ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

西表島/石垣島紀行 その2 リュウキュウコノハズク ムラサキサギ ズアカアオバト ツメナガセキレイ アオバズク

2018-03-17 | 琉球地方

石垣島の川平湾です。青い海と白い砂浜。南国です。

3月17日石垣島編後半:この季節のガイドのポイントは、市内、郊外の田園地帯を巡るようです。田畑の中やそばの木立でムラサキサギに出会えました。濃い紫色と細長い首がなんとも言えません。


道を走っていると電柱や電線によくカンムリワシが止まっていますが、ズアカアオバトも止まっています。先島諸島にいるのは、亜種チュウダイズアカアオバトとのことですが、違いはほとんどないそうです。アオバトより色が濃く、お腹は全部緑色です。


午前中のみのSeaBeansのガイドを終えて、HMさんと二人で、港近くの海岸を散策してみました。ムナグロ、キョウジョシギ、チュウシャクシギ等のシギチがいましたが、数は少なく、特別な種類には会えませんでした。そんな中クロサギの黒色タイプが採餌をしていました。

海岸そばの草地に、ツメナガセキレイの20羽足らずの群れがいました。まだ冬羽のようで、道北で見た夏羽よりは、色が薄いです。


17日西表島編:YBツアーに離島ターミナルで合流し、船で西表島に向かいました。航路に海鳥はほとんど見えず、一度オオミズナギドリ数羽を見たのみでした。到着は、予定の上原港ではなく、島の東南部の大原港でした。島の西側の宿泊地まで、バスで向かいますが、石垣島と変わらず、カンムリワシがそこかしこに止まっています。1時間ほどで宿に到着。食事を済ませた後、本ツアーの目玉ともいうべきナイトツアーに出発です。外に出ると早速リュウキュウコノハズクのコホッ、コホッとアオバズク(亜種リュウキュウアオバズク、留鳥)のホー、ホーが聞こえてきます。少し歩いて行くと、島の診療所あたりでアオバズクが鳴いています。街灯に寄ってくるガ等を狙っているのでしょう。ここで、ガイドのNさんの秘技鳴きまねのおかげでしょうか、ちゃんと本体が飛んできました。電柱の上に止まったところをライトで照らすと、目が爛々と光っています。昼間見る何だか眠たそうな顔とは大違い。やっぱり、活動しているときの姿は見応えがあります。



そして、少し山の中に分け入って、再びNさんの秘技。どっちが本物だかわからないうちに、遂にやってきました。初めて姿を拝ませてもらいましたが、目は金色に輝き、頭を回してあちらこちらを見たり、首を傾けたりとたっぷり楽しませてくれました。やっぱり、なんとも言えず可愛いです。進化したデジカメのおかげで、夜の猛禽が撮れるとは…感激です。








次回は、その3 西表島の午前の部、マミジロタヒバリ、オオノスリ、カンムリワシ、キビタキ等をアップする予定です。

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