ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

サンコウチョウ タマシギ 埼玉県/ オオアカゲラ メボソムシクイ 岡山県

2019-05-13 | 関東地方

サンコウチョウ♂ 埼玉県
タマシギ♀♂ 埼玉県

5月13日岡山県高梁市にて: 所用で実家に戻った際、鳥見に出かけてきました。実家から車で10分ほど山に入ったところで、夏鳥たちに会ってきました。サンコウチョウ、オオルリ、キビタキ、クロツグミなどです。定着か移動途中かはまだはっきりしませんが。
ます最初はオオアカゲラが2羽で出現、♂です。
サンコウチョウも結構います。今シーズンの初撮りです。
メボソムシクイと思います。無言だったので、断定できませんが。

5月19日埼玉県: 例年子育てがうまくいっているサンコウチョウのポイントに出かけてきました。渡ってきたばかりのこの時は、あちこち移動しますが、比較的低いところにも、時には、頭の上に出現してくれ、写真に収めることができました。しかし、6月9日現在、未だ営巣場所が見つかりません。したがって、鳴き声はするのですが、姿を簡単に見ることができません。今年は、苦戦しています。
さて、近くに来たのを写して後で見ると、口を大きく開けています。鳴いていたわけではないのですが、大口を開けて、何か滑稽な感じです。口内は蛍光色の緑色で、本当に派手な鳥です。
尾羽を広げたり、上下したりできるのはわかるのですが、この写真↓の尾羽を見ると、どう見ても、丸めているように見えます。こんなことできるんでしょうかね。逆上がりと言ってくれた方がいましたが、そんな風に見えますね。
5月26日にも出かけて、この一枚が撮れましたが、それ以後は、写真になりません。

サンコウチョウを見た後、田んぼに移動し、タマシギを探しました。といっても、カメラマンが10人近く集まっていましたので、簡単に見つかりましたが。鳥を探すより人を探せ、です。さて、行ってみると、いましたいました。しかも、ペアで、光の条件も良く、最初、休耕田の草むらの中にいましたが、餌取りでしょうか、見やすいところに出てくれ、たっぷり撮らせてくれました。
まず、♂が草の中から全身が見えるところに出てきました。
そして、2羽で出てきました。
揃って、頭かき。仲睦まじいですね。でも、2羽でいるのも、これが最後かも。一妻多夫のタマシギ♀は卵を産むとサッサッと次の♂を求めて行ってしまいますものね。
じっとしていると仲良くこちらに向かって歩いてきました。
隣の田んぼに出てきました。でも、すぐに戻ってしまいますが、またやってきます。
畔に向かって、♂が飛び上がってくれました。広げた羽の模様もなかなか渋くていいです。前方には♀がいます。
ペアで田植えの終わった田んぼに出てきました。とっぷり日が暮れるまで、くつろいでいました。
同時に何か食しています。なんでしょうね。小さなタニシだという方もいました。ジャンボタニシの駆除になればいいですけどね。


次回は、6月2日〜4日に出かけた沖縄やんばるの鳥たち、やんばる3点セットを中心にアップします。

春の舳倉島紀行 その3 コウライウグイス シロハラホオジロ キマユホオジロ コルリ オオルリ キビタキ カラスバト コムクドリ サシバ カンムリウミスズメ等

2019-05-09 | 中部地方
コウライウグイス

5月9日舳倉島(続き): 舳倉島に来て5日目になりますが、相変わらず水場を中心に島をウロウロ。新しい鳥もあまり入っている様子はなく、メンツはあまり変わりませんが、夕方になって、コウライウグイスが出てくれ、無事写真に収めることができました。2日の延泊のおかげです。
朝の早い時間でも、水場には小鳥たちが集います。散々撮りまくりましたが、やっぱり、キビタキの美しさについつい撮ってしまいます。
キビタキは♀もよく見かけます。
餌場には相変わらずコルリ♂若が居座っています。
朝食後、宿から島中心の道に行く途中にオオルリ♀もいました。
相変わらずキマユホオジロはあちらこちらで見かけます。
竹林に入ろうとする直前小鳥が佇んでいるので、見ると今回初めてのルリビタキ♀タイプでした。
港近くを歩くとイソヒヨドリがよくいます。その土地の雰囲気が出るような所に止まってくれると嬉しいですが、なかなかそうはいきません。屋根瓦の脇に見えるので、良いかなと思い一枚。
なんども水場によりますが、なんらかしら鳥が出てくれます。今シーズンも、かもしれませんが、露出頻度の高いシロハラホオジロです。
キビタキが出ると、やっぱり写してしまいます。
止まり木がありますが、覗き窓からほんの数メートル。近いです。

