が無線で確認すると根室行き5635Dが遅れの〈スーパーおおぞら3号〉の接続を受けるべくまだ釧路を出ていないという。
すると運転士は列車を下りて、根室本線ホームで待っている高校生に列車の遅れを伝えに行く。優しいね、なかなかできることじゃないよ。やってきた列車は「ルパン三世」塗装でした。結局釧路には5分遅れで到着。
今も残る雄別鉄道の地下道。いっそ小さくていいから裏口を作ればいいのに。昔と違って栄えているようだしさ。
列車は峠を越えてゆく。峠と言っても険しいという感じは無く、丘陵を登り短いトンネルで越えるという感じがした。川湯温泉では観光客が15人くらい乗り込んできた。これでもかつての”観光ブーム”の頃はもっと乗ってきただろうと察する。摩周湖・屈斜路湖・硫黄山・川湯温泉と観光には事欠かない地であすから。今でこそ川湯温泉は寂しい感じだが、泉質は日本でもトップクラスだと思う。でも乗ってきたのは大半が「ジャパンレールパス」を持った中国人でした。
摩周へ向かう途中、けたたましい警笛と共に急ブレーキで停車。久しぶりに列車で前のめりになった。前方を見るとシカの群れ、石北本線同様釧網本線もシカに悩まされている。行政も駆除に乗り出しているが、なかなかうまくいってないようだ。
かつての標津線の分岐駅、SLの始発駅、標茶で小休止。
ノロッコ号の始発駅塘路付近からは釧路湿原が広がる。
ひとつの鉄道路線で湿原・丘陵・流氷・タンチョウヅル・エゾシカとフルラインナップで見られる鉄道路線、日本でもここだけと言えるだろう。乗っているだけで十分観光したといえる路線は。
根室本線が寄り添って東釧路に到着すれば終点まであとわずか。わずかなんだがなかなか発車しない。運転士が無線で確認すると根室行き5635Dが遅れの〈スーパーおおぞら3号〉の接続を受けるべくまだ釧路を出ていないという。
すると運転士は列車を下りて、根室本線ホームで待っている高校生に列車の遅れを伝えに行く。優しいね、なかなかできることじゃないよ。やってきた列車は「ルパン三世」塗装でした。結局釧路には5分遅れで到着。
今も残る雄別鉄道の地下道。いっそ小さくていいから裏口を作ればいいのに。昔と違って栄えているようだしさ。