ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ヤマセミ その1/中国地方

2024-01-29 | 中国地方
ヤマセミ♀ 2023年12月24日 中国地方

鳥友に教えていただいたヤマセミポイント、日の出前にブラインドを貼って静かに待っていると、来ました!
まずは遠くの枝に止まっていましたが、場所を変えて、少しづつ近くなります。
そして最短距離に。久しぶりの目の前のヤマセミ。すっかりその数を減らしてしまったヤマセミに遭遇できる幸運に気持ちは昂りますが、シャッターを押させてもらいます。
尾羽を上げ下げしますが、上げた時の様子はたまらなく可愛いです。
獲物のいるポイントを探しているのか場所を変えてよく止まるこの枝に飛び移り。
捕獲シーンはフォーカスが外れて、ピンボケばかり。腕が追い付かず、なかなか撮れませんが、お持ち帰りはなんとか。
川の石の上で、獲物を飲み込みます。今日は何度も魚を捉えてこのお気に入りの枝に戻ります。
他のポイントでは、一日待っても空振りが多いですが、このポイントでは、ブラインドに入ってまもなくやって来るような幸運な日もあります。しかし、別の日に来たときは見事に空振りでした。

次回もこの続きで、ヤマセミをたっぷりアップしたいと思います。ご覧いただきありがとうございます。

ヤマセミ ビンズイ アオバト ルリビタキ ミヤマホオジロ オシドリ等/岡山県

2024-01-26 | 中国地方
ふりしきる雪の中のヤマセミ♀ 2023年12月21日 岡山県

ヤマセミのポイントに出かけてみると枝に止まっていました。ちょうど雪が降っていて、ふりしきる雪の中のヤマセミというちょっと季節らしい絵柄になったかな。ただし、ちょっと遠くてピントは雪に取られがちで、主役があまり見えない。積雪にはなりませんでした。

12月22日〜23日地元にて;ひろい松林のある公園。ビンズイがいました。サザンカと絡んでくれましたが、ちょっと陰で暗すぎ。
珍しくアオバトが見通しの良いとこで佇んでいましたが、モロに逆光。
昨季のR4のポイント近くで、よく出てくれないかと期待しているルリビタキ♂成鳥。期待の新人ですが、果たして?
この♀はR5と呼んでいるよく見かける子です。
12月の初旬にはススキの穂によくいるミヤマホオジロ。お好みなんですかね。
居残っていてくれるオシドリ達。見通しが良いので、影に隠れないと直ぐにとばれてしまいます。

次回は鳥友さんから教えていただいたヤマセミポイントでしっかり撮れましたので、アップしたいと思います。ご覧いただき有り難うございます。

エナガ リュウキュウサンショウクイ ベニマシコ カシラダカ オシドリ等/岡山県

2024-01-23 | 中国地方
リュウキュウサンショウクイ 2023年12月16日 岡山県高梁市

12月10日〜16日地元のMFにて;どうも冬鳥の数が少ないなとフィールドを回っていると、エナガの一群がヤマハゼ(多分)の実を食しています。嘴の大きさに比べて実が大きく、本当に食べているのかな?と思って撮って写真を見ると、丸呑みではなく、かじり取っている感じで、実をちゃんと食していました。開けると結構大きな口なんですね。
ここ何年かに渡ってMFで見かけるハイタカはいずれも大陸型と言われる胸の橙色の濃い♂。きっと同じ個体なんでは無いかと思います。
そっと川を覗くとオシドリが20羽ほどが夕刻に出て来ました。
カラの混群に出会して、よく見ると種に昇格したリュウキュウサンショウクイが3羽ほど混じっています。見やすいところに出てくれて、我がフィールドで撮った中で、一番スッキリ撮れました。
水位の下がった小さなダム湖ですが、何とかオシドリが8羽ほど踏みとどまってくれています。
ベニマシコも来ているのですが、数が少ない。やっと藪の中から出て来てくれました。
ミヤマホオジロの一群にカシラダカが混じっていました。
時々、出てくれるジョウビタキ♀。
エナガの一群をよく見かけるのですが、まだ、我がフィールドで巣を見つけていません。この春には見つけたいな。