出てくれるとやっぱり嬉しいコルリ♂です。成鳥のようで、光の具合が丁度よかったのか、綺麗に撮れました。また、大体の小鳥は、水浴びするとビショビショになるのですが、コルリはなぜか、ずぶ濡れ感がありません。なんででしょうね?
だんだんと日が高くなってきます。森の中を歩いているとコムクドリ♂がいました。
お昼は宿に戻ってとりますが、だんだんとダレてきて、お昼はあまり鳥は出ないからなどと理屈をつけてゆっくりと出かけますが、やっぱり鳥は今ひとつ。のんびりと回っているとFさんから、「コウライウグイスが出てるよ!」との連絡があり、慌てて駆けつけます。しかし、潜ってしまったようで、その姿はありません。昨年粟島でチラ見しただけなので、何としても写真に収めたいとひたすら待ちました。皆さん諦めかけて三々五々移動。1時間以上は待ったでしょうか、付近を捜索していると、潜った場所とは少し離れた場所で、4、5人の方が興奮気味。なんとコウライウグイスが飛んできたとのことですが、またもや木立の中に潜った後。写真に撮られた方は悠々と引き上げていかれますが、悔しい思いの3人ほどが、諦めきれず待っていると、一人の方が双眼鏡を見ながら「出てる⁉️」。高鳴る心臓の音を聞きながらその方向を双眼鏡で見ると黄色の鳥が目に飛び込んできました。慌ててカメラを向けて、やっと一枚収めることができました。ちょっと遠かったですが、嬉しい写真ライファーです。その後は残念ながら出てくれませんでした。
日も傾いた頃、カラスバトが枝被りなしで、見えました。が、ちょっと白抜け。そして宿に戻ります。

5月10日舳倉島: 最後の夜も、鳥合せして、早々に就寝。翌朝やはり、4時起きして、島を回りますが、風はすっかり治り、さすがに今日は船は出そうです。まだ薄暗いなか、見るとキマユホオジロが芝生の上にいました。暗いせいか、わりと近寄らせてくれます。写るのかな?と思いながら、撮ってみると結構写りますね。
オオルリをあまり見かけなくなったのですが、新しいのも入ってきているようで、やっぱり撮ってしまいます。
道に降りて、ミミズをくわえて行きましたが、途中で落としてしまいました。
枝先に止まってくれて、バックが抜けると嬉しいですね。やっぱり。
コウライウグイスが出たあたりをウロウロしますが、さっぱり。そこは、カラスバトが桜の青い実を食べる場所でもあるので、遠いですが、カラスバトがよく見えます。
最終日もやっぱり、水場に行きますが、シロハラホオジロも相変わらずよく出てくれます。
歩きながら上空を見ると猛禽が飛んでいます。サシバです。
昼食後水場に行くとやっぱりキビタキです。
船の出航まで粘ろうとしていたところ、2日欠航だったので、乗客が多く、皆さん早々に乗り込んでいるというので、定員オーバーで締め切られてはかなわないと、慌てて乗り込むことになり、このキビタキで、島の鳥撮は〆です。
出港前の船中で、島で知り合った方達と鳥談義しているうちに出航。あまり期待していませんが、やっぱり、甲板へ。海鳥は、少なく、オオミズナギドリ程度でしたが、輪島港近くの七ツ岩付近で飛び立つ鳥を撮れました。みると、カンムリウミスズメです。潜るんじゃなくて、飛ぶこともあるんだと感心しきり。

そして、輪島港に入港し、一路東京へ向かいました。これにて初めての舳倉島遠征は終了です。
次回は、近隣でのサンコウチョウとタマシギをアップする予定です。その後にAPNツアー(6月2〜4日)で出かけたやんばるの森の鳥達をアップします。

