思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

稚内 ドーミーイン稚内の朝食は海鮮丼 北防波堤ドーム~稚内桟橋駅跡

2023-12-27 07:27:24 | 2023年の旅行記(国内旅行)
明けて12月17日、朝7時に目が覚める。寝ている間は暖房は切っておくのでどうしても朝は寒くて目が覚める。だがそれが当たり前なことで入れっぱなしなど考えたこともないし部屋が乾燥する。もっとも昔の温泉旅館なら深夜に一方的に温水暖房が止められて、朝には冷えた管が「カーン、カーン」という音で目が覚めたりして。



外を見ると除雪車が走っていたがそれほどの大雪にならなかった模様で、JR運行情報を見ても宗谷本線は平常とありよかった。一方で宗谷バスの長距離バスは稚内の深夜便を除ききょうはすべて運休とあった。13時の〈サロベツ4号〉が混みそうですね。ANAは稚内発着便はすべて天候調査になっている。朝風呂に入りにゆくと内風呂もきのうよりぬるく感じる。体が冷えているだけかもしれないけど、そして露天風呂に至っては入れるような温度ではなくなっているのですぐに退散。確実に死にます!



8時に朝食会場へ、朝食が5時半からと早いのは利尻・礼文へ渡る人が早朝に出るからで(夏なら日帰りも可能なので連泊したままでも)すが、きょうは全便欠航とフロント前に掲示。食券は無く部屋鍵のチェックなのだが係はおらず、呼ぶのだがきちんとチェックはしてない。遠くから部屋番号何番ですか?と。来ていない客をすべて把握しているとは思えず、その後も食券買ってないけど朝食食べたいという人に対して「部屋番号は?帰りに払ってくれればいいですよ」と。入口には先にフロントで食券購入とあるけど大丈夫なのか?なんか漏れが多そうな人。



こちらが朝食。ドーミーイン稚内の名物は海鮮丼で、具材はいくら・サーモン・ホタテ・えんがわの4種。ほかには豚ジンギスカンというものがあり、塩辛はあったが筋子はない。味噌汁は豚汁でした。ぶたじる?とんじる?私はぶたじる派です。



ご飯は酢飯も用意されており赤酢使用。いくらの味付けが美味しくてこれだけあれば他はいらないって思える。



ドリンク類はソフトカツゲンの用意があるのは嬉しい、右のグラスのドリンクです。



二膳目はいくらだけたっぷりかけようと思ったが少しずつ少しずつ小出しにしているようで結局は似たような盛りに…。そこは牽制しているのかもしれない。違いがわからんって?えんがわ入れてないんですよ。ともかくこれで昼飯はいらないかもしれない。今日は10時28分発の名寄行きでスタートしますので、それが丁度いい。これで1泊7,800円ほどはお値打ちで、アゴダなので2か月後には1,000円弱がキャッシュバックされてくる。

しかし、楽天やじゃらんよりもお値打ちなプランを出してでも、本当はインバウンドを受けたいのかもしれないね。今後は宿泊を検討する際は楽天一辺倒ではなくアゴダも検索するようにしようと思った。部屋は11時チェックアウトなので朝の街散策を。



まずは稚内駅で状況確認、うん、大丈夫だ。ちゃんと名寄行きが表示されている。





途中で止まる可能性もありますね。



少し風が強くなってきたなあ。



サフィールホテル稚内。きのうのクラブツーリズムだな、宗谷岬で見たバスと同じだから。



北防波堤ドーム、稚内の象徴的な建造物。



初めて来た1985年頃は歩道ではなく車道で一方通行だった、夏に来たのでテントを張る人が多かったなあ。周囲にも使われていないような引き込み線が多数残ってた。かつてはここから樺太の大泊まで稚泊連絡船、砕氷船亜庭丸で8時間の航海だったとあり、1日おきの運航で夜行、稚内23時半出航で大泊に7時半着。反対は大泊20時50分発で稚内4時50分着だった模様。その後戦時中は夜間航海が禁じられて昼間の運航に。船は3等級制で食堂や売店も完備され、和食に洋食にビールにと。そして4時間以上遅れが確定的になると無料の食事が提供され、船内には備蓄もしてあったそうだ。

往時は中に線路が敷かれておりという記事は見られますが間違いで、ドームは駅舎でホームでした。突き当りに改札があってそのまま連絡船に乗れるようになってた模様。このサイトが分かりやすいですね。

ちなみにハートランドフェリーがコルサコフまで運行してた時は4時間半の航海でした。サハリン航路は運航されなくなって久しいですね。





凄い波、きょうの利尻礼文航路は全便欠航です。



いまの稚内でも十分寒いし住むには大変な気候だが、樺太の生活など想像も絶するね。



そろそろホテルに戻るが途中で犬の散歩に遭遇。毛が長い犬だからか飼い主が抱っこしていたが、それでは散歩の意味が無かろう。飼い主の散歩だ。



昨日きれいに除雪してあったのに…。

~おまけ~
稚内桟橋駅について検索してたら素晴らしい写真を発見したので、勝手ではありますが転載します。この写真にはとにかく感動しかない。









1970年頃の写真で時はディスカバージャパン、カニ族が北海道に多くやって来た頃のもの。線路の上に建っているものがかつての稚内桟橋駅。この時点で25年以上は使われていませんで、1972年に撤去工事したそうです。

最後の写真は礼文へ行く船ですが、船室は存在しない露天甲板のいかにも貨物船にぎゅうぎゅうの旅行者を乗せて…。



国内旅行ランキング国内旅行ランキング