彼女への電話

家の中に高く積んだカエルの餌（１００袋）


　久し振りに彼女に電話して見た暫らくして電話に出て来た


　何か久し振りなので声が違う見たいな感じがした


　第一声が何故長い間電話しなかったかと怒りの声である


　えええ　　久し振りなのにそんなに怒ら無くても良さそうな物なのに


　彼女にしたら心変りがしたか心配であったのだ


　何故電話しなかったかと言われても忙しかったと答えるしかない


　理由を聞かれても彼女に解る説明なんかタイ語で出来ない


　それからマンゴやカエルの事を話した両方とも順調そうである


　激しい雨が降り大変だったらしいがマンゴの実は少し大きくなり


　今は雨が降っても関係ないと言っていた

　
　娘は明日で試験が終わり帰って来たらマンゴの木に薬品撒くと言っていた


　一人では出来ないので娘の帰りを待っているのだと言う


　何か恨みごとの様に聞こえる


　私が居た時は仕事は遅いがそれなりに手伝っていたのだが


　そう言われると何か一人で前線を離脱した思いが募る


　タイに居る時はそんな気持ちになるとは思わなかったのに


　御免御免と思いながら電話を切る切ない気持ちになる

　
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