春の舳倉島紀行 その2 シロハラホオジロ キマユホオジロ コルリ マミチャジナイ オオルリ キビタキ カラスバト キマユムシクイ エゾムシクイ等

2019-05-07 | 中部地方

キマユホオジロ

5月7日舳倉島(続き): 3日目になりますが、昨日夕刻雨が降ったせいか、一番たくさんの鳥を見かけました。島の道を歩くと次々に鳥が横切ります。といってもなかなかゆっくりとは姿を見せてはくれません。
ムシクイたちがたくさん入っているようで、地鳴きが良く聞こえ、特にエゾムシクイの声が多かったです。足元の草むらをチョロチョロしていますが、時にその姿を見せてくれます。キマユムシクイがその特徴である2本の翼帯と丸っこい体型を見せてくれました。
朝食後水場で待っていると、いつものキビタキがいます。つい、撮ってしまいます。目線で間近に撮らせてくれるのはやっぱりありがたいです。
水場に現れたのは、カシラダカ。すっかり夏羽になっていて、冬に見かける可愛い感じが少し精悍な様子になっている気がします。
そして、マミチャジナイが登場。今回は、♀のようです。

昼食後、歩いているとコサメビタキがフライキャッチで採餌中。コサメは、オオルリやキビタキのように低いところでは見ないので、元気なんでしょうか。
そのオオルリも良く見かけますが、目線か、地面が多いです。
何度となく、水場を訪れます。エゾムシクイがやってきました。
そして、コルリ♂も。
囀りは良く聞こえていたノゴマがやってきました。北海道か、大陸かどこへ行くんだろうな〜と思いながら、一枚。
シロハラホオジロも水場に現れますが、少し色の薄い、若い♂でしょうか。

5月8日舳倉島: 4日目なります。昨日から、風がどんどん強くなり、早々に欠航が決まっているようで、予定では、舳倉島を後にする日ですが、もう1日(結果的に2日)滞在することになりました。南西の風が強いせいか、風に乗って鳥たちは渡ってしまったのではないかと皆さん推測するほど鳥たちの数が減っています。昨日見逃したマミジロキビタキがいたあたりを捜索するも影も形もなく、未練だけが残っています。その近くで、カラスバトのポイントがあるようで、遠いですが、松の木に止まっています。朝日を浴びて真っ赤な感じに仕上がったようですが、金属光沢が良くわかります。
新しい鳥はいないか〜、と島を巡りますが、いつもの鳥たちばかりです。でも、やっぱりキビタキは撮ってしまいます。若い個体のようです。
センダイムシクイも少ないながらいます。
水場では、キビタキもやってきます。
島のあちこちで、キマユホオジロは見かけます。
森の中で、出身地元の大先輩Fさんにお会いし、一緒に待たせていただいていると、コマドリ♀が現れました。
夕刻になり、エゾムシクイを納めて、4日目は終了です。


5月9日舳倉島: 強い風は収まらず、かすかな希望も潰えて、早々に欠航を知らされます。2日の延泊になりました。
早朝日の出を島の北端で待っていると、ハヤブサが佇んでいます。渡っていこうとする鳥を狙っているようで、飛び立って、しばらくっして戻ってくると獲物を掴んでいます。
日の出の後、まず水場に行ってみました。すると、もう何か来ているようです。見るとシロハラホオジロとカシラダカ。よくに似ていますね。
近くの餌場では、まだ、若いコルリ♂が居座っています。

