ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

オオマシコ ウソ コガラ ヤマガラ コゲラ ルリビタキ 埼玉県民の森

2018-12-15 | 関東地方

ウソ(亜種アカウソ)

3週間の間をあけて、今季3度目の埼玉県民の森に出かけてきました。相変わらずオオマシコは、♂成鳥♀成鳥の2羽のままでした。しかも東屋からでしかその姿を拝めず、昨年のような天然の実を啄むシーンにお目にかかれません。アトリは飛び回っていましたが、マヒワは見る事ができず、相変わらずの鳥たちの状況でした。
さて、7時半ごろ到着すると既にCMが20人近く待機しています。6時過ぎからきているという鳥友のKさんからは、「今日はまだ」との事。ではとしばらく待っていましたが、何もやってきません。ただ待っていてもつまらないので、散策する事にしました。すると、今年は、リョウブの実が豊作なのか、前回と同じ木にウソがたくさんいました。9羽ほどは居たでしょうか、黙々と実を啄んでいます。今年は、お腹の赤いのがよく目立つ♂2羽がやっぱりいます。結構赤くて、喉とお腹の境界線がはっきりしないぐらいです。個体差なのか、それとも成鳥か若かの違いなのでしょうかね。とにかく、目線の高さで撮れるので、嬉しい限りです。


背中の方をよく見ると少し赤味が見えます。ここまで赤くなるようです。

群には、♀もちゃんと混じっています。

全体を写すのは難しいのですが、可能な限りの数が入るように写してみました。群の様子はこんな感じです。

暫くウソに遊んでもらった後、東屋に戻っても相変わらず、オオマシコは出てくる様子がありません。また散策して少し森の下の方に降りて行きましたが、目に入るのはウソばかり、やっぱり今シーズンは鳥が少ないです。そして11時過ぎになって東屋に戻ってみると、みなさんカメラを構えています。おっ!ついに出たかと行ってみると木の上でオオマシコ♀が待機していました。

しばらく様子を見ていましたが、やっと降りてくると♂も降りてきました。




やっと出てくれましたが、何時ごろ出てくるのか本当に気まぐれですね。それに今年は、天然の実をどこで食しているのかさっぱり見つかりません。道からかなり離れたところなのかもしれません。今日も一応収めることができたので、一安心してまた、散策に出かけると管理棟の餌台にカラ類が来ています。コガラとヤマガラを収める事にしましたが、チョロチョロして大変。


ヤマガラの正面顏は何かひょうきんな感じです。

オオマシコは、この日13時半にも出たようですが、見逃して、14時すぐにそろそろCMも少ないだろうと東屋に戻ると、さすがにまだ、何人か残っていて、独占というわけにはいきませんでした。そして待つ事1時間半、15時半になって、例によってひっそりと戻って来ていました。さすがに日も暮れかけようとしているので、光が足らず、ちょっとくすんだ色になりましたが、それはそれで、渋い赤紫もまたいいね!ということにして、知り合いのSさん共々数人でしっかり収めさせてもらいました。









さすがにこれでおしまいにして帰ろうとすると、ウルシかヌルデの実でしょうか、ルリビタキやコゲラが来ていたので、パチリ。

ルリビタキ♀タイプは写真が今ひとつだったので、翌日狭山で納めた写真を載せました。

という事で、2018年のブログへのアップはこれが最後です。次回は、今シーズンの鳥がが少ないのと3連休に風邪で寝込んで鳥見に行けなかったのを言い訳にして、2018年の総集編をアップしようかと考えています。ライファーシリーズと自選作品の予定です。では、ブログを訪問いただいた皆様、ありがとうございました。2019年、良いお年をお迎えください。

長野県諏訪地方遠征 ミコアイサ オナガガモ ヒガラ等/渡良瀬遊水池 チュウヒ

2018-12-01 | 中部地方

ミコアイサ♂

12月1〜3日まで、鳥友KSさん宅にお世話になり、KSさん、SMさん、HMさんと諏訪地方で鳥見を楽しみました。昨年イスカで賑わったポイントへ出かけましたが、鳥果はさっぱりでした。イスカの姿を見ることはできましたが、被写体にはなってくれず。もう一つの目玉は、やってきてないようでした。この冬はどこも鳥が少ないとみなさん嘆いている通りでした。山での写真は、ヒガラのみです。

失意の中、諏訪湖に立ち寄ると水門辺りに水鳥がたくさんいました。中でもミコアイサがかなりの数おり、他にホオジロガモ、カワアイサ、キンクロハジロ、ホシハジロ等でした。ミコアイサ♂、♀、♂若等いろいろでした。♂もまだエクリが残っているようです。



ミコアイサ♀の飛翔シーンです。


ホオジロガモ♀タイプがいました。

翌日は、犀川白鳥湖(ハクチョウは工事のため近寄っていないとか)でカモの飛びを狙ってみました。もっぱらオナガガモです。




ヒドリガモも一枚。

近くには、ジョウビタキ♂

翌週の12月8日は今シーズン初の渡良瀬遊水池でしたが、ここも、さっぱり。昼間飛んでいたチュウヒです。



そして夕暮れ時、第一調整池のチュウヒのねぐら入りを狙いましたが、数が少なく、めぼしい写真は撮れませんでした。渡良瀬川に近い場所に多くのカメラマンが陣取っていましたので、彼方の方が今シーズンはいいのでしょうか。


最後におまけですが、埼玉緑の森博物館の池に一羽のカモがいました。単独でいると識別に悩んでしまいましたが、キンクロハジロの幼鳥(1年目冬)であろうと結論しました。

次回は、12月15日に今季2回目となる埼玉県民の森のオオマシコとウソをアップする予定です。