次回は雪の中のヤマセミと引き続きMFでの小鳥達をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

ミヤマホオジロ ルリビタキ/岡山県

2024-01-20 | 中国地方
ススキの穂を食すミヤマホオジロ♂ 2023年12月9日 岡山県高梁市

我がフィールドでの冬の常連であるルリビタキとミヤマホオジロの姿を見る様になりましたが、どうも昨シーズンより数が少ない様で、他の冬鳥も少ない様に感じます。そんな中、ススキの穂を食すミヤマホオジロ♂が後ろが割とスッキリで撮らせてくれました。
そのすぐ近くにルリビタキ♀タイプ。昨季も同じポイントで見かけてR5と呼んだ個体と思われます。今季も肩羽に青味が見えないので、多分♀でしょう。
少し進んだところで、昨季にアイリングが白い特徴的な♂がいたポイントで、ルリビタキ♂。ちょっと遠かったですが、写真に収めると白いアイリングがちゃんと見えます!おおっ!同じ個体だ、となんか嬉しくなりました。♀や幼鳥でみられる白いアイリングがある特徴的な♂で、個体識別が出来ます。生きていれば同じ場所に帰ってくる事が言われている通りになっていますね。
参考までに同じ場所で、昨季に撮った写真です。白いアイリングがはっきり見えて♂成鳥の顔つきと違います。
この子は帰ってくれたのですが、昨季によく出てくれたR4の姿が見えず、残念な事です。
天体写真を一枚。オリオン座の三つ星の一番東の星(ζ)に接した星雲で右側の赤い星雲をバックに馬の頭に見える暗黒星雲の馬頭星雲が写りました。


次回は、MFでのエナガ、リュウキュウサンショウクイ、ベニマシコなどをアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。
*道東に遠征中です。

山陰遠征 その7 出雲市 アカツクシガモなど/島根県&広島県

2024-01-17 | 中国地方
飛翔するアカツクシガモ 2023年12月6日 島根県出雲市

夕刻となり少しずつ暗くなって、鳥達もねぐらに戻っていく様です。スズメの群れが芦原をねぐらとするのでしょうか、集合しています。
ヘラサギが2羽いましたが、すっかりおやすみモードで、動く気配はありません。
後ろが抜けたモズ♀が、枝先に止まっています。
チュウヒかコミミでも飛ばないかなと土手に止まっていると川から見た事のない模様と白い頭と茶色が見える割と大きな鳥が飛び出して来ました。おおっ!と思って慌ててカメラを向けて収めると紛れもなくアカツクシガモ! 居るとは聞いていましたが、特定のポイントがなく、探しても全く見つからなかったので、諦めていました。最後の最後に遠かったですが、現れてくれて、ライファーだったので、喜びは一塩です。
それにしてもこの12月6日は水鳥公園から始まって怒涛の様に多くの希少な鳥達に出会えたビッグな1日でした。

翌7日の早朝は夜半から降り出した風雨がまだ残っていました。何とか雨は収まりましたが、風は強く、続々と飛んでくるマガン以外は目ぼしい鳥影なしでした。
早々に出雲市を引き上げて、広島県の北西部に移動。珍鳥を求めてポイントを回りましたが、何処かに移動したのかサッパリ。わずかに湿原の上を比較的低空を飛んでくれたクマタカ成鳥だけでした。
翌朝、早めに出かけましたが、サッパリ。そこで、湿原に行ってみると数人のカメラマンが陣取っているので、もしや!と思い行ってみると霜の降りた景色を収めるカメラマンさん達でした。がっかりしましたが、確かに綺麗な風景だなと、鳥影が全く無いので、風景写真を収めることにしました。早朝の寒い時しか見れない霜の花とでも言うのでしょうか、中々綺麗です。
と言う事で、幸先が良かった反動か、遠征の後半はさっぱりでした。それでもライファーのアカツクシガモに会えたので、良かったです。

次回は、地元でのミヤマホオジロ、ルリビタキをアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。
*道東に遠征中です。


