14時33分発新津行きに乗車です。
キハ110ならいいなあと思いましたが、国鉄型のキハ40+キハ47でした。なんとか空きボックスを確保。
それでは会津の地酒を楽しみましょうか。栄川と花春。あとで調べてみたら同根のお酒なんですね。そして栄川といえばノースウェスト航空に搭載していましたね。つまみはNEWDAYSで買ったあたりめ。ご当地あたりめを展開しているんですね。魚醤で味付けしているとありましたが、これが旨いのなんのって!
喜多方~山都では車内改札が現れました。最近では普通列車の車内改札は滅多に出会わなくなったような気がします。今回の旅行でもこれ1回きり。Suicaが普及したのもあるでしょうが(喜多方が仙台近郊とか、松本が東京近郊なんてありえない!)、昔々はJR西日本の新快速で機動改札が頻繁に回っていたのは遠い昔。車窓は阿賀野川のそばをゆったりと進むような感じで、好きな風景です。
列車は津川で小休止。狐の嫁入りで有名な郷です。お客はホームに出てタバコ吸ったり、写真を撮ったり背伸びしたり。昔の汽車旅の風景のようであります。
跨線橋で見かけたポスター。私も参戦したい!
その後だんだん窓の外は暗くなり、五泉から先は新潟都市圏、どっと乗り込んできた。17時10分に新津着です。
すぐさま17時19分発新井行き〈くびき野4号〉に乗り換え。最初は指定席にしようか悩みました。正月だし、特急のかわりのような列車だし混んでいるのではと。それで急いで一旦改札を出て、指定席券売機で空席状況を見たらざっと3割程度しか埋まってない。なので普通に自由席。もし混んでたら指定席に行き510円払えばいい。結局のところ最後部車に少しだけ空席がありまして確保できました。
にしても”くびき野”は超がつくほど乗りトク列車だよなあ。北越と殆ど所要時間が変わらんし。
新津駅のキヨスクで見かけたビール。サッポロなのに新潟限定?って思いました、正直なところ。でも”第3のビール”ではなく正真正銘のビール。今から15年以上前、ご当地ビールが流行ったのを思い出しました。で味ですけど、やっぱりビールは旨いよなあ。19時10分の高田で下車し、駅から徒歩30秒程度の「高田ターミナルホテル」に投宿。
朝食付きで4,200円でした。素泊まりなら3,500円だけど、田舎で外で朝食は大変ですから。チェックインの時点で朝食を和食・洋食・お粥のどれにするか問われたのでもちろん和食をチョイス。荷物を置いて夕食に出かけました。
うーん、街が寂しい…。飲食店は少ないし、それでも駅のそばにはキャバクラとかスナックがあるんですね、地方都市なのに客引きはうろついているし。まあ食事がしたいのでそんなところには行きません。
刺身が食べたいのでここでいいかと入ったが混んでいた。やってきた店員に「1人だけど空いてる?」って聞いたら
「見ての通り、空いてませんよ!!」
少々切れ気味というかテンパっていて、確かに忙しいかもしれないがあり得ない接客。当然「あっそ」とばかりに店を出てホテルに戻った。1階に居酒屋があったし。フロントには宿泊客用1割引きチケットというのがあったが、ルームキーを見せたら1割引きにするほうがスマートではと思った。客は3組と多くは無いが、奥の座敷では宴会があるようだ。
値段は少し高めでしょうか。
まずは地酒のスキー正宗を燗で2合。この酒、飲みたくて高田に泊まったようなものですよ。お通しは枝豆と数の子の和え物。結構量は多めで、これだけで一品料理でいけそう。
刺身定食(1,380円)を頼んだら盛りがよくて驚いた。8点盛りで20切れ以上はありますよ。これに茶碗蒸し(カニ入り)と煮物とサラダまでついているんですから。もちろん刺身の鮮度は申し分なし、メニューにも能生漁港からとあったし。ちなみに1,260円で単品の刺身盛り(1人向け)というのがあったが、どんなに豪華なのだろうと思いましたよ。これで1割引きだから、酒代入れても2,000円で釣りが来たのは驚き、お通しはサービスでした。
庄屋なんか入らなくてよかった。それにどんなに酔ってもエレベータに乗るだけだしさ。