次回は、続きと最終日の舳倉島をお送りします。延泊したおかげで、コウライウグイスの写真を収めることができました。 

春の舳倉島紀行 その1 シロハラホオジロ ハイイロヒレアシシギ ミゾゴイ コルリ コホオアカ ムギマキ マミチャジナイ オオルリ キビタキ カラスバト等

2019-05-05 | 中部地方
シロハラホオジロ♂成鳥

行きたい行きたいと思っていたBWの聖地、舳倉島に5月5日から8日(延泊で10日)の日程でついに行ってきました。長年通われている方には、珍鳥が少ない少し物足りない今季だったそうですが、初めての身には感動ものでした。ライファーであるシロハラホオジロとハイイロヒレアシシギをはじめとして、コウライウグイス、ミゾゴイ、キマユホオジロ、コホオアカ、マミチャジナイ、コルリ、オオルリ、キビタキ等亜種を含めて92種が確認できました。3回にわたって、報告したいと思います。
今回の遠征は、十数年以上通われている大先輩のKさんに誘っていただき、鳥友HMさんとKさんのお仲間Tさん、Sさん、Kさんとご一緒しました。まずは、5月4日朝、関越に乗って、能登半島の輪島まで車を走らせて夕刻に到着し宿泊。途中金沢市の普正寺の森に寄ってきましたが、めぼしい成果はありませんでした。輪島は初めてでしたが、観光地らしい和風な町で、太鼓のイベントなどもあり、楽しめました。
5月5日 輪島港〜舳倉島: 翌朝、朝市を巡って、いよいよ能登半島の沖50Km先に浮かぶ舳倉島に向かいます。この日は、穏やかな良い天気で、順調に出港しましたが、翌日は、早速欠航でした。日本海側は海鳥が少ないですが、季節柄ヒレアシシギでも見えないかなと、甲板にて海鳥ウォッチング。七つ岩を過ぎたあたりで、浮かんでいる鳥を写すとアカエリヒレアシシギでした。その後オオミズナギドリ等が出てくれましたが、やはり少ない。岩礁のウミネコのコロニーを過ぎて、いよいよ島が近づいてきたころ、近くから飛び出すヒレアシシギをなんとか補足。写真を拡大してみると嘴が太く、根元が黄色いのです。ライファーのハイイロヒレアシシギではありませんか。1羽は夏羽の赤色が出初めているようです。
島に到着すると民宿の名の書かれたリヤカーが港に置いてあります。荷物を積み込み宿に向けて進みます。途中民家の屋根のイソヒヨドリを一枚。屋根に重そうな縄が置いてありますが、風で瓦が飛ばないようにでしょうか。

宿に荷を降ろして早速鳥見に出発。初めての我々のため、Kさんが島を案内してくださいました。人口100人ほどの面積0,55㎢の小さな島なので、すぐに1周できます。中ほどの水場を中心にお好みで好きなところをめぐることができます。早速水場近くで、離島の鳥らしいコホオアカが出ました。
キビタキがあちこちにいますが、本土では考えられないような低いところや、民家の軒先にいます。滞在中に今までの生涯分以上に撮った気がします。
島の北側にもう一軒の民宿があり、その前は草地でいい鳥見ポイントになっています。ノビタキやカワラヒワなどがいましたが、やはりこれ、キマユホオジロ。数が多く、あちこちで見かけました。
朝でも結構現れますが、やはり、水場は午後。コルリ♂がやってきました。
なかなか大物が出ないな〜と水場で待っていると、HMさんが「ミゾゴイがいたよ!」と戻ってきました。飛んで木に隠れたとのことでしたが、戻ってるかもしれないと行ってみると、いましたいました。遠くの道に佇んでいるではありませんか。以前一度だけ見たことはありましたが、写真に収めるのは初めて!嬉しい写真ライファーです。
この日は、これにて鳥見は終了。宿に戻って夕食後、鳥合せをして就寝。

5月6日舳倉島: 朝は4時起床、日の出前に出動し、日の出のポイントで朝日を楽しみながら島を巡ります。朝でも水場で待っているとなんらかしらの鳥がやってきます。コルリの♀でした。覗き窓が設けられているおかげで目の前で撮ることができます。
水場近くにずーっといたキビタキ♂です。
朝食に戻ろうとすると道の脇にムギマキです。若い♂のようです。

島らしいオオルリが欲しいな〜と思っていると道に降りています。疲れ切っているようで、全然逃げません。大丈夫かいなと心配しつつ、でも写真は撮らせてくださいね。
誰かがミルワームをあげるとしっかり食して、少し元気になっていました。猫が近づいてきたので、追っ払っておきましたが、無事に渡っていったでしょうか。

