城郭 長谷川博美 基本記録

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滋賀 お城見学

2021-02-27 07:55:41 | 社会観察
城郭ビイスタ論 上文字クリック
滋賀 お城見学の進化と深化

城郭見学意識改革委員会設立の必要性!

◆進化する城郭見学論 
貴方が山歩きやピクニックや遺跡巡りや歴史
探訪や野外が大好きな人だと仮定を致します。

◆A段階
山頂に到着到達します、周井の景色景観また
ピクニック道の樹林や植物なども観察します。

◆B段階
歴史探訪や城郭探訪が貴方は好きです観光の
ガイドもする様になりました城跡の堀も解る。


◆C段階
山城を認識出来るようになりました。本丸は10㎝の
高さの段で二つに区画され土塁も認識出来きました。

◆D段階
堀切には土橋がある事が認識出来る様になりました。
立堀も2本解る様になりました。Dの周囲の犬走りも
理解出来るようになりました。

◆E段階
土塁の横矢、段築の屈曲、城の通路も認識できます。
堀切の土橋が曲がっている事も気付きました。連続
竪堀や畝堀も認識出来るようになりました。多数の
犬走りも認識出来る様に私は日進月歩進化しました。
土の城を見学する為に最適の季節とは落葉した冬場!




◆町の郷土史会、史談会、観光協会
さて貴方が町の郷土史会や史談会のリダーや
指導者を務める場合はA段階の城址見学意識
では思わぬ弊害を町にもたらしてしまいます。
どの山に行ってもA段階のままである人とは
郷里にある裏山の城跡構造を善良な会員諸氏
に教える事はできません。いやそればかりか
A段階のままだと現状はEの城跡なのに自己
判断でAの状態だから城は無いんだと町の皆
に語り城を正確に見る人を知らない間に批判
する可能性もある。また更に観光組合に属し
てAの城山に看板を立てる場合にEの状態の
城のある場所と500mもまた1000m違う場所
に立ててしまう場合も発生致します。すると
その看板がある限りは30年も50年も100年と
そのAの場所が本当の城山でない事になる。
嘘をつく気が全くなくとも何百何千もの人々
を偽物の史跡に誘導して導いた事になります。
人間とは「肩書き」「社会的地位」「知名度」
により指導者の教示した文言を忘れる事なく
脳内の既知記憶や固定概念とし消し去る事が
不可能です。Eの様に認識出来る講師に偶然
巡り合って招聘して学習会や意識改革委員会
をEの城跡を町興しの観光資源として正しい
歴史認識を出来て町の遺跡として保全顕彰を
される事に繫がります。つまり貴方の町の会
は文字のみの歴史会なのか?文字も現地も見
る文武両道に長けた両道と中庸や柔軟性ある
優れた客観性と町の歴史文化遺産を未来へと
継承しその歴史遺産により町の歴史観光自体
を存続させ観光産業を如何に有益円滑に活用
するかにかかってきます。また城イベントに
参加する前に一体自分は何を求めて参加する
のか?自覚自認しつまり自己価値認識を冷静
にしておく事が大切です。例えばB段階の城
を探訪する会に所属して私は100城200城巡り
城には精通していると豪語してもCDE段階
の見学見学グループから見ると500城見学に
失敗した人1000城見学失敗した城巡り探訪
グループと考えられている場合もあり得ます。
自分がA~E何れの段階の歴史城郭愛好家な
のか認識し自分の価値観や自分の求めている
本質や本分とは何かを時に認識し自分の本心
や希望に忠実に選択して講演や見学会へ向か
う事をお勧め致します。社会に存在する価値
観は多様で城郭見学講演は十人十色の価値観
や趣味や目的がある事を認識して相互理解し
て明るくおだやかに和気あいあいとした城の
勉強会や催事が有意義に進捗する事を、私は
常に慎ましやかに希望致します。
コメント
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