思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

日帰り香川で讃岐うどん巡り 山田屋

2021-07-30 07:24:15 | 2021年の日常(旅行未満)
数日前に奈良の腐れ縁に「休みで暇ならどこかへ遊びに行こう!」と連絡したら水曜日休みだという、私も水曜休みなので決定。そこで行き先だけども私が最初に「青春18で飯田線」と提案するとそんな修行は嫌だと却下され「山田屋一度行ってみたい」という。

山田屋?やじろべえマークでおなじみの山田うどんなら知っているがと言ったがうどん屋には違いないのだが、埼玉ではなく香川、水曜どうでしょうで出てきた店だそうで、ならば四国八十八か所巡りか。その頃はあの番組見てないんだよな(今も新作はひとつも見てないが)。じゃあそこへ行こうと決定。

近鉄富田を始発の鳥羽行き急行に乗り、伊勢中川で京都行き特急に乗り換える。この列車はいつもだいたい平屋なんだけど、今日はビスタカー。





3号車にしたが見事に乗客ゼロ!コンビニで買ったおにぎりで朝食とする。香川まで行くのなら夜通し走って朝からうどん屋巡りでしょうと提案したが、そんなことしたら体がもたない、眠いだけと却下。奈良から香川なら高速で3時間あれば問題ないはずだから昼食に丁度いい時間になると主張するが車を出してもらうから文句言えない。大和八木で普通に乗り換えて二上で下車。いつもは大和八木まで迎えに来てくれるが「この時間は朝の渋滞に引っかかる」。もっとも二上にしても西名阪の柏原ICまで20分以上はかかりましたがね、なんとも狭いへろへろな山道だこと国道165号線。松原JCTから阪神高速大和川線~三宝JCT~湾岸線~淀川左岸線~神戸線と進む。湾岸線そのまま進んで住吉浜で出て摩耶から神戸線なら確実に時間かかるだろうという。神戸線も渋滞してましたがね。そのまま第二神明に入り名谷JCTから神戸淡路鳴門自動車道。明石海峡大橋を景色見ながら渡るの初めてかも。



淡路SAで休息。夏休みなので普通の人出、これは誰も咎められない。内容精査せずに数だけでマスコミや行政が煽ったってもう誰も付いてゆけない。いまだに「大切な人のことを思って行動自粛を!」と騒ぐ奴は馬鹿だなあと思う。すでに広く薄く市中で感染し、免疫もそれなりに出来上がっているかと。ワクチン未接種者をランダムに抗体検査したら1年前は1%とか数字になったと思うが10%程度は出ると思う、大都市部なら。かくいう運転している腐れ縁もGWに罹ってしまって奈良県総合医療センターに搬送されて10日ほど入院してる、39.5度の発熱が二晩続いたといい暫く何も喰えなくて…と(その割に全然痩せてない)本人は「抗体が出来上がっているから、いま一番安全」と言っているしそうだと思う。そろそろ無症状者はカウントしない必要もあるだろう、ほかの病気ならそうだから。

思ったほど長い淡路島を抜けて大鳴門橋をわたり四国へ、高松道に入れば最近4車線化したので下りは真新しい感じ。元来の道路は上り線になったのかなと。志度ICで一般道に出て15分ほど走行。



着きました!山田屋。前2台の車も同じ目的地で(笑)。



軒先には数人立っている人がいて、恐らくウェイティングに名前を書いて日陰で待っているに違いない。ということで私が先に中に入ると「いらっしゃいませ、テーブルお座敷どちらもすぐにご案内できます」と外に立っている案内係。ちょっと拍子抜けしたし、1日4,000人が来店する人気店という触れ込みはどうなんだ?コロナ前は団体客も来たりしてさぞそんな日があったんでしょうねと思う。勿論座敷がいいですね。





入口に一部の品書きあって安いですな、ぶっかけうどん350円に始まり四桁のメニューありませんね。なんかこう格式あるような店だから高いんじゃないかと怯んでしまいそうになりました。登録有形文化財の標識も見えますし。中に入り左手の下駄箱に靴を収め鍵の木札を持って座敷へ、4~5卓ほど空いていたかな。



盆におしぼりと割箸、冷茶とメニューを持ってきて開いてみればやはりリーズナブルな価格設定。ここは名物だというざるぶっかけにしましょう。このあと2軒くらい食べ歩きもしたいので単品で。天ぷらや押し寿司のついた定食があり、大半はそちらを頼むようで店員も「単品でよろしいんですか?」と念押しをする。だけどサイドメニューでおでん盛り合わせが気になったので大を頼むことにする。そういえば1月に瓦町の鶴丸に行った時も入ってすぐの場所におでん鍋があったことを思い出したので。ちょっとトイレへ。縁側の扉を開けた外にあるようで。



トイレの行き来に見事な庭園を眺めることができてオツだなって。席に戻ってほどなくしておでんが先に運ばれます。



このようなおでんが讃岐風とのことで、すじ・こんにゃく・焼き豆腐・玉子に長天、白味噌仕立てのたれがかかっており、関西の関東煮文化とはまた違う。味もかなり薄味かな、長時間煮込んでいる感があまりしない。周囲を見ると頼んでいる人がいないので、あまり仕込んでいないのかなとも思った。暑い日だから…。



そしてお目当てのうどん、ざるぶっかけが運ばれる。なんとこの店が「ぶっかけうどん」の発祥、元祖だそうな。でもネットで検索すると倉敷のうどん屋が元祖と出てくるんだよな、どっちなんだよ?あと”ざる”というのにざるではなく丼ですけどね。薬味にレモン、大根おろし、生姜、すりごま、青ネギに天かす。それを好みでのせて徳利のたれを注ぐ、まあだいたい全部のせましたが。

まずうどんのコシ、讃岐らしいコシがいいですね、少なくとも博多の牧のうどんの対極をゆくようです。つゆもそれほど濃くはなく、出汁がしっかりしている、いりこに小豆島の醤油を使っているのだろうか。ともかく讃岐うどんの食べ歩き1軒目としていいスタートが切れた感じがします。

本当は朝7時くらいから製麺所系のうどん屋を回りたかったのだが…。今度はジャンボフェリーのレンタカープランを申し込もうか。



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