ある餌場にムギマキ♂若が出ずっぱりでした。
別の餌場にシロハラホオジロが出ているとのことで待っていると出ました出ました。嬉しい島でのライファー第1号でした。この調子でと期待しましたが、ライファーはこれっきり。マミジロキビタキ、アカマシコ、カラアカハラも滞在中出ていたようですが、残念賞。シロハラホオジロは結構入っているようで、以後あちこちで見かけることとなりましたが、この個体は♂成鳥のようで、顔の白黒のコントラストが際立って、一番きれいでした。写真を撮っているとあの疲れ切ったオオルリが飛んできて、我が愛機のレンズフードに止まりました。おおっ!とスマホに収めようとしましたが、すぐに飛んでしまいました。
水場に戻ると居座っているキビタキ♂が目の前です。やっぱり撮ってしまいます。
午後3時頃でしょうか、水場にマミチャジナイが登場。目の前です。写真は、ほとんどノートリミングです。
道には、ムギマキがまたいましたが、きれいな♂成鳥。いいですねー、やっぱり。
この日は、ムギマキで盛り上がってのち、雨に降られて終了。夕食後やはり鳥合せして就寝。

5月7日舳倉島: 島で早くも3日目です。朝日とハヤブサを楽しんだ後、島を巡ります。
絵になるようなキビタキは漏らさず納めます。草地やアブラナなどをバックに撮らせてくれました。
ムシクイ類もいろいろ入っています。センダイムシクイ、エゾムシクイ、キマユムシクイ、ムジセッカ、メボソムシクイ等。でも、何故か島のムシクイは、地鳴きのみで、全然囀ってくれません。なんででしょうね? この写真は、背中の緑色味が強いので、メボソムシクイでしょう。
留鳥とは思いますが、本土では見かけないカラスバト。声はしていましたが、なかなか写真に収められませんでした。3日目にしてやっと。枝被りですが。

次回はこの続きからアップします。7日は、船が折り返し運転でしたが、なんとか就航。新たなBWが島に上陸。知り合いがたくさんやってこられました。

コマドリ クロジ ミソサザイ ゴジュウカラ ソウシチョウ 山梨県

2019-05-02 | 中部地方

コマドリ

この季節になるとつい行ってしまうY峠。年によって状況が変り、年々笹が減少していき、コマドリ、コルリが数を減らしています。第一ポイントの周りに笹がほとんどなくなり、鳥も人も寄り付きません。第二ポイントの周りの笹も減少傾向にあり、新たに設定された第三ポイントに鳥も人も奪われてしまっていました。2年前までは手つかずの第三ポイントで、笹の隙間からコマドリ、コルリを探すのが面白かったのですが‥‥
さて、今年は、春先が寒かったせいか一部の夏鳥の到着が遅いのか、この日コルリは声も気配もありませんでしたが、コマドリは♂成鳥と♂若鳥が頻繁に出てくれ、クロジ、ゴジュウカラ、ソウシチョウ、アオジ等が出てくれました。
まずは、♀に求愛給餌をするゴジュウカラです。自分でも取れるのですが、わざわざ♂におねだりするのが、面白いです。でもこれ以上擬人化するのはやめておきます。

コマドリ♂成鳥がよく出てくれました。

飛び出そうとする瞬間です。

コマドリの若い♂です。色がまだあせた感じですね。
ホップしたところですが、足が長い上にデカイ感じですね。

合間にクロジが出てくれますが、綺麗な成鳥の♂です。冬にはこんな綺麗なクロジはまだ見たことないです。

コマドリのスナップショットを続けて出します。時に囀ってくれたりしました。

今まで、尾羽を広げて囀ったのを見たことなかったのですが、ついに目にすることができました。が、向こう向き、見事にお尻丸見えでした。

山を少し登り、沢に行き当たるとミソサザイの囀りが聞こえてきます。見るとソングポストを回っているようで、それらしいポイントの前で待つことにしました。時間が決まっているわけではないですが、何度もやってきて目の前で囀ってくれます。
地面に降りて、何をしているでしょうね。水浴びか砂浴びのような体制に見えるのですが、よくわかりません。

そして山を下りていくとポイントでまだまだ出ているようなので、再び写させてもらいました。まずは、コマドリ。目の前です。
続いて、クロジ。
外来鳥でも、派手な色彩なので、つい撮ってしまうソウシチョウです。

翌日の5月3日は、MFの狭山丘陵へ。ちょうどキビタキ♂が大挙してきたようで、あちこちでバトルを繰り広げています。絡んでいるシーンを撮りたかったのですが、早すぎて無理でした。そこで、止まっているところを一枚なんとか撮れました。


次回は、5月4日〜8日の予定が、〜10日まで延長になった舳倉島の鳥達をアップする予定です。