山陰遠征 その6 出雲市 サンカノゴイ/島根県

2024-01-14 | 中国地方

アシの間を移動するサンカノゴイ 2023年12月6日 島根県出雲市

「出てこないけどサンカノゴイがいるよ」と地元のバーダーさんに親切に教えていただき、気にせず通り過ぎていたアシの間をじっくり探してみました。すると、あの何とも言えず恐竜を彷彿とさせるサンカノゴイがアシの間をのっそりと歩いているではありませんか。これはこれはと車の中で気づかれない様にそっと撮らせてもらいました。こんなに間近で見るのは初めてです。全身が被りなしで出る所までは行きませんでしたが、顔だけでも被りなしで撮る事ができて嬉しかったです。教えていただけてなかったら気づかずに通り過ぎたでしょうね。有り難うございます。
顔が見えるところを移動してくれます。
見ていると結構頻繁に魚などを捕らえているので、中々の狩上手なんだなと。
頭頂部や顎線が黒いので、♂でしょう。多分。
抜き足、差し足、でゆったりと歩きますが、足が見えると大きい!つくづく鳥は恐竜の生き残りなんだなと納得してしまいます。
比較的隙間のある所に差し掛かって来ました。
頭部だけでも何とか被りなしで。
段々と奥の方に移動したので、顔だけでも被りなしで撮れて良しとしました。

次回は、ライファーのアカツクシガモや移動した広島県北西部でのクマタカなどをアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。
*15日から道東遠征です。

山陰遠征 その5 出雲市 マガン ハヤブサ/島根県

2024-01-11 | 中国地方
田んぼの畔にたたずむハヤブサ 2023年12月6日 島根県出雲市

宮城県のマガンに比べるべくも無いですが、それでも結構な数のマガンが飛来しています。正確に数えていませんが、数百羽はいたでしょうか。田んぼで採餌したり、時折飛び立ったりするのを見ながら珍しいのが混ざってないか調べますが、どうも単一群の様でした。
田んぼの中程の畔の上にのっそりとハヤブサがたたずんでいました。時々、畔にたたずんでいるのを見る事がありますが、単に休んでいるのか獲物を探しているのか、どうして地面に降りているでしょうね。
お腹が見える位置に移動してみました。遠くなりましたが、綺麗な横縞で成鳥ですね。
ねぐらの湖に戻っていくのか順次飛び立って行きました。

次回は、地元のバーダーさんに教えていただいたサンカノゴイを探すと、アシの間にのっそりとその姿を見る事ができましたので、アップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。


山陰遠征 その4 出雲市 タゲリ/島根県

2024-01-08 | 中国地方
冬の緑、花バックのタゲリ 2023年12月6日 島根県出雲市

ハイイロチュウヒを見送った後、田んぼの農道を進んでいると道端にタゲリがいます。その距離数m、近すぎて困ります。車の中からそっとカメラを向けましたが、ここまでドアップで撮った記憶はあまり無い様な気がします。温暖化の影響か、まだ草が緑。緑バックにホトケノザ?の紫色がアクセントになりました。
冠羽が短いこの子は羽縁が白いので幼鳥でしょうか。
この時期には農作業もなく、農道も広いので、気兼ねなく田んぼを回れます。

次回は数百羽は居たかと思われるマガンと畦道にたたずむハヤブサをアップしたいと思います。

山陰遠征 その3 出雲市 ハイイロチュウヒ/島根県

2024-01-05 | 中国地方
ハイイロチュウヒ♂ 2023年12月6日 島根県出雲市

白鳥ロードを後にして出雲市へ向かい河口の田んぼに到着するといきなり白い猛禽が止まっています。えっ!いきなり? やっぱりハイイロチュウヒ♂成鳥でした。
そして飛び出し。それにしても綺麗な猛禽です。
少し遠くに着陸。
そして何処かに飛んで行きました。しかし、幸先良いと思ったもののハイチュウとの出会いはこれのみ。

次回は、道端によく出ていたタゲリをアップしたいと思います。ご覧いただき有り難うございます。

山陰遠征 その2 安来市白鳥ロード コハクチョウ/島根県

2024-01-02 | 中国地方
飛翔中のコハクチョウ 2023年12月6日 島根県安来市白鳥ロード

出雲市への移動途中に白鳥ロードに寄ってみました。田んぼに水を張ってあり、多くのコハクチョウやカモ達が集まっています。
飛んでいるコハクチョウ。ハクチョウはやっぱり飛翔が良いです。
何か揉め事でもあったのか2羽が争っています。
泥水を跳ね上げて、飛び立ちです。
家族単位の様で、そうで無い様な。
大型の鳥は簡単に見えるので、すぐに飽きてしまいます。

天体写真を一枚。オリオン座の東側にいっかくじゅう座があり、そこに薔薇の花に見えるNGC2237、通称バラ星雲があります。何とか写りましたが、もう少しなので、再挑戦ですね。

次回は到着した河口付近の田んぼで、いきなり出迎えてくれたハイイロチュウヒ